NHK「マサカメTV!」に取材を受けました

先日11/22、NHKの「マサカメ!」でパンの特集が行われ、当ブログオーナー・前田が取材を受けました!

まだ再放送も控えているので、番組内容についてはあまり詳しく書けないのですが‥
ある「達人」として登場し、アニメシの紹介もして頂いています。

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私の元には、お笑い芸人のなすなかにし様がリポートに来て下さいました。

声に張りがあって、カメラが回る前からずっとあのテンション!ビックリ。
まるで目の前でずっとコントをして下さっているような感じで、なんだか得をしてしまいました。

とにかく気さくで面白くって、とても良い思い出です。

お二人を筆頭に、NHKのスタッフの皆様とても朗らかで、私が緊張しないようにして下さいました。
「楽しい!」がある空間だからこそ、楽しい番組が出来上がるんだな、と感じた撮影でした。

再放送は今週土曜 午前1時10分~1時42分(金曜深夜)の予定です。

見逃した方は是非!

食堂水越のアジフライ定食 後篇

前篇の「普通が難しい」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!

〜サクッとしてナンボ! の巻〜

身がボソボソになってしまったものの、なんとかおろし終えたアジ。

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軽く塩こしょうを振ります。

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ビニール袋に薄力粉を入れて、空気を含んだ状態で口を掴んで軽く振ります。
全体にまんべんなく薄力粉がついたらOK。

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今回はあくまで「普通」のアジフライにこだわるので、特別なことはしません。
ただ、定食屋さんのアジフライといえば、サクッとした食感が命。

ということで、衣がサクッと揚がるよう溶き卵には酒を加えます。
アルコール分が油の中で余分な水分も一緒に飛ばすので、サクッと仕上がります。

フライの卵液のほか、天ぷらの衣にも酒は使えます。
※大量に入れると油はねが大変なので、量は加減して下さい。

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あとは、卵液にアジを浸して、卵液が滴らないように水気きり。

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パン粉を全体にまんべんなくつけます。

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あとは、180℃の油で揚げるだけ!

外側からキツネ色に染まっていくので、箸で触れてふちの衣がカリッと硬くなっていれば、ひっくり返します。

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反対側もこんがり揚げます。
揚げ物をしている時の音って、なんて景気の良い音なんでしょう!

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揚げ終えたフライはバットで余分な油を落とします。

その間に、ごはんをよそったり、お皿にパセリや千切りキャベツを盛って‥

前田未希 ビストロ・アニメシ ビストロアニメシ 惡の華のアジフライ
「ごゆっくりどうぞ」

3年ぶりの再会で耳にした仲村さんの言葉。
春日くんは、きっとその時、心ここにあらず。

揚げたてで、湯気の立つ味噌汁なんかも、多分見えていないでしょう。

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アジフライ定食といえば、食堂の定番。

その店によって、たっぷりのタルタルソースがかかっていたり、ミニトマトが彩りに乗っていたりとありますが、食堂水越のアジフライ定食はかなりシンプルです。

マストなごはんに味噌汁、千切りキャベツがあって、飾りはパセリのような物体のみ。
お新香があるのはありがたい。

そんな、そっけない位に普通の定食。
静かで気が抜けてしまいそうに普遍的で、穏やかで。

それが、その街と店、仲村さんの今を表すような気がしてしまって、なんだか悲しいような安心したような複雑な気分。

卓に醤油のようなものが確認できたので、お醤油で頂く感じかな?
私はアジフライはタルタルソースとウスターソースで食べるタイプですが、郷に入れば郷に従え。

フライの食感に、香ばしい醤油が染みこんで、ごはんが進みます。
たまには違う味で食べるのも悪くないな、と思いました。

静かな食堂のなかで、サクッサクッとアジフライを咀嚼する音だけが響く。

作中では食べる前に話に進展があるので、食事シーンはありません。
でも、なんだかあの空間に入り込むことができたような。

魚おろしの腕を上げなければ!と反省した一品なのでした。

食堂水越のアジフライ定食 前篇

〜普通が難しい の巻〜

今回作成するのは、惡の華に登場する食堂水越のアジフライ定食。

惡の華は、中学2年生の主人公・春日君の思春期特有の陰鬱とした葛藤と、異色のクラスメイト仲村さんとの出会いによって「普通」な生活に芽生える変化が描かれています。

春日くんは、まさに思春期の男子中学生らしく、内向的で自意識過剰で、根拠無い自己への思い込みをしていて、それでいて臆病で‥人との間に壁がある少年。
善悪で分けると、取り立てて悪いこともしていない大人しい子なので善よりなのでしょうが、その思想はとても面倒くさい。

全てが灰色で、パッとしない。
ハツラツとして馬鹿騒ぎをするクラスメイトを見下していて、今で言う「中二病」という感じの子です。

退屈で普通な生活への諦めと、どう折り合いをつけるか。
普通から抜けることを望んでいるのかすら分からないモヤモヤの中で過ごす毎日。

「うっせークソムシが」

クラスメイトの仲村さんが、教師に向けて放つ衝撃の一言。
彼女は春日くんと違って、「普通」の域を超えている少女。

無表情で冷め切っていて、教師でさえ圧倒させる威圧感。
何を考えているのか分からない問題児として周囲に疎まれています。

春日くんも彼女に接触しようとはしていませんでしたが、彼女に弱みを握られて以降、「普通」から「変態」へと向かう様々な背徳的行為を強いられていきます。

片思い相手の体操着を盗んで、それを着てその子とデートしたり‥
クラスメイトの女子すべての下着を盗んだり。

子どもの「度が過ぎた」ではフォローしきれない行為は、どんどんどんどん加速します。
結末はどうなるのか、まるで自分が「イケナイこと」をしているような背徳を感じながら読み進むのが心地良い作品。

思春期に危うい心を抱いたり犯罪的な妄想を抱くのは、大人になりかけて改めて「善悪」に立ち向かう上での正常な過程ではないでしょうか。
普通の人は、そこで妄想したことを行動に移そうと思わないから「正常」なのです。

道徳的なこととして理解できなくても、社会的存在としての責任感が芽生えて歯止めするから、普通は「私も思春期の時はそんなこと考えたりしたな」という笑い話で済ませるのです。

春日くんも社会的にアウトなことに手を染めるつもりはなかったのに、そのストッパーのない仲村さんに出会ったことで、悪い意味で開けちゃいます。

さて、こんなインモラルな展開のなかのどこに、アジフライ定食が登場するか。
それは、二人が行く所まで行ったあとの話。

ある騒動を起こして以降、春日くんは引っ越し、仲村さんとは一切連絡が途絶えます。
それでも彼女にもう一度会いたい。会って確かめたいことがある。

そして騒動から3年後、彼女の母が営む食堂を探し当て、注文したのがアジフライ定食なのです。

千葉の海辺に佇む食堂水越は、昔ながらのこじんまりとして、寂れた雰囲気。
白米に味噌汁、キャベツにアジフライ、そしてお新香。

春日くん、再会の緊張で味なんて分からないかもしれません。
しかし、その地味で普通な感じが、とても惹かれます。

ということで、調理スタートです!

【用意するもの】
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まずはアジ。

海沿いの店なので、きっと魚も近場で仕入れているはず。
ということで、捌く所から始めます。

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包丁を頭の方向から尾へ、こそいでウロコを取ります。

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次に、尾の近くにある堅い「ぜいご」を、尾から頭の方向へ削ぎ取ります。

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次は頭を切り落とします。
胸びれの付け根に包丁をあて、包丁を真ん中まで、斜めに入れます。

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反対側からも同じように包丁を入れれば、簡単に切り落とせます。

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背びれや尻びれをキッチンばさみで切ります。
腹に切り込みを入れ、はらわたを取り出します。

包丁でも勿論OKですが、堅いので私はキッチンばさみ愛用です。

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はらわたを出したら、水洗いします。

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腹の切り込みを広げるように、包丁で尾びれまで切って、身を広げます。

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中骨、腹骨の部分を包丁でおろします。下手くそですが、ご愛嬌‥。

あとは、ピンセットで根気よく小骨を抜けば山は超えたも同然です!

お恥ずかしいことに、魚をおろすのがかなり下手なので、とても気が張りました。
でも、お刺身と違ってフライはそんな人にも嬉しい一品。
多少身がボソボソになってしまっても、衣がつけば分かりません!お魚フライ万歳!

ということで、ここから先は気楽で楽しい作業!
次回、「サクッとしてナンボ!」の巻に続きます。

テレビ出演のおしらせ

日頃よりビストロ・アニメシにご来店、誠にありがとうございます。
本日は、当ビストロオーナーがテレビ出演が決定した告知です!

まだ放送前なので、番組名や詳細をハッキリと告知することは出来ないのですが‥

せっかくならば観て頂きたい!
ということで、ちょっとボンヤリとはしちゃいますが、以下が可能な限りの詳細です。

放送日:11/22(土) 18:10〜
放送局:卵のマークの、N◯K様
放送内容:マサカ!な目のつけどころのテーマで、毎回クイズ&トークが進められる番組です。
司会は「トゥース!」でおなじみ、ピンクのベストが特徴的なあの方のコンビ。

とても面白い内容に仕上げて頂きましたので、是非ご覧下さい!

リトルワールドその② 台湾

リトルワールドに食い倒れ旅に行って参りました、その②。

前回はペルー・メキシコゾーンのコラムを公開しましたので、今回は台湾をご紹介。

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愉快なお面を発見して被る。

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被ってなくても同じ丸顔と言われて、ご立腹。
と言いつつ、はしゃいじゃいました。

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台湾ゾーンでのお目当てはコレ!
蕃茄牛肉麺(ファンチェニューローメン)!

蕃茄とはトマトの意味で、名前の通りトマト牛肉麺です。
地元の女性に人気のメニューだとか。
綺麗なトマト色のスープが異国情緒溢れます。

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スパイスの八角が全体から漂い、日本ではない香りを楽しめます。
トマトの酸味がほどよくってサッパリしているので、スルスルいけちゃいます。
体も温まっていい感じ!

今まで八角を上手に扱えた試しがないのですが、今度この味をマネをして作ってみようかな。

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チャイナドレスも初体験できて、とっても楽しい台湾ブースでした。
大満喫!

お腹も温まったことだし、食い倒れ旅、次に行きましょう。
まだまだ続きます!

初恋の思い出・蘭が作ったレモンパイ 後篇

前篇の「レモンパイ再び!」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!

〜それをふりかけるの!? の巻〜

レモンピールが無事に出来上がったら、次はレモンカード作りです。

アニメシーンでは、タルト生地の中にレモン色の何かがぎっしり。
レモンピールだけでは物足りないので、ここは酸味を生かす為にもやはりレモンカードです!

このレモンカードは、セーラームーンの育子ママのレモンパイを作った時と同じもの。
おさらいがてら、手順を載せていきます。
ちなみに今回はレモンピールが入るので、以前の半量で作ります。

【用意するもの】
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レモン、グラニュー糖、バター、卵、コアントロ

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卵はよく混ぜ、ザルで漉します。

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レモンは皮を擦り下ろします。

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皮を擦り下ろし終えたら、よく絞ります。

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ボウルに材料を全て入れて、湯煎にじっくり5〜6分かけます。

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あとは、用途に合わせて湯煎する時間を調整して緩さをカスタマイズ。
火からおろして冷めると固まってくるので、あまり心配しなくても大丈夫です。

あとは火から下ろして、熱を冷ませばレモンカードは出来上がり。

さて、主要アイテムは出揃いました。
次はいよいよパイ型にパイ生地とフィリングを詰めていきます。

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さすがに初めてのレモンパイでパイ生地から作るのは、蘭にとって大変そう。
ということで、今回はパイシートを使用しました。

型がすっぽりと覆えるように、麺棒で伸ばします。

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はみ出たパイ生地は切り取ります。
今回は市販のパイシートなので、すでにピケがされています。

手作りや市販のものによっては、ピケをして下さい。
(フォークで生地をまんべんなく穴あけして、生地が焼いた時に盛り上がらないようにすること)

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生地のセットが出来たら、レモンカードを注ぎます。

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その上に、まんべんなくレモンピールを散りばめます。

さあ、あとはパイシートを覆えば出来上がりですが‥
ここで焼きあげてしまっては「デタラメなレシピ」にはなりません!

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というわけで麻美先輩のイジワルその2!
パルメザンチーズ入れます。

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キッチンにあったこれをふと見た麻美先輩が、「これが私のとっておきの隠し味」と言って蘭に入れさせる‥そんな昼ドラのようなイジワルを想像してみました。

爆発的にダメな味にもならなさそうなので、「麻美先輩のレシピのせい」にはならなさそうな絶妙な線です。

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では、上にパイシートを被せて飾りつけ。
細長く切ったパイシートを上に格子状に貼り付けて、あとは焼くだけ!

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本来ならば表面にツヤ出しをする為に、卵液を塗るのですが、アニメシーンのレモンパイを見る限りは塗ってなさそう。
ということで、予熱しておいたオーブンでまずは普通にやきます。

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綺麗に焼けました。

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ここで、麻美先輩のイジワルその3!ラストです。
「そろそろですか?」と言う蘭に、コゲコゲになるようにある提案を。

「一度焼きあがったパイに、グラニュー糖をまぶしてブリュレ風に仕上げるのよ」

実際にパイの仕上げに、カソナードをまぶしてブリュレにすることはありえます。
ただ、普通にオーブンで焼くよりも砂糖をまぶした上で高温で焼くブリュレは、非常に焦げるリスクが高いです。

レモンパイを何度も作った麻美先輩ならではの、恐ろしい悪魔の台詞を勝手に想像‥。

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そして遂に、出来上がりました!
焦げの強いレモンパイ。

色々とイジワルを込めて出来上がりましたが、一体そのお味は‥?

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うん!意外とイケる!!
美味しいです。
もっと焦げ臭いかと心配したのですが、中のレモンの甘みと酸味が強くて全く気になりません。

メープルシロップはそれほど主張していないものの、香りはほのかに感じます。
柑橘系の香りに深みが増して、洋酒のような深い香りを生み出しています。

パイ生地がサックサクで、むしろ程よい香ばしさで良い感じ。

そしてイジワルとして入れたパルメザンチーズ。
これもまた、パイの塩気とレモンピールの甘ったるさをまとめる良い効果が。
言われなければ気づかないほどのものですが、レモンピールとレモンカードにマイルドさをプラスしてくれる隠し味となっています。

コナン君も「美味しい〜!!」と喜んでくれたのも納得の一品。
蘭がいつか新一に振る舞ってあげる姿も、是非見てみたいものです。

初恋の思い出・蘭が作ったレモンパイ 前篇

〜レモンパイ再び! の巻〜

今回作成するのは、工藤新一の好物・レモンパイ。
レモンパイは、名探偵コナンのアニメ放送100回目の「初恋の人思い出事件」に登場します。

新一が不在の家を掃除してあげる蘭と園子とコナンの前に突如現れたのは、中学校時代の先輩・内田麻美。
大学でミス東都に輝く才色兼備の彼女は、中学校でも有名なマドンナでした。

一体なぜ新一の家にマドンナが?という疑問はあるものの、ひとまず家に入り話をする4人。

話を聞くと、今度の週末に大学の推理研究会主催で麻美先輩の誕生パーティが行われるそう。
そしてそのパーティに、中学の後輩であり、名探偵としても名高い新一を招待しょうと思った彼女。

事前に誘いの手紙を送ったのに、返事が来ないから直接来たというわけです。
でも、返事も来ないし、長い外出と聞いて、彼女は意味深な台詞をつぶやくのです。

「いつかは色褪せてしまうものよね… 初恋なんて…」

この麻美先輩が、新一の初恋の人!?と驚きを隠せない蘭。
複雑な気持ちですが、トントン拍子に話が進んで、何故か新一の代わりにパーティへ行くことになってしまいます。

パーティは別荘で行われ、食事やお酒、ジュースで皆和気あいあいと談笑。
盛り上がりを見せるパーティですが、テーブルに麻美先輩の得意料理がないぞ?となります。

その得意料理こそレモンパイ。
新一の好物だと麻美先輩から聞いた蘭は、作り方を教えてもらって初挑戦!
そういうことで、テーブルには麻美先輩ではなく蘭が作ったレモンパイが登場するのですが‥

お皿に置かれたのは、パイの形がいびつで、ちょっと焦げ色が強くて、照りもないもの。
お世辞にも美味しそうとは言えない出来栄えに、場の雰囲気は盛り下がります。

「まぁまぁ、文句は一つ食べてみてからにして下さい」
という麻美先輩の言葉に促され、物は試しに食べてみる一同。

すると、ちょっと香ばしいけど美味しい!
大したもんだと大好評となるのです。
落ち込んだ顔から、みるみる明るい顔へと変わる蘭の表情がとても可愛らしいシーンです。

オーソドックスなレモンパイは、以前セーラームーンのレモンパイとして再現したように、レモンカードを入れて、表面はメレンゲが乗ってふんわりしているのが特徴。

でも、蘭の作ったパイは、表面がパイ生地で覆われていて、全然違う外観。
オーソドックスなレモンパイでは、イメージに合わないのです。

実はこのパイ、麻美先輩が意地悪をしてデタラメなレシピを教えたのに、蘭が美味しく仕上げたというびっくりなオチもあって、ずっと作りたかったのです。

オーソドックスなレモンパイも好きだけれども、蘭の作ったレモンパイを食べたい!
ということで、調理スタートです。

【用意するもの】
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レモン、紅茶、メープルシロップ、グラニュー糖

まずはパイの中に入れるレモンピールを作ります。
そう、普通はレモンパイにレモンピールは入れませんが、今回は入れます!

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レモンは絞って、皮と絞り汁に分けます。

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絞り終えたら、粒の入っていた薄皮部分を包丁で削ぎます。

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白いワタ部分は苦味の元なので、なるべく皮だけになるように削ぎます。

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皮を薄切りにしていきます。

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レモンの爽やかな香りが充満して、良い気分!

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鍋いっぱいに沸騰したお湯にピールを入れて10分ほど煮ます。

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10分煮たら、ザルに開けます。
煮てザルに開ける。この作業を3回繰り返して、皮の渋みを抜きます。

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3回目の時は、香りと色付けに紅茶を入れます。

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うっすら紅茶色に染まりました。

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もう一度鍋にピールを戻して、グラニュー糖とメープルシロップを加えます。

レモンピールを作る時って、普通はグラニュー糖のみ。
入れても蜂蜜ぐらいですが、麻美先輩のイジワルその1!ということで、イジワルをイメージして、ぱっと目に入ったメープルシロップを入れてみることに。

「この風味が隠し味になるのよ」なんて言われたら、そういうもんなんだと納得してしまいそうです。

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水気がほどよく飛ぶまで、中火で焦げないようにかきまぜます。

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最後にさっとレモン汁を加えてひと煮立ち。

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火からおろして、レモンピールの出来上がりです!

琥珀色に透き通って、つやつやしていて綺麗。
レモンの爽やかな香りに、紅茶とメープルシロップが深みを出しています。

香りはとても良いけれど、はてさて一体味はどうなのでしょう?

麻美先輩のイジワルはまだまだ!
次回、「それをふりかけるの!?」の巻に続きます。