愛ちゃんのツヤぷる手作りプリン 前篇

〜ぷるぷる重視で の巻〜

今回作成するのは、アニメ「おじゃる丸」に登場する一品です。

おじゃる丸は、現代の日本に平安時代の妖精界の貴族の子・おじゃる丸がやってきて、普通の男の子カズマの家に居候をし、その生活の中で起こるドタバタを描いたお話。

ドラえもんに近い設定と思いきや、おじゃる丸はさすがやんごとなき貴族の子。
特にカズマを助ける為に現れたわけでもなく、むしろ面倒見の良いカズマ一家にお世話になっています。

移動は牛車、世話係の伝書ボタル・電ボを引き連れる姿はとっても優美。
平安時代を象徴するかのような、ゆった〜りしたおじゃる丸は、なんの役にも立たないけれど、それがなんだか良いところ。

いつもゆるゆるとした表情のおじゃる丸ですが、好物となると話は違います。
現代の日本に来て心奪われたのは、プリン!

最初はぷるぷるした形状を不気味に思ったおじゃる丸ですが、ひとたび口に入れるともうプリンの虜に。

「プリンは1日1個」と決められているほどの大好物で、作中のおやつといえばプリン。
オープニングやエンディングにも登場するほどの好物です。

居候している田中家でのプリンというと、カズマのお母さんの愛ちゃんが手作りしてくれています。
そのプリンは、ぷるるんとしてツヤツヤ。
スプーンでつつくと頼り気なしにたわむ姿は、おじゃる丸じゃなくても見る人を夢中にさせます。

プリンというと、大きく分けて2種類あります。
蒸して作るものと、ゼラチンで固めるもの。

どちらも好きですが、作中のツヤッツヤでぷるぷるな形状からして今回はゼラチンで作るタイプで再現してみます。

美味しいプリンの為に、いざ調理スタートです。

【用意するもの】
063
グラニュー糖、バニラエッセンス、牛乳、卵、ゼラチン

全卵で作るタイプと、卵黄のみで作るタイプがありますが、愛ちゃんのプリンは黄色みが弱く柔らかい色合いが特徴的。なので、今回は全卵で作ってみます。

067
まずはカラメル作り。
愛ちゃんのプリンはカラメルの色も薄めで優しい色合いなので、
以前にシンドリーちゃんの直置きプリンで作ったカラメルとはちょっと違う作り方にしてみました。

まずはフライパンに砂糖を入れ、中火にかけます。

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ふちからじわじわと溶けてきます。

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木べらなどで全体を軽く混ぜ、色がつくまで火にかけます。

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気泡で見えづらいですが、飴色になりました。

076
この色の状態をキープする為に、一度火からおろして、お湯を加えます。

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あとは再び火にかけて、お湯が溶けきったら出来上がり。
色が薄いと思った場合は、また煮詰めてお湯を加えて‥と同じ行程を行うと調整がききます。

085
熱いうちに、カップにカラメルソースを注ぎましょう。

カラメルソースの香ばしくて、甘く強い香り。
お菓子作りは作っている段階で良い香りがするのがテンション上がって好きです。

毎日作ってあげられるシンプルで、なおかつ美味しい愛ちゃんのプリン。
次回、「時代に抗え!」の巻に続きます!

記憶の中のホットケーキ

066
先日、ドラえもんに登場する昔ながらのホットケーキを再現しました。

絵本やアニメ、漫画に登場する厚みのあるホットケーキ。
四角く切って真ん中に乗せてあるバターに、シロップがかけられているのが定番のイメージです。

しかし、本当に子どもの頃にあのホットケーキを食べたか?というと違うのではないでしょうか。
大抵はあの厚み、綺麗な焼色に思いを馳せつつ、失敗してガッカリした覚えがあるのでは?

少なくとも私の子ども時代のホットケーキは、のび太ママのものとは違いました。
どちらかと言うと、おやつにホットケーキが出ると「今日はホットケーキかぁ‥」と残念に思ったもの。

母は料理が得意で、手づくりのお菓子もよく作ってくれました。
当然、ホットケーキも焼いてもらった覚えはあるのですが、何故かホットケーキは苦手だったようで‥

今でも忘れない、私にとってのホットケーキ。
それは、フライパンにたっぷりの生地でいっぺんに大きいものを作って、大皿にデン!と乗せたもの。
火を中までしっかり通す為に強く焼いてあって、ちょっと苦味を感じるものでした。

焼きたての熱いうちに、焦げの強い表面全体にナイフでざざっとバターを塗ってツヤツヤにする。
メープルシロップなんて洒落たものがなかったから、蜂蜜をかけていました。

子どもだから苦味は余計に強く感じるのか、私にとってホットケーキは「苦いもの」でした。
不満に思いつつも、何故かモソモソと食べていたあの頃。

母のホットケーキと、厚みのあるふわふわホットケーキ。
全然違うはずなのに、今回の撮影で作ったホットケーキを食べて一番に感じたのは、懐かしさでした。

苦いホットケーキ、甘さもあったよう。
懐かしさって面白いなと感じた回でした。

ホットケーキミックスの残りがまだあるからと言って、沢山食べてホットケーキのように丸くならないように注意ですね。

のびちゃんの大すきなホットケーキ 後篇

前篇の「昭和のおやつ、やっぱりコレ!」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!

〜甘じょっぱ、フワッフワッ! の巻〜

030
生地が出来上がったら、ボウルに泡立てた卵白を加えます。

031
なるべく泡が潰れないように、スパチュラで生地を切るようにさっくり混ぜます。

032
卵白は無理に混ぜきらずに、ちょっと残るくらいでOK。

026
フライパンで油を熱し、キッチンペーパーで余分な油は軽く拭き取ります。
一度強火で煙が出るくらい熱して、

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ぬれぶきんの上に

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フライパンを置き、熱伝導を均等にさせます。
あとは弱火にかけます。

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一枚につき、お玉でひとすくいが目安。

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型をフライパンにセットし、生地を流し込みます。

036
蓋をして中に火が通るように、弱火で蒸します。

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生地がじわじわと膨らんできます。

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型の高さがありすぎたので、キッチンばさみで生地の高さまで切りました。

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型にはめたまま、ひっくり返します。
同じように蓋をしてしばらく弱火で蒸します。

044
竹串をさして、中まで火が通ったかチェック。

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竹串に生の生地がついてこなければOK。

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火からおろして、型から取り出します。

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2段に重ねて、バターとメープルシロップをかけます。

ビストロアニメシ 前田未希の料理 厚いホットケーキ 漫画のホットケーキを再現 ドラえもんに出てくるホットケーキの作り方
これで出来上がり!

ビストロアニメシ 前田未希の料理 厚いホットケーキ 漫画のホットケーキを再現 ドラえもんに出てくるホットケーキの作り方 ホットケーキミックスでスフレパンケーキの作り方
ママの得意料理、ホットケーキは気持ち小ぶりなのが、のび太ママ流。

ビストロアニメシ 前田未希の料理 厚いホットケーキ 漫画のホットケーキを再現 ドラえもんに出てくるホットケーキの作り方
せっかくなので、冷めないうちに頂きます。

思えば、おやつというと手で食べられるものばかり。
ナイフとフォークを使うおやつって、何だか久しぶりで特別な気分になります。

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うやうやしく一口大に切って、バターとメープルシロップを軽くつけて、口に運びます。

バターのしょっぱさに、香りの良いメープルの甘さ。
そして噛むと広がる、ホットケーキの優しいバニラの香りにフワッフワの生地!

うまーい!!!!
これこれ!これが食べたかったんだ。

通常の焼き方よりも、中までしっかりフワッフワッ。
きめ細やかな生地は、香りの広がりもいつもより良いです。
甘みが軽やかに広がって、いつもなら途中で甘さに負けてしまうのに全然飽きません。

唯一の反省は、表面の焼色にムラが出来てしまったこと。
生地を流し込むときに、ちょっとモタモタしてしまったのが敗因です。

のび太ママは手際もよく、綺麗な焼色にしてくれるのでしょう。
美味しかったから、これからまた作って完璧に仕上げたいものです。

型を使わずに綺麗に仕上げる方法も考えたり、まだまだ改善できそうです。
美味しく出来て満足。でも、勤勉なママを見習ってより鍛錬しないとね!と張り切りたくなった一品なのでした。

のびちゃんの大すきなホットケーキ 前篇

〜昭和のおやつ、やっぱりコレ!の巻〜

今回作成するのは、ドラえもんに登場するのび太ママが作るホットケーキ。

最近は昔ながらのホットケーキよりもパンケーキが主流ですね。
リコッタチーズのパンケーキに、ホイップやフルーツの色鮮やかなトッピングで食べる前から心華やぎ特別な気分にさせてくれます。

でも、たまにはシンプルなホットケーキはいかがでしょう?
ホイップもフルーツも、特別な材料も使わない。
あるのは甘い生地に、四角いバター一片、シロップ。

ドラえもんに登場するおやつや食べ物はどれも美味しそうですが、中でもこのホットケーキは捨てがたいです。

のびちゃんの好物として何度か登場するそれは、2段や3段重ねでとても綺麗な見た目。
ママの得意料理といえば、ホットケーキでもあります。

アニメや漫画独特の、厚みのあるふんわりとした美味しそうなそれは一度見たら忘れられません。
ホットケーキミックスの箱の写真のような綺麗なそれは、子どもの頃に誰もが憧れたものです。

ワクワクしながらホットケーキを初めて作って、写真のようにふんわり厚くならなかったことにがっかりしたことが懐かしい。

でも今日は、あの厚みを再現して食べてみたい気分です。
ということで、いざ調理スタート!

【用意するもの】
003
ホットケーキミックス、牛乳、バター、卵、メープルシロップ

のび太ママは真面目で規律正しいイメージ。
ということで、奇抜な材料は使わず、ホットケーキミックスを使用してあの厚みを再現することを目標とします。

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綺麗な丸で高さを出す為に、今回はホットケーキを焼く時に型を使用する作戦です。
左の型のサイズを参考に、クッキングシートで型作り。

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まずは35cmほどの長さを出したクッキングシートを用意し、横半分に折ります。

006
半分に折ったら、三つ折にします。

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こんな感じの細長い短冊状に。

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ホチキスで端をくっつけます。

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これで型の出来上がり。

次に材料を混ぜます。
通常は、ホットケーキミックスと牛乳、卵を混ぜて焼く‥という手順ですが、そのままではあの厚みにはなりません。

さて、どうしたものか‥
のび太が美味しいというホットケーキ。得意料理というならば、少し工夫があるはずです。

012
ということで、卵に工夫をします。
卵黄と卵白を分け、卵白のみボウルに入れます。

013
卵黄はホットケーキミックス粉と合わせておきます。

014
卵白をよく泡立てていきます。

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よーく泡立て‥

018
ピンとツノが立つまで泡立てます。

021
卵黄とホットケーキミックスは、牛乳も加えて混ぜます。

022
最初、粉がダマになるので、そのダマがなくなるまで混ぜます。

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ダマが全体的になくなって、生地がもったりとしたらOK。

泡立てた卵白と生地を合わせて、スフレ状にして厚みを生む作戦。
今のところ順調ですが、スフレ生地は無事に出来るのか?

そして焼き目の綺麗なところも無事に再現できるのか?

次回、「甘じょっぱ、フワッフワッ!」の巻に続きます。

最近ハマっているもの

スペースコブラ TV1期+劇場版 コンプリート DVD-BOX (31話+劇場版1話, 900分) アニメ [DVD] [Import]

今更?と思う方もいるかもしれませんが、最近コブラにハマってます。
アニメや漫画好き、ジャンルは問いませんと公言しつつ、まだまだ押さえていない名作が多いのも事実。他にも、きっと面白いのだろうと思いつつも観れていないものが多々有ります。

コブラは主人との他愛ない会話の中で出てきて、「観てないなんて損!」とオススメされたのが始まり。
キャラクターと作品をふんわり知っている程度だったので、「そうなんだ」とピンと来ない感じだったのですが‥

ヤバイです!一話の初めから、面白い。
たまに、世界観に馴染むまでに数話かかるものがあったりするなかで、驚くほどすんなり入り込めちゃう。そして何より、先の展開が読めなくて、気になって気になって、夢中に!

ルパン三世の「アダルトなアニメ」に通ずるものがあります。
会話のなかのニクイ軽口や、やたらセクシーな女性キャラクター。
そしてジャジーな曲!ご都合主義ではない、臨場感ある展開。

無類のルパン好きとしては、ドストライク。
登場する宇宙船もまた格好良くてたまらないのです。
一期を見始めているのですが、いま見てもまったく古くない素晴らしさ。

いつもは面白い作品に出会うとノンストップで観てしまうのですが、あまりにも面白くて一気に観てしまうのをためらってしまっています。
そんなわけでここ数日、毎晩寝る前に1話観るのが日課。

どんなに疲れた日も、どんなに眠い日も、コブラのオープニングを聴くとイキイキしちゃってます。

COBRA 1 (MFコミックス)

アニメから手を出してしまいましたが、寺沢武一先生の原作は絵が美しすぎる!
漫画喫茶に通いたい、そしてオトナ買いをしたい衝動と戦っています‥。

そもそもは、「ネタになる食べ物が出ないかな?」とチェックしたのに、お構いなしに夢中になっちゃっています。

なにか食べ物でないかな!?
出たら、どんなに難しいものだって作りたい!と願ってます。

今夜も楽しみです。

スミレちゃんの特製タコさんウィンナー入りペペロンチーノ 後篇

前篇の「きみの口を開けるために」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!

〜タコさんウィンナーに思うこと の巻〜

029
ニンニクの香りが立ったら、次はタコさんウィンナーを加えます。

030
切り込みを入れた状態のウィンナーをフライパンに加え、油を馴染ませます。

032
しばらくすると自然に足がくるんっと丸まってきます。

038
タコさんを起こして、足の裏側を炒めます。

034
ここで、パスタを茹でているお湯を何度かすくって‥

035
フライパンに注いで、乳化させます。

036
油はねに注意!
油と茹で汁を素早くかき混ぜて、よく合わせます。

本来水と油は混ざり合いませんが、パスタの茹で汁に含まれるデンプン質によって均一に混ざり合った状態を安定させてくれます。

乳化は美味しいパスタの基本。
油と水を乳化させることで、まろやかでとろみがあり、パスタにからみやすいソースが仕上がります。

スミレちゃんはお勉強もお料理も、お仕事もとてもきちんとして一生懸命。
しっかり乳化してそうですよね。

040
1分ほど早めに茹で上げたパスタをフライパンに加えます。

042
顆粒コンソメを加え、全体にソースがからむように素早く炒めます。

044
あまり時間をかけると麺が伸びちゃうので、ここはスミレちゃんのようにジャっと軽く炒める程度でOK。
空気を含ませるように軽く揺すってスミレちゃん気分です。

スミレちゃんは作中でタバコを吸いながら料理しているので、ふと真似がしたかったなと後悔。
タバコは吸えないので、真似するとしたらタバコの形を真似たお菓子ですが。

オリオン ココアシガレット 大箱(6本×10個入) 1箱

思い出すと無性に食べたくなる、罠。

045
最後に軽く塩、胡椒をかけて完成!

064
「モモ、おなかすいた?」
「じゃ、ゴハンちょうだいって言ってごらん。言わなきゃあげない」

ペペロンチーノって、ガーリックのきいたオリーブオイルの香りがたまりません。
私だったら根負けしちゃう。

049
冷めないうちに頂きます。

細かくみじん切りにした為、全体にガーリックの香りが広がります。
今までペペロンチーノを作る時は輪切りにしていたのですが、みじん切りのほうが食べやすくて美味しい。

火が通りやすく、軽く揚がってサクサクとした食感なのがまた良いですね。

全体的に、いつもよりもジャンクのような味に感じます。
タコさんウィンナーを食べてみて、その理由がタコさんウィンナーだと気づきました。

久しぶりに食べて驚いたのですが、タコさんウィンナーって意外と濃い味。
お弁当のおかずになるだけあって、単品で食べるとちょっとしょっぱいです。

具のシンプルなペペロンチーノなので、ちょっと残酷だけれどもタコさんウィンナーを千切ってパスタにからめて食べると美味しい!

タコさんウィンナーの味が意外とペペロンチーノとの相性が良く、これは癖になりそう。
鷹の爪を入れずに作れば、お子様も喜ぶ味になりそうな?

モモが好きなものは、牛乳でふやかしたマクビティビスケットなどどこか子どもらしく感じるもの。
スミレちゃんが発明したのか、モモが発明したのかは不明ですが、これも納得の美味しさ。

ちょっとおやつのような味わいが、これまた美味しいです。
コンソメを入れたのも正解でした!

これが二人の味かー、と想像して、ムフムフした巻なのでした。