優しさいっぱい、ハイジの白パン ブレッツェン 後篇

前篇の「美味しいパンが食べたくて の巻」をお読みでない方は、まずはコチラ

~クロゼットでいつまで保てる!?ふわふわの持続性 の巻~

ハイジの白パン ブレッツェン ビストロ・アニメシ
前回、10分のベンチタイムをおいた生地。

ハイジの白パン ブレッツェン ビストロ・アニメシ
表面が綺麗に張るように、つまんで形を作り直します。

ハイジの白パン ブレッツェン ビストロ・アニメシ
丸めた生地の真ん中に、お箸をギュっと押しこみ、跡をつけます。
弾力があるのでつい力を入れてしまいますが、生地を完全に切り分けないように、力は加減してください。

ハイジの白パン ブレッツェン ビストロ・アニメシ
6つ全部に分け目をつけ終えました。

ハイジの白パン ブレッツェン ビストロ・アニメシ
きつく絞った濡れ布巾を上に被せます。

濡れ布巾を被せた状態で2次発酵。電子レンジの発酵ボタンで30℃に設定し30分発酵させます。
電子レンジがない場合は、1次発酵と同じく室内で30分前後置いて発酵させます。

発酵が終わったら、オーブンを180℃に予熱。

ハイジの白パン ブレッツェン ビストロ・アニメシ
生地をクッキングペーパーの上に乗せ、茶漉しで小麦粉をふりかけます。
さすがに2次発酵が終わるころには、最初よりも生地が膨らんで、なんだか貫禄がある佇まいに。

ハイジの白パン ブレッツェン ビストロ・アニメシ
せっかくの「白パン」です。あまり焼き色がつかないように、生地の上にキッチンペーパー、あるいはアルミホイルを被せます。

あとは焼くだけ!
予熱が完了したオーブンで、180℃で15~20分焼きます。

焼きあがりが近づくにつれ、ふんわり甘くていい香りがしてきました。

ハイジの白パン ブレッツェン ビストロ・アニメシ
無事に焼きあがりました。
表面の小麦粉が多い場合は、手で軽く叩いて余分な分を落とします。

ハイジの白パン ブレッツェン ビストロ・アニメシ
中もしっかり火が通ってます。
フワンと立ち込める甘い香りが、なんともお腹を刺激します。

せっかくなので焼き立てを、いざ実食!

‥美味しい。

これは美味しいです。

外側が、フランスパンやクッキーとも違う独特の食感です。はちみつ効果でしょうか?
硬いのではなく、サックリして香ばしく、これぞ焼き立て!といったところ。
おばあさんの歯でも安心して噛める仕上がりです。

中の生地もふわふわで柔らかく、それでいて、しっとり。
香りは結構甘く感じたのですが、実際に食べてみると食パンと同じようなホンノリとした甘み。
クセがないので、そのままでも勿論ですが、ジャムやバターをつけたり、その他サンドイッチに使っても美味しくなりそうです。
小麦とはちみつのタッグは、なかなか最高ということが判明しました。

ハイジの白パン ブレッツェン ビストロ・アニメシ
すでに2つ食べてしまいましたが、このふわふわはいつまで続くものかと実験。
制作した翌朝に食べて、焼き立てと食べ比べをしてみました。

やはり、外側の食感は焼き立てと比べて少し硬くなってしまっています。
でも、中のふわふわはあまり変化のないままで、美味しくいただけます。
おばあさんが食べる時に少し気をつけるレベル。

更に翌日、つまり作ってから2日目。
さすがに表面が硬いです。
中は少しずしっとして、ベーグルに近い食感になりました。
オーブンで温めるとサクッとして美味しいですが、当初のふわふわとした仕上がりとは別物に。
おばあさんが食べる時にはちぎってあげたほうが良いレベル。

結果、ハイジの優しさはプライスレスですが、クロゼットの中で保存することは不可能に近いことが判明しました。

あれほどの数を溜めこむには、相当な日数がかかります。
最低でも3日は経過し、傷んでしまっているおそれもあるパン‥
子供の頃は意地悪に感じたロッテンマイヤーさんの行いですが、今考えれば彼女はそう悪い人ではないのかもしれません。

ちなみにクララの計らいにより、ハイジがアルプスに帰る時には沢山の白パンがお土産として渡されます。

結果オーライな展開ですが、こんな騒動を起こすほどにハイジを魅了した白パン。
その美味しさは、ハイジの困った行動にもちょっと納得してしまうものなのでした。

■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□