第8弾 ターニャのボルシチ・オリヴィエサラダ 後編

前篇の「料理は人なり心なり の巻」をお読みでない方は、まずはコチラ

~まな板を染める真っ赤なアイツ の巻~

オリヴィエサラダを冷やしている間に、いよいよメインのボルシチを作り始めます。

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今回の主役は、普段見慣れない西洋野菜ビーツ。

別名赤大根と呼ばれ、一見すると赤カブに似ていますが、まったく別物。
カブではなく、てんさいの一種です。

独特の甘みと真っ赤な色が特徴で、鉄分とビタミンたっぷりの栄養価の高い野菜です。

ロシア料理といえばボルシチを連想する人も少なくないはず。
とは言え、ボルシチが一体何で作られているのかは、あまり知られていないのではないのでしょうか。

ビーツ (ボルシチを作る材料)は生でも、茹でても♪ 約300g~季節により変わります。

生のビーツは店頭ではなかなかありませんが、ネットで購入できます。
ただ、生のビーツは下茹でをしないといけないので、手間と値段を考えると缶詰が便利かもしれません。

今回はロシア人留学生ターニャの料理ということで、実家から缶詰が送られてきたのかな?という想定のもと、缶詰を使用して、いざ調理スタートです。

【用意するもの】
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キャベツ、パプリカ、玉ねぎ、イタリアンパセリ、にんじん、にんにく、じゃがいも、牛スネ肉、ホールトマト、ビーツ缶、レモン、ローリエ、ディル

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まずはお肉を煮込みます。
鍋に牛肉を入れ、ひたひたになるまで水をたっぷり注ぎます。

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徐々に灰汁が出てくるので、すくって取り除きます。

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沸騰し始めたら、ローリエを入れて弱火で一時間コトコト煮ます。

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牛肉を煮ている間に、他の具材の準備。
ビーツ缶は赤い汁が飛び散らないように注意します。
ビーツの汁は捨てずに使います。

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本体は二つに切り分けます。
とにかく食べやすい大きさであればOK。

ビーツはまな板に色が移るので、切ったらすぐにまな板を洗います。

026
ホールトマトも適当な大きさに切ります。
こちらも、ビーツと同じく汁は捨てずに。

037
イタリアンパセリ、玉ねぎ、パプリカ、にんにくはみじん切りに。

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じゃがいもは串切り、にんじんは乱切りにします。
切り終えたじゃがいもは、水に浸しておきます。

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キャベツはぶつ切りに。
芯さえ切れば、白くて硬いところが入っていても煮込んで柔らかくなるのでOKです。

具材を全て切り終えたところで、牛肉とは別に鍋を用意します。

温めた鍋にオリーブオイルを垂らし、刻んだにんにくを入れます。

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にんにくの香りが立ったら、玉ねぎを加えます。

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玉ねぎがしんなりしてきたら、パプリカを加えます。

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にんじんとじゃがいもも加えて炒めます。

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じゃがいもとにんじんに火が通ったら、キャベツを投入します。

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たっぷり入れたキャベツのかさが半分なるまで、じっくり炒めます。

049
キャベツがしんなりしたら、トマトを汁ごと投入。

051
水を加えて、沸騰するまで火にかけます。

052
じゃがいもやにんじんは、荷崩れ防止のためにここで取り出します。

055
ビーツの色うつり防止のため、キャベツの緑色の所もここで取り出します。
今回は作品に忠実にするために取り出していますが、色移りさえ気にならなければ入れたままでも勿論大丈夫です。

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いよいよビーツの登場。鍋に投下して、温まるまで火にかけます。

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ビーツに火が通ったら、イタリアンパセリ半量を加えます。

032
ここで牛肉を煮汁の登場!
ローリエと牛肉の色が出て、ブイヨンのようです。

059
この煮汁をビーツの入っている鍋に注ぎます。

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あとは、砂糖と塩を加えて一煮立ち。

062
牛肉は鍋から取り出し、熱が冷めてから細切りにします。

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あとは、さきほど取り出した野菜を戻して温めます。

066
最後に、レモンをサッと絞り‥

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残りのイタリアンパセリを加えたら、火を止めて蓋をします。

あとはオリヴィエサラダを仕上げれば出来上がり!

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りんごは一口大にカットし、変色を防ぐため、塩をひとつまみ入れて揉み込みます。
レモンとゆでたまごも、一口大にカットしておきます。

あとは、大皿にリーフレタスを乗せて‥

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サラダを盛りつけ。

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ベビーリーフを散らします。

114
いんげんとりんごを散らして‥

115
最後にレモン、ゆでたまごを散らせば、出来上がり。

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ボルシチは食べる前にディルをふりかけます。

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お皿に牛肉を乗せて、この上にスープを注げば‥

ビストロ・アニメシ ターニャのボルシチ ボルシュ ロシア料理 ビーツ のだめカンタービレ アニ飯
見るも鮮やかな赤いスープの出来上がりです!

ビストロ・アニメシ ターニャのボルシチ ボルシュ ロシア料理 ビーツ のだめカンタービレ アニ飯
お好みで、サワークリームや生クリームをかけて召し上がれ。

真っ赤な色にびっくりしてしまうかもしれませんが、ボルシチは見た目に比べてさっぱりとしたスープ。
トマトの酸味がビーツで緩和され、野菜の甘みと旨味がぎゅっと詰まった味わいです。

さすが極寒の地の料理という感じで、見た目でも体が温まる色です。
熱々をすするのも良いし、夏場に冷製スープにするのも良さそう。

野菜を美味しく頂けるので、育ち盛りのカトリーヌちゃんや疲労気味の黒木君にピッタリ。
しっかりした食感の牛肉は、噛むほどに味が出るので食べごたえ抜群です。

脇役となってしまいましたが、オリヴィエサラダも食が進む仕上がり。
セロリのシャキシャキ感と、しっとり柔らかい鶏肉の食感が楽しいです。

コールスローサラダの大粒・具沢山バージョンと言うところでしょうか。

ボルシチにオリヴィエサラダ、どちらもスパイスやハーブもあまり強くないので、クセがありません。

中でもボルシチは、ビーツの食感が大根に近くて、おでんのような安心感があります。

この、「おでんのような安心感」こそがターニャの良いところなのかもしれません。
見た目は奇抜でも、実は健康を考えた、素朴で優しい味。

不器用な彼女に思い馳せながら舌鼓を打つ‥そんな一品なのでした。

■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□

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