年末のご挨拶

2015年もビストロ・アニメシにご来店頂き、誠にありがとうございました。

今年は今までになかったジャンルのお仕事を経験させて頂いたり、調理をする機会が増えたりとした1年でした。

少しずつではありますが、思わぬ経験をしたり、お声をかけて頂いたり、1つステップアップできたような気がします。

ネタ切れになることがないのも、楽しく続けられているのも、応援して下さる皆様のお陰です。
この一年応援して頂いたことに重ねて、お礼申し上げます。

いつも温かいコメントを下さる方、
拍手を残して下さる方、
更新を楽しみにして下さる方、
各SNSで「このサイトおもしろい」と呟いて下さる方、
偶然たどり着いたとしても、記事を見てニヤッとして頂いた方。

楽しんで下さった全ての皆様が、励みになっております。
ありがとうございます!

そんなビストロ・アニメシですが、今年はこの記事にて、ひとまず終了とさせて頂きます。
年末年始、美味しいものや面白いものを発見しては、不定期で記事をアップしていく予定です。

2016年早々に、アニメシ通常調理は再開致します。

良いお年を!

コンビニでみかけた「味仙の台湾やきそば」

カップ麺って無性に食べたくなること、ありますよね。
その時の私は、カップ焼きそばが食べたくなってコンビニへと向かいました。

カップ焼きそばを食べる時は、いつも決まった商品。
安定した味を求めるのが常ですが、新発売や期間限定には弱いです。

特に「辛いもの大好き!」な私にとって、これは買わずにはいられないものだったのです。

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名古屋で知らない人はいない、「台湾ラーメン」でおなじみ味仙さん。
辛く炒めた豚挽き肉とニラが特徴のラーメンで、テレビでも時たま「辛いけどうまい!でも、辛い」と紹介されています。

その味仙さんから発売された、台湾やきそば。
迷わず購入しました!

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かやくを入れてからお湯を入れ、湯切りしてから粉末を入れるタイプです。
粉末が赤いのが印象的でした。

よく混ぜないとムラができやすい感じ。
混ぜている時に出る湯気からも、辛さが伺えました。

あとは最後に付属の唐辛子マヨネーズをかけて頂きます。

お店で食べる台湾ラーメンよろしく、なかなかのピリ辛さ!
でも、味覚がおかしくなるくらいの辛さではないんです。

辛いけど、美味しい。美味しさが分かるぎりぎりの絶妙な辛さが癖になりますね。

かやくのミンチとは思えない、しっかりとしたミンチも印象的でした。
そして輪切り唐辛子もふんだんに入っていてびっくり。

具はそれほど多くない印象ですが、その辛さと旨味で食べごたえは十分にありました。
飽きずに美味しく食べきれる丁度良い量かも。

お店に行くのが億劫な時や、ふと辛いものが食べたい時にはうってつけですね。
ただ、購入がお手軽だからといって、あなどるなかれ。

食べ終わったあとの口臭も、お店のものに負けないパンチがあるので、その後の予定をしっかり考えて楽しむ必要がありそうです。

次元のベーコン豆 後篇

前篇の「美食家なんて!」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!

〜ウェイト管理? の巻〜

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グリーンピースに火が通ったら、あとは次元おこのみの焼き加減になるまで、じっくり焼きましょう。

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パチン!とグリーンピースが爆ぜて、薄皮から実が飛び出てきます。

次元はここで、跳ねる豆を相手にマグナムを構えて一人遊びします。
「なかなかやるじゃねぇか、束になってかかってきやがれ!」なんてノリノリな次元はちょっと可愛い。

でも、豆が1つ爆ぜると、さながらポップコーンのように次々と爆ぜて怖かったり。
そっと蓋をして、しばらく焼きました。

あとは火を止めて、塩、ブラックペッパーで味付けしたら完成!
さっと作るワイルドな料理のイメージなので、気持ちペッパー強めでシンプルに仕上げます。

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あとは、お皿にざっと盛りつけたら、これで出来上がり!
豆一粒一粒にこんがりとした焼色がついて、カリッと仕上がっています。

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いざ実食!

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普段、付け合せや豆ごはんなどしか食べないグリーンピース。
こんなに主役として、たっぷり食べるのは始めてかもしれません。

外側がカリッとしていて、お豆独特の香ばしくて良い香りがします。
噛むとつるっと滑って、むにゅん、と柔らかく潰れる。

食べる前はグリーンピースばかりそんなに食べられるかな?と思ったのですが、
塩はキツく振っていないので、さらさらっと入っちゃいます。
むしろ、ベーコンの塩気が丁度良い箸休めというか、アクセント。

でも‥食事これだけだなんて、次元のあのスタイルキープの秘密が分かっちゃった。
いくら食べても、豆だけじゃお腹減ります!

というわけで、ちゃっかり五ェ門が食べていたカップ麺のそばも完食。
ルパンも五ェ門も、次元も、あんなに細いのはその食生活に理由があったのかもしれません。

泥棒さんは身軽じゃないといけないから、ウェイト管理の一環?

そばを啜りながら首を傾げる一品なのでした。
味は美味しかったですよ!

次元のベーコン豆 前篇

〜美食家なんて! の巻〜

今年10月、30年ぶりのテレビシリーズが開始されたルパン三世。
期待しつつも、「どうせ今までのものに比べたら、ガッカリなものなのでは?」と予防線を張っていました。
私は古い人間なので、新しいものには懐疑的で保守的です。

どうしても昔の作品や原作の良さが頭のなかで固まってしまっていて、新しいものをすんなり受け入れがたい時というのが得てして有ります。
それは、楽しみにしていて、がっかりしたくないから、というのもあるのですが。

ただし!
今回のテレビシリーズは、そんな私の殻なんぞものの見事に開始数秒でかち割りました。
オープニングのセンスからしてもう最高!すぐさま夢中になった、勢い溢れる作品です。

もう、もう、面白くて格好良くて、これぞルパン!なんです。
今までのイメージは守っていながらも、ルパンに奥さんがいたり、新しいキャラクターのインパクトは大きく革新的。
毎回毎回の完結という形は今まで通りですが、今後の大きな事件に繋がる伏線を少しずつちらつかせて、たまらんのです。

エンディングの曲がまた素敵で、口ずさみたくなっちゃう。
そんな訳で、最近作業中はもっぱら録画したルパン三世を流しっぱなしにしています。
来年発売のブルーレイが今から待ち遠しいです。

さて、そんなわけでルパン三世がマイブームです。
今のところ、新シリーズにもちょいちょい食べ物は登場するのですが、まだ作るにはもう少し作品を観て、温めたいところ。

それならば、今のうちに昔の作品を振り返って、新しいシリーズの再現に備えなければ!と謎の義理を感じた当ビストロ。

ということで、今回作成するのは、1979年放送のテレビシリーズ96話「ルパンのお料理天国」に登場する一品。
題目からも食べ物の匂いがプンプンする巻です。

世界一の美食家グルメール男爵は、世界の珍味を食する富豪。
あらゆるものを食べ尽くした彼の欲求は、あらぬところまでエスカレート。

なんと、「世界一の盗賊ルパン三世の脳ミソ」が食べたいなんて言っちゃうんです!
そして脳ミソを狙われるルパン、裏切る不二子ちゃん、美食なんてくだらないとばかりに粗食を食べる次元と五ェ門‥

ルパンの脳ミソなんてナンセンス!なので、今回スポットを当てるのは次元の作る一品です。
その名も「ベーコン豆」。
シンプルそうだけれど、それがなんでか美味しそう。

ということで、いざ調理スタートです。

【用意するもの】
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ベーコン1枚、冷凍グリーンピース、塩、ブラックペッパー、オリーブオイル

次元のイメージとして、生のグリーンピースを買って処理して‥というのは違う気がします。
ストックしてある缶詰のグリーンピースのイメージだけれども、日本の缶詰は量が少なくて足りない。

ということで、冷凍グリーンピースを使用することに。

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グリーンピースは流水でさっと解凍。
芯まで解凍しなくても、表面の霜を洗い流すくらいでOKです。
ザルで水切りしておきます。

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フライパンにオリーブオイルを熱します。

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ベーコンを熱します。

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ベーコンが熱されて、縮れてきたら‥

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フライパンの端に寄せます。

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グリーンピースを加えて炒めます。
ベーコンの旨味を吸った油で炒めるのが美味しさの秘訣!

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油が全体に行き渡るように、フライパンを軽く揺すります。

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作中のシーンを確認すると、ベーコンはカリカリにはなっていません。
なので、焦げないよう火が通ったらグリーンピースの上に乗せちゃいます。

艶々のグリーンピースが綺麗ですね!
この状態でも火は十分通っていますが、次元は豆が爆ぜるまで炒めています。

とってもスピードレシピですが、あともうちょっとだけ手順があります。
次回、「ウェイト管理?」の巻に続きます。

シンガポールみやげ

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両親からシンガポール旅行の土産を頂きました。

現地のスナック菓子に、シンガポールのお茶の専門店TWGの紅茶、マンゴープリンにシンガポール独特のジャム「カヤジャム」に、シンガポール版やきそばの袋麺「KOKA」などなど‥

この寒い時期に、異国の温かい風を感じられる嬉しいプレゼントでした。

カヤジャムは食べたことがなかったので、また食レポをアップする予定です。
お茶もちょうど切れていたから楽しみ。
スナック菓子は、ダイエット中だけど食べちゃおうかしら‥と早速意思の弱さを発揮中。

今回の件に限らず、プレゼントを頂く時に最近ありがたく思うことがあります。

それは、料理研究家という私の職業を意識したチョイスのお土産を頂くということ。
仕事を始める前に比べてここ数年、食べ物や調味料、調理器具のお土産を頂く事が本当に多くなりました。

自分がまだ知らない土地の味や調理法はとても為になります。
そして何より、そういった心遣いをして頂けることに心が温まります。

実は、コラムでは紹介出来ていない面白いお土産がまだまだあります。
紹介しきれていないことに心苦しさがありますが、少しずつ、紹介していければと考えています。

色んな味を知って、よりクリエイティブになりたいものです!

松原くんクッキー 後篇

前篇の「ゆいこちゃんのセンスに乾杯!」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!

〜だれか!だれか!!! の巻〜

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クッキー生地が冷えたら冷蔵庫から取り出します。
生地が温まってくると台にべたつくので、念のため台には軽く打ち粉をします。

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めん棒で生地をのばします。

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あとは包丁で手頃なサイズにカット。
まずは正方形に切り取ってから、一辺に切り込みをいれて松原くんの紙袋の下部分を再現。

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切りっぱなしでも良いのですが、作中だと紙袋の下部分は短く、とんがっていません。
なので、包丁をギザギザの半分くらいのところへ横一文字に入れて切りそろえます。

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あとは爪楊枝などで表情を作っていきます。
焼き上がった時にくっきりと見えるように、目は底まで押して穴にします。

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口も爪楊枝を使って書いていきます。

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形作りをしたら、天板にアルミホイルやクッキングシート等を敷き、その上に均一に並べていきます。

絵心の無さが出て、シンプルな表情なのに一つ一つ微妙に変わってしまいました。
なんだかニヒルな笑みを浮かべている松原くんもいる‥

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あとは160℃に予熱したオーブンでじっくり焼いていきます!

製菓の楽しさといえば、やっぱりこの焼き上がりを待つ瞬間。
調理器具を洗ったり、焼き上がり後に供に飲むものをチョイスしたり、こえ恋を読みなおしてムフムフしたり。

そういうしている間に、焼き上がりました!

ビストロアニメシ 前田未希 Comicoの松原くんクッキー こえ恋の松原くんクッキー作ってみた アニメや漫画飯のサイト
焼き上がったクッキーは、クーラーの上に乗せて粗熱を冷ましてあげます。

ビストロアニメシ 前田未希 Comicoの松原くんクッキー こえ恋の松原くんクッキー作ってみた アニメや漫画飯のサイト
出来上がり!可愛いー!

ビストロアニメシ 前田未希 Comicoの松原くんクッキー こえ恋の松原くんクッキー作ってみた アニメや漫画飯のサイト
ちゃんと再現できるか心配でしたが、なかなか良い仕上がりになりました!
生地を包丁で細工するのが手間ですが、その細工も難しい動きはないので思ったより簡単にできます。

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松原くん、いただきます。

ほんのり温かく、蜂蜜の香りが広がります。
サックサクで、口のなかでほろり、と溶けます。

クッキーってこうじゃないとね!というオーソドックスな食感。
バターの塩味がさりげないアクセントになっています。

喫茶店で販売するにはぴったりの、何か飲み物と一緒に食べたくなる味わい。
クッキーって、自分の為に作るにはちょっと勿体無い嗜好品。

特別な時、特別な人とこの美味しさを共有したいですね。
ゆいこちゃんの作ったクッキー、やっぱり他ならぬ松原くんに食べてほしい!

誰か松原くんを呼んできて!そしてまた、二人の甘酸っぱい雰囲気を見たい!
そんな妄想に進んでしまう甘いクッキーの巻なのでした。