ミニ畑のその後

自家菜園レストランに憧れて、ベランダでミニ畑を作った当ビストロ。

ガーデニングに関して全くの素人の為、茄子にアブラムシがついてしまったり、幾つかは枯らしてしまったりしていました。

茄子に関しては、アブラムシの大量発生後に覚悟を決めて農薬を使用。
効果てきめんで、アブラムシはいなくなったのですが‥

肝心の茄子も元気がなくなり、ほぼ枯れかけてしまいました。

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それでも、なんとかリカバリーして、大きな葉を広げています。
復活したのは喜ばしいですが、収穫期に枯れかけていたので実は出来ず。無念。

それでも、新しく加えたイチゴには実がなったり、他にも食べられるものが出来て結構楽しんでます。

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新しくベビーリーフやハーブも植えたら、元気すぎてワサワサ。

今のところ、懲りずに自家菜園レストラン計画を続ける予定です。

柿崎のステーキ・ミディアムでサーロイン特大 後篇

〜自家製ステーキソース の巻〜

前篇の「赤肉が食べたい!」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!

キウイを牛肉に染み込ませている間に、ステーキソースを作ります。

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まずはタマネギを擦り下ろして、ボウルに入れます。

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ニンニクも同じように擦り下ろして、ボウルに加えます。
量はお好みで調整。今回は2片入れます。

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そこに醤油を加え‥

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水も加えます。

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ケチャップとウスターソースも加えて、これで材料が出揃いました。

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材料が均一になるように、よくかき混ぜます。

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ソースパンに注いで、火にかけます。

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ひと煮立ちしたら、火を止めて冷まします。

これでステーキソースは完成!
あとは牛肉を焼くだけです。

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牛肉を包んでいたラップを開け、キウイをキッチンペーパーで拭き取ります。

焼く前に、牛肉は必ず常温に戻しておきます。
キウイを染みこませる時に、最後の一時間は冷蔵庫から取り出し常温で浸しておくと、スムーズです。

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キウイを拭き取ると、お肉はこんな感じになっています。
表面に塩をまんべんなくまぶしておきます。

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牛肉が大きいので、今回はフライパンではなくプレートを使用。
牛脂を熱します。

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いよいよ牛肉を焼き始めます!

プレートから煙が出るくらい、強火のアツアツに熱します。
景気の良いジュージューと肉の焼ける音に、テンションが上がります。

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焼き目が付いたら、90度ずらして同じように焼き目をつけます。

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ひっくり返すと、良い感じに焼き目が出来てます。

ここで弱火に落とし、じっくり中まで火を通します。
今回の焼き加減は、ミディアム。
厚みが物凄いので、通常は2〜3分ですが、5分ほど焼きます。

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焼き終えたら、煙が出るくらい熱したステーキ皿に肉を乗せ、ステーキソースをかけます。

あとは付け合せのポテト、人参を添えれば‥

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「ミディアムでサーロイン特大のお客様」という店員さんの声と共に現れる、特大ステーキ!

辺り一面がステーキの香りに包まれて、柿崎くんが「来たきた!う~、うまそう!」というのが納得です。
とにかく分厚いです!

グラム的には再現できていると思うのですが、フォルムがいまいち。
ステーキソースも、もうちょっと照りのあるタイプが良かったかもしれません。ちょっと後悔。

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中は綺麗なピンク色。ミディアムな焼き加減になっています。

熱いうちに食べなきゃ!ということで一切れ頬張ると、もう最高。
程よい噛みごたがありつつ柔らかくて、噛む度に肉の味が広がります。幸せー!

肉厚なステーキって、味は勿論その見た目が嬉しくて何だか元気が出てしまいます。
ステーキソースも、味は満足のいく仕上がり。オーソドックスで間違いのない組み合わせです。

出動命令により、柿崎くんは一切れしか食べられずにいってしまいます。

とても美味しくて夢中になって食べたので、彼が「一口も食べられず」ではなく、「一切れだけ」でも食べていったのは、せめてもの救い。

むさぼり食いながらも、食べられなかった柿崎くんへの敬意で、神妙な気持ちになった一品でした。

とても美味しかったけれども、外観は惜しい感じになってしまった今回。
柿崎くんの為にもここは、リトライしないと!

いつもならば満足のいかない出来は落ち込むのですが、肉食べたさに、リトライも至福になった回でした。

柿崎のステーキ・ミディアムでサーロイン特大 前篇

〜赤肉が食べたい! の巻〜

今回作成するのは、超時空要塞マクロスに登場するステーキ。

超時空要塞マクロスは、マクロスシリーズの第一作目。
ロボットアニメの素晴らしき金字塔です。

敵は人類ではなく、侵略者。
侵略者というと問答無用で「悪」のイメージを抱いてしまいますが、作中ではそんな言い切りはしません。
侵略者側が一体何を目的として侵略を行うのかが回を重ねるごとに分かり、「敵=悪」の図式への疑問を投げかけられているような気になります。

主人公の仲間が、劇的ではなく日常を切り取られたように、呆気なく戦死してしまう姿が衝撃でした。
それでも、SF要素もラブコメ要素もあり、別世界の物語のようでいて何故かリアルを感じる世界観に夢中になってしまいます。

そんな作品の中から再現するのは、マクロス艦内のパイロットである柿崎が食べそこねたステーキ。
鉄板に乗ってジュージュー鳴っているそれは、赤くて肉厚で、とにかく「THE・肉!」という感じ。

霜降り肉も美味しいけれど、赤肉の魅力ってあります。
あんなに肉厚なステーキ、食べてみたい!

ということで、いざ再現に挑戦です!

【用意するもの】
003
特大サーロイン、キウイ

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その重さ、約1キロ!
幅も高さも、良い感じです。

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まずは封を切り、まな板の上に乗せます。

普通はこのブロックを縦に切り分けて焼くもの。
でも、今回はこのブロックごと焼くので、このままでは脂がちょっと多いです。

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脂を上にして、包丁で削いでいきます。

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焼いた時に肉が縮んでしまわないように、端に切り込みを入れていきます。

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肉が柔らかくなるよう、肉叩き器で全体を叩きます。

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脂を削いだ上に叩いたので、高さが結構なくなってしまいました。ちょっと残念。

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肉の下処理が済んだところで、次はキウイの出番。

キウイには、たんぱく質分解酵素「アクチニジン」が含まれており、肉を柔らかくしてくれます。
サシの入っていない赤身のお肉は硬くなりがちなので、今回はキウイでより美味しくする作戦。

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肉の表面に塗り込められるように、キウイをカットします。

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そして肉の上にキウイを乗せます。

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肉の全面に、まんべんなくキウイを塗り込みます。
この時、側面はキウイを塗っても落ちてしまうので塗らなくてOK。

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肉をキウイごとラップで包みます。
この時に、余ったキウイを側面に塗りこみます。

包み終えたら、ラップの上から全体を揉み込みます。
あとは、この状態でバットに乗せ、冷蔵庫で2時間ほど寝かせます。

柔らかく美味しいお肉になるように、ワクワクしながら待つ幸せ。
美味しいステーキは、肉の下準備とソースがポイント。

次回、「自家製ステーキソース」の巻に続きます。

むっちゃんの塩むすび

小説やアニメ、漫画には、ジャンルを問わず「よく見かける食べ物」があります。

それらは季節のものやご馳走、手作りなど、作品の世界観を際立たせるエッセンス。
未知の味に思い馳せたり、久しぶりに作りたくなったり‥
作品を読んで無意識に心に残っているそんな気持ちが、ビストロ・アニメシの生まれたきっかけの1つです。

今回はそんな中でも、「再現しました!」というほどではない、地味な一品。
大きな感動はないけれど‥何故か惹かれる「おむすび」の話。

潔く柔く 塩むすび ビストロ・アニメシ
漫画「潔く柔く」に登場する、小さな女の子むっちゃんの大好物はママの作る塩むすび。

ママが作ってくれるそれは、ごくシンプル。
炊飯器のなかに余ったご飯で、時間のある時に握ってくれるおやつがわりの一品です。

「おにぎり」じゃなくて、「塩むすび」
その響きの違いだけで、魅力もぐんと増える気がするのは私だけでしょうか。

その家々ですこーしずつ作り方が違うおむすび。
むっちゃんのママは、ごま塩派。
作中でも、むっちゃんの塩むすびの為にコンビニにごま塩を買いに行きます。

青色の蓋がついた瓶の、オーソドックスなごま塩を使った塩むすび。
思えばごま塩なんて、栗ご飯やおこわの時くらいしか使いません。
大体の味は想像出来るはずなのに、なんだか無性に食べたくなる不思議。

ということで、炊いて余ったご飯で作ってみました。
ところどころ茶色っぽいのはお焦げ。

手のひらに塩ひとつまみとごま塩を馴染ませて、ごはんを握るだけ。
黒ゴマのほろ苦くてプチプチした食感と、冷えて甘みを感じやすくなったお米。

「うんうん、これだ」と納得して頷きつつ、もぐもぐと頬張ります。
素朴なものって、食べる時に気が緩んでぼーっとしてしまいます。

そういえば子供の頃って、こんな風に無心で食事していたなぁ‥と小さな発見。

むっちゃんの塩むすびが美味しかったので、今後もおむすび再現コラムはちょくちょく公開予定です。

冷やし白玉シロップ 後篇

〜小さな後悔 の巻〜

前篇の「季節も過ぎて‥‥」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!

梅シロップの熟成も進み、あとは仕上げの段階。
白玉やタピオカの準備をすれば、完成は間近です。

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イラストレーター:はるを様 http://haruet.web.hange.info/

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熟成一ヶ月目。
遂に琥珀色の梅シロップの完成です。

梅はこのタイミングでシロップから取り出します。
これ以上浸すと、えぐみが出てきてしまうので忘れずに。

あとは煮沸消毒した瓶などに、一度鍋で煮立てたシロップを注いで冷凍保存すると、半年くらい保ちます。

【用意するもの】
003
白玉粉、水、タピオカ

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鍋にたっぷりのお湯を沸騰させ、タピオカを茹でます。

002
お湯のなかで、タピオカが踊るぐらいの火加減で茹でます。
タピオカが透き通るまで、30分ほど煮ます。

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その間に白玉作り。
白玉粉に水を何回かに分けて注ぎ、こねていきます。

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水加減は、耳たぶくらいの柔らかさ。

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作中の白玉に従って、小ぶりサイズになるように白玉をちぎります。

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あとは両手のひらで回して、球体に。

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ボウルの白玉分、ちまちまとこの作業を進めていきます。

白玉は多少手につくものの、さほどベタつきません。
紙粘土のような触り心地で、楽しく遊んでいるような感覚です。

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白玉を丸め終えたら、たっぷりの沸騰させたお湯に白玉を投入!

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入れてすぐは白玉は鍋の底に沈みますが‥

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しばらくすると白玉がぽこぽこと浮いてくるので、あと2分ほど茹でます。

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茹で上がった白玉はザルですくい、氷水に入れて冷やします。

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茹で上がったタピオカは、ザルにあけて流水で冷やします。

シロップとタピオカ、白玉が揃ったところで、あとは最後の仕上げです!

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器にシロップを注ぎます。
シロップは、好みの甘さに水や炭酸で薄めます。

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あとはここにタピオカと白玉を入れれば‥

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冷やし白玉シロップ、出来上がりです!

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シロップのなかでゆらゆらと揺れるタオピカが、涼しげです。

さて、肝心のお味は‥

良く冷えていて、モチモチとした白玉に甘いシロップがとても美味です。

梅の爽やかな香りが驚くほど強く、甘さが強いはずなのにさっぱりとしています。
梅の酸味が白玉とマッチするとは‥ちょっと意外。

タピオカのつるつるモチモチな食感は、向かう所敵なし。
クセのないほんのりとした甘みが、全体の味のまとまりを良くしています。

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そして、せっかくなのでミルクティー味も再現してみました。
ミルクティーはそのままだと甘さが足りなくなるので、通常より甘めに作ります。

タピオカが沈んで見た目は寂しいのですが、味は最高!
タピオカミルクティーがあるわけですので、間違いなわけがありません。

梅シロップ味は夏にオススメ、ミルクティー味は季節問わずのプレーンという印象を受けました。

記事の公開が冬になってしまいましたが、梅シロップは初夏に仕込んだもの。
夏はもっぱら梅シロップをソーダ割りにしたり、冷やし白玉シロップを作って楽しんでいました。

その爽やかさは暑い日にバテた体が欲しているのか、体に染みわたる美味しさでした。
作る行程も楽しいし、出来上がった後も色んな楽しみ方があります。

悲しいことがあったひなたちゃんも、ちほちゃんも、少し気持ちがすっきり出来たのではないでしょうか。
三日月堂の季節の甘味は、そっと心に寄り添って、ほっと一呼吸つかせてくれる一品でした。

結構な量を仕込んだはずなのに、今回の撮影で梅シロップは終了。
美味しく飲みきれて良かったと思いつつも、もう少し大切に飲めば良かったかな?と後悔。

これから毎夏、梅シロップを仕込むのがお決まりになりそうです。

冷やし白玉シロップ 前篇

〜季節も過ぎて‥‥ の巻〜

3月のライオン

イラストレーター:はるを様 http://haruet.web.hange.info/

今回作成するのは、3月のライオンに登場する冷やし白玉シロップ。

3月のライオンは、将棋をテーマとした漫画です。
若きプロ棋士の少年にスポットを当て、彼が偶然知り合った3姉妹の慎ましやかな日常が描かれています。

「鶏肉のセールなの」と言ってたくさんのからあげを作ったり、三姉妹の中の一人が初恋の相手にお弁当を作ろうと奮起したりと、作中に登場する食べ物は、家族の団欒や成長といった暖かさがあります。

ただ、決して穏やかなだけではなく、実生活に起こりうるそれぞれの悲しい問題や心の傷、寄り添う姿が描かれているのが特徴。

今回作成するのは、そんな心優しき3姉妹の作る一品です。

3姉妹の祖父が営む、和菓子屋さん「三日月堂」。
夏に店頭で、何か冷たい新商品を‥ということで、簡単に出来る白玉を、色々な味付けでアレンジして販売しよう!と盛り上がります。

3姉妹でミルクティーシロップや、梅シロップを発案。
とても美味しそうで、仲間入りしたい楽しそうな雰囲気です。

中でも、プロの和菓子職人であるおじいちゃんが絶賛したのは、「梅シロップ」。
それは、3姉妹の次女ひなたちゃんの友人ちほちゃんがくれた梅シロップを使った一品でした。

いじめを受けたちほちゃん。
それを庇って、新たないじめのターゲットとなったひなたちゃん。

学校に来ることができなくなったちほちゃんは、引越しをして心のケアをしています。
休みを利用して会いに行った時にもらった、ちほちゃん手作りの梅シロップ。

いろんな人の思いがこもった冷やし白玉シロップ、美味しくないわけがありません。

ということで、梅シロップ作りからスタートです!

【用意するもの】
001
青梅、氷砂糖

梅シロップの仕込みは、初夏。
青梅は、熟す前の硬いものを使用するのがポイントです。

010
まずは、使用するふきんや保存瓶を煮沸消毒。
乾かした後に、度数の高いアルコールで拭き取り消毒するとより安心です。

011
梅は爪楊枝でへたをくり抜きます。

013
へたを取ったら、梅を水洗い。
表面の汚れをしっかり取ります。

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洗い終えた梅は、ひとつずつふきんで拭きます。

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消毒した瓶に、まずは氷砂糖を敷き詰めます。

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次に青梅。

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その次に氷砂糖‥という風に、交互に入れていきます。

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てっぺんまで来たら、蓋を閉めます。
これで熟成準備が完了。直射日光の当たらない場所で保管しておきます。

ここからは、特に手間はありません。
毎日一度だけ、瓶を揺すって氷砂糖が溶けやすいようにするだけです。

氷砂糖が少しずつ溶け、梅の色がじんわりと出てくる様を気長に楽しみます。

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まずは一晩あけて、熟成1日目。

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早速目に見えた変化があります。
氷砂糖が溶け始めて、昨日敷き詰めた梅と氷砂糖に隙間ができています。

瓶を30秒ほど揺すって、氷砂糖がまんべんなく散らばるようにします。

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熟成2日目。

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熟成1日目よりも液体量が増えてる!
でも、まだまだ氷砂糖は固形です。

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熟成3日目。
上の梅まで、シロップがひたひたになりました。

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シロップが増え行く様に目がいきがちですが、梅が黄色く色づいていくのも見ていて楽しい。

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熟成4日目。
とうとう梅がシロップに浮かびました。

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あんなに硬くて青かった梅が、梅干しみたいに皺ができてます。

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ほんのり琥珀色。

ここからは、あまり大きな変化がなく過ぎて行きました。

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そして熟成8日目。
梅がますます萎んできてます。
底にまだ粉砂糖が残っています。

梅シロップ観察日記のようになっていますが、こういう地味な作業って案外楽しいものです。
毎日少しずつ変わっていく姿を観察しつつ、することといえば瓶を揺するだけ。

私はずぼら者なので、少しでも面倒があればその瞬間に、作ることはプレッシャーになっていたことでしょう。
でも、梅シロップはただただ放っておくと美味しくなっていきます。
とても気が楽で、気長に熟成を楽しめました。

まだまだ続く熟成期間。
果たして手作りの梅シロップの出来は一体?

次回、「小さな後悔」の巻に続きます。

Before・After

過去に、NARUTOに登場する一楽のラーメンを再現したことがあります。

麺を打って、焼豚と味玉を仕込んで、スープを作って。
せっかくなのだからと、魚を用いて「なると」も手作りしたのは良い思い出です。

「なると」はよくスーパーで売られているものの、作り方はあまり流通していません。
市販のものの原材料を調べ、かまぼこ等の練り物の作り方から試行錯誤した記憶があります。

ビストロ・アニメシ

そうして出来上がったラーメンがこちら。

焼豚はトロトロ柔らかく、麺はシコシコツルツルでとても美味しい。
麺作りに夢中になるきっかけのうちの一品でした。

美味しく出来たのは良いけれど‥
改めて見ると写真では美味しそうに見えません。

手作りのなるとは、うずまき形になりきれずちょっと残念だし、具の配置が雑。
写真全体がぼんやりとしているし、カラーバランスもヘン。

ビストロ・アニメシで再現をする時、真似ることが出来るものに関しては、仕上がりの具の配置などを極力真似るようにしています。

そんな、とても小さなこだわりですが‥
なんと、このラーメンを作ってから、これよりもナルトが作中で食べる大盛りの配置ほうが「NARUTOの一楽のラーメンらしい」ことに気づきました。

書籍化の時は、この写真のクオリティも、具の配置も許せなくて許せなくて‥

NARUTO ナルト ビストロ・アニメシ ラーメン 手作り麺 焼豚

そうして撮り直したのが、こちら。

まだまだ写真の腕などはたかが知れていますが、前者に比べ、その差は歴然ではないでしょうか。
ビストロ・アニメシを始めた頃はカメラをろくに手に取ったことがありませんでした。

今でもそうですが、始めた頃は特に、思うような写真は撮れないし、100点満点の料理なんて作れませんでした。
なんでこんなに不器用なのだろうかと苛立つばかりでしたが、続けていくと、本当に数ミリぐらいずつゆっくりゆっくりと、変わっていくようです。

果たして三度目の一楽のラーメンを撮る時は、一体どんな変化があるのでしょう?

ゆっくりゆっくり、修行中でございます。

エマのスコーン 後篇

前篇の「プレーンが一番難しい」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!

〜熱々?それとも冷まして食べる? の巻〜

薄力粉にバターをすり混ぜて、材料を加えて捏ねて‥

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あとは、型でくりぬいた生地を予熱したオーブンで焼くだけ!

オーブンに入れて焼くこと、15分。
どんどん、バターとミルクの甘く優しい香りが立ち込めてきます。

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焼き色もほどほど。
通常のスコーンより大ぶりな見た目が、作品のそれと似せられました。

本当は表面に溶き卵を塗って照りを出すか迷ったのですが、あくまでも「素朴さ」を大事にすることとしました。

さぁ、あとは器によそって、紅茶を淹れて‥

英國戀物語エマ エマのスコーン ビストロ・アニメシ アニメの料理を再現 スコーンの作り方
出来上がり。

まずは焼きたてを、何もつけずに頂きます。
さくっとしたクッキーのような外側に、ずっしりとした食べでのある生地。
ほのかに香るミルクが素朴さを醸し出す、優しい味です。

でも、冷めてくると香りも落ちてくるし、やはりそのままだとちょっと物足りない。

そこで、本場のようにメープルシロップやチョコレートシロップを置いて好みでかけるスタイルにしてみました。

フレンチの絶妙の塩加減のように、メープルシロップをかけただけで驚くほどの美味しさになりました。
紅茶に合うので、スコーンを食べては紅茶を飲み‥と、大きな2個も余裕で平らげてしまいました。
クロテッドクリームが用意出来なかったのが残念。

「贅沢な暮らしに慣れている坊ちゃまには、かえって素朴な味が新鮮かもね」というケリーの言葉に納得。
素朴な味だからこそ美味しいし、色々な付け足しが楽しめるというものです。

紅茶と共に味わって食べると、ゆったりとした時間が流れます。
スコーンを用意して、紅茶を淹れて‥

日常に追われていると、丁寧なティータイムは難しいもの。
でも、たまには時間を作ってみるのも良いかもしれません。

今回は、朝ごはん代わりに紅茶とスコーンを頂きましたが、何だか食後は気持ちに余裕が出ました。
エマとケリーの、穏やかで丁寧な生活を感じる一品なのでした。

エマのスコーン 前篇

〜プレーンが一番難しい の巻〜

今回作成するのは、英國戀物語エマに登場するエマ手作りのスコーン。

英國戀物語エマは、ヴィクトリア朝のイギリスを舞台に繰り広げられる身分違いのロマンスが描かれています。

主人公は、控えめで大人しく美しいメイド、エマ。
不幸な生い立ちのエマは、老婦人ケリーの元でメイドとして雇われるようになってから、ケリーに文学や立ち振舞いの教育を受け、穏やかな時間を過ごしていました。

そんなある日、ケリーが以前カヴァネス(家庭教師)として教えていた貿易商・ジョーンズ家の跡取り息子・ウィリアムが訪れます。

二人は惹かれ合い、身分の違いに一歩を踏み出せず、諦め、忘れられず‥

当時の階級社会は、身分違いの恋が成就するなんてありえません。
エマでは、今の時代の価値観では理解できない、「ありえないことが当たり前だった」当時を追体験することが出来ます。

好きだという感情だけでは貫けない事もありますが、好きという気持ちがなければ何も動けません。

「たとえば想いを貫いても、その先の慣れない生活が彼女を辛くさせるのではないだろうか?」
その時の感情だけではなく、先を見据えて人に恋するということ。
それぞれの真っ直ぐな心の揺らぎが、時代の陰と共に淡々と描かれています。

庶民を見下すのが自然なこととなっている上流階級には、「上流階級が何だ!ジェントリが何だ!」と憤りを感じますが、社交界の描写は悔しくも華やかでうっとり。
社交界以外にも、街にまだ馬車が行き交ったり皆がドレスを纏っていたりと、現代とは違うイギリスの世界観も楽しい作品です。

中でも惹かれるのは、客人をもてなす時に自然に用意される紅茶とお菓子。
ケリーのお屋敷では、紅茶のお供にエマの作ったスコーンが出されます。

初めてそれを食べたウィリアムは、「美味しい!美味しいですよ、とっても」と大絶賛。
ケリーに「贅沢な暮らしに慣れている坊ちゃまには、かえって素朴な味が新鮮かもね」なんて言われちゃいますが、温かい紅茶と実に合いそうなスコーンにゴクリ‥。

いつもはカボチャやチョコレート、チーズなどをいれるのですが、ここはエマの「素朴」さを楽しむべく、ごくプレーンなスコーンに挑戦です!

【用意するもの】
002
薄力粉、バター、砂糖、牛乳、ベーキングパウダー

005
薄力粉とベーキングパウダーはボウルに合わせ、数回ふるいにかけます。

007
バターは冷えているうちにサイコロ状にカット。

009
薄力粉とベーキングパウダーを入れたボウルに、バターを加えます。

010
ボウルに手を入れて、よく混ぜます。

011
バターを指で軽くすりつぶしながら、薄力粉に混ぜあわせていきます。
あまり力を入れなくても、徐々に薄力粉と馴染んでいきます。

015
全体からバターの香りがして、しっとりとしたらOK。

014
薄力粉がバターの水分を均一に吸うので、しっとりした粉チーズのような外観になります。

021
砂糖を加えて混ぜます。

023
牛乳を回しかけ、木べらでさっくり混ぜます。

026
生地をひとまとめにします。

028
台の上に乗せ、軽くめん棒で伸ばします。

029
型で生地をくり抜きます。

030
あとはこれを、予熱したオーブンで焼くだけ!

焼く前からすでに、バターの香りが漂います。
エマのスコーンはちょっと大ぶり。綺麗な膨らみになると良いのですが‥

次回、「熱々?それとも冷まして食べる?」の巻に続きます。

本日は臨時休業です

従業員研修の為、今週はビストロ・アニメシを休業させて頂きます。

しっかりリフレッシュして帰って参ります。

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なお、来週からは通常営業とさせて頂きます。
今後とも宜しくお願い申し上げます。

※本当はただの旅行です。お休み頂きます。