セーラームーンも大好物!育子ママのレモンパイ 前編

~温度を守れ!熱きパイ生地の戦い の巻~

今回作成するのは、美少女戦士セーラームーンに登場するレモンパイ。

セーラームーンこと月野うさぎの母親である、育子ママの得意料理です。

おっちょこちょいで落ちこぼれのうさぎちゃんを叱るイメージの強い彼女ですが、叱ってばかりではなく料理が上手で優しい母親。

彼女の得意料理であるレモンパイは、得意料理と言うだけあり作品の中で何度か登場します。

一昔前の、懐かしさを感じるアニメといえば、そのほとんどはイチゴのショートケーキというのがセオリー。

ショートケーキではなく、普段聞きなれない、「レモンパイ」。
一体、その味はどんなものなのでしょう?

うさぎちゃんの家庭は、作者のバックグラウンドが関係して都会で比較的裕福な生活をしています。

バターをふんだんに使用した、キュートな見た目のレモンのパイ。
それは、アニメを見る子供たちの憧れの象徴でもあるのではないでしょうか。

クッキーでもなく、生クリームのケーキでもない。
そんな聞きなれないお菓子を当たり前のようにママが手作りをするという所に、不思議と憧れを持った子供も少なくないはずです。

鑑賞する年齢によって感じることも変化するアニメですが、このパイの美味しそうなイメージは変わりません。
作中で手作りが登場しているなら、これはもう手作りするしかありません!

という訳で、今回はセーラームーンから、育子ママのレモンパイの再現に挑戦です。

【用意するもの】
001
まずはパイ生地の作成です。
強力粉、薄力粉、砂糖、バターを用意します。

002
バターはよく冷やしておきます。
手の温度で溶けてしまわないように、触れないよう気をつけてバターを薄くスライスします。

004
ボウルに強力粉、薄力粉を入れます。

005
薄くスライスしたバターを投入します。

006
バターの外側に小麦粉がつくように、ボウルを揺すります。

007
バターの外側に小麦粉がついたところで、泡だて器を用いてバターを押しつぶします。

008
この時、決して練らずに、あくまでバターを細かく分けるように押しつぶします。

009
バターが溶けてきたり、柔らかくなったら、その度に冷蔵庫で冷やします。
パイ生地の行程では特にバターが溶けないように気をつけ、バターの粒を細かくしていきます。

010
目立って大きな粒がなくなったら、冷蔵庫で冷えた牛乳の半量を注ぎ込みます。

011
決して練らずに、さっくりと分けるようにして牛乳を行き届けます。
この時、無理に全体に馴染まなくて良いので、生地がまだらでもそのままにして、生地は決して混ぜないようにします。

012
残りの牛乳を、生地の水分が行き渡っていないところに何回かに分けて注ぎ込みます。
ここでも、牛乳で浸すのは大体の目安とし、十分に湿っていない所があってもそのままにします。

013
生地は無理に一つにまとめず、ボロボロの状態がベストです。

014
牛乳を注ぎ、写真のような状態になったら台の上に敷いたラップに広げます。

015
生地の上からもラップをかけます。

016
ラップの上から、生地を焼く時のタルト型の大きさ程度の長さになるように伸ばします。
手の温度が生地に伝わらないように、なるべくすばやく行います。

017
生地を広げたら、上に被せたラップを一旦剥がします。

018
生地を折りたたみます。

019
上に、先程剥がしたラップを被せます。

020
折りたたんだ生地がひとつになるように、手で軽く押し伸ばします。

024
このような行程を全部で5~6回繰り返し、生地を折りたたんでいきます。

025
お分かりでしょうか?
生地を練らずに折りたたむことで、バターの粒が小麦粉と混ざらずに残っています。
この状態が美味しいパイ生地のポイントです。

026
生地を折りたたみ終えたら、再び手で伸ばして丸い形を作ります。
室温で生地が緩んできた場合は一旦冷蔵庫に入れてバターを固めます。

028
めん棒で生地を伸ばします。

029
大きさは焼くタルト型の一回り大きいサイズ。

030
生地を伸ばし終えたら、焼き型に油を塗ります。

031
油を塗り終えた所で、生地の上のラップを剥がします。

032
ラップを剥がしたら、上にタルト型をひっくり返した状態で乗せます。

033
型を乗せたら、ラップごと生地を包んで、持ち上げます。

034
そのままひっくり返します。

035
ひっくり返した後は、行面のラップをそっと剥がします。

036
端のまばらな厚さの生地を丸めて整えます。

037
生地の端は、整えながら内側に包み込むようにします。

038
生地の端をフォークで押し込み、飾り付けをします。

040
オーブンから天板を取り出し、予熱を開始します。
生地は天板の上に乗せます。

041
生地を焼く際に、生地が盛り上がってこないようにフォークで穴を空けておきます。
あとは、予熱が完了したオーブンで焼けば生地は出来上がり。

今のところ順調に進んでいますが、果たして今後どうなる?

生地が無事にサックリと焼きあがるのかどうか!?

そして、聞きなれないレモンパイ、それにはあるクリームを作らなければならないのです。
問題はまだまだここから!

次回、「大ピンチ!レモンの皮が擦りおろせない!?」の巻に続きます。

■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□

生まれたメニューのその後

当ビストロでは、これまで様々なアニメシを作成して参りました。
その中でも「食べてみたい」と人気なメニューに、カリオストロの城のミートボールスパゲティがあります。

ミートボールを作ってからスパゲティを作る手間がありますが、出来上がりはその手間も納得なお味。
日常でイチから作るのは面倒ですが、ちょっとした特別な日や客人のある日にはおすすめです。

カリオストロの城 ビストロ・アニメシ ミートボールスパゲティ
かくいう当ビストロでも、友人が訪れた時に登場するメニューの一つ。
この日はカジュアルなシーンだったので、盛り付けはせずに、フライパンをデデーン!とテーブルに乗せてしまってます。

パエリアや、あらかじめソースとからめるタイプのパスタはフライパンのままで出してしまうことがしばしば。

ちょっと良いフライパンで出せばそれこそ格好の良いものですが、使い古された当ビストロのフライパンだとあまり格好がついていないのが悲しいところです。

それでも、味は相変わらず期待を裏切りません。
季節物を使っていないので、いつの時期でもメインとして活躍する便利な一品です。

ちょっとした手料理を作る際、アニメシを食卓に入れてみてはいかがでしょうか。

今回も懲りずにお腹いっぱいになるまで食べてしまう、当ビストロなのでした。

第6弾 これぞ至高の呪文料理!千秋先輩のブフブルギニョン 後編

前篇の「芽キャベツ入り?不思議な具材 の巻」をお読みでない方は、まずはコチラ

~盛りつけに芽キャベツ不在~

058
人参とにんにくは、煮崩れしないようにここで取り出します。

059
お肉が柔らかくなるまで、じっくりコトコト煮込みます。
火加減は極力弱く、グツグツと沸騰させずに、コトコトと2~3時間煮ます。

060
お肉が柔らかくなったら火を止め、ブーケガルニ、ローリエを取り出します。

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柔らかくなったお肉も、別の容器に取り出しておきます。

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ここで登場の芽キャベツ。
根元を切り落とします。

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そうすると、自然に外側の葉が剥がれ落ちます。

065
続けてマッシュルームの下準備をします。
椎茸と違って、石づきは根元のみなのでこのままの状態でも構いません。

066
汚れが気になる場合は切り落とします。

067
今回は大きさにバラつきがあるので、切り方を使い分けます。

068
カットせずに丸ごと入れるものと、スライスしたもの、どちらでもお好みの形にしてください。

069
器に少量の水を入れてレンジで温め、火を通します。

069a
鍋に再び火を入れ、沸騰してきたら煮詰めたワインを注ぎます。

070
レンジから出したマッシュルームと芽キャベツは、ザルに空けて水を切ります。

071
水を切ったら、鍋の中に投入。

072
全体が温まるまで火にかけます。

073
コトコトと沸騰し始めたら、取り出しておいた人参とにんにくを再び投入します。

075
最後にお肉を入れて、全体をゆっくりかき混ぜます。

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全体が温まったら、遂に完成です!

077
保存する場合は何個かの容器に分けて入れ、粗熱を取ります。

「カレー、豆のエストファード‥」

のだめカンタービレ ブフブルギニョン 呪文料理 ビストロ・アニメシ
「ブフブルギニョン。冷蔵庫に入れとくからな」

のだめカンタービレ ブフブルギニョン 呪文料理 ビストロ・アニメシ
と、千秋先輩のように保存食にすることは出来ずに早速お皿によそいます。
ワインの芳しい香りと、ハーブや薬味が混じり合った馥郁とした香りが鼻をくすぐります。

のだめカンタービレ ブフブルギニョン 呪文料理 ビストロ・アニメシ
じっくりと時間をかけたお肉を、いざいただきます。

あんなに固かったお肉も、口に入れた途端にほろほろと溶けていきます。
野菜の旨みが染み込んだ赤ワインソースが、肉の旨みを上品に引き立てます。

その美味しさに、つい黙りこんで味を噛み締めてしまいます。それほどの美味しさです。

やはり、これはご馳走もご馳走で、保存食にするには恐れ多い一品でした。
それこそが、遠征に行く間に元気にしてるように、のだめを思う千秋先輩の愛情なのかもしれません。

のだめカンタービレ ブフブルギニョン 呪文料理 ビストロ・アニメシ
作品の中では、盛りつけたブフブルギニョンに芽キャベツがありません。
むしろ、豆のような何かが入っています。

そのため盛りつけ時には芽キャベツをよそっていませんが、その美味しさは特筆すべきものでした。
さっと下茹でをすませてあるので煮崩れもおこさず、キャベツの甘みと小気味の良い食感がアクセントになります。

見た目もマッシュルーム共に、コロンとして可愛らしく見ても楽しい料理です。

華やかな料理なので、祝い事などのイベントにもお勧めですが、何よりも時間をかけるのがこの料理の味噌。
手順としては難しいことはなく、ただコトコトと煮たり、かかりっきりにすれば出来上がるので、時間のある時に料理そのものを楽しんで、リラックスしてみてはいかがでしょうか。

出来上がりを食べた時には、その美味しさと充実感に胃も心も満たされること間違いありません。

■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□