目玉焼きを半分個?意外と高度なラピュタパン 後篇

前篇の「厚切りパンにこだわりたくて の巻」をお読みでない方は、まずはコチラ

~パズーは結構マメな性格? の巻~

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前回オーブンで焼いた角食パン、その焼き上がりは‥?

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オーブンから取り出したら、すばやく蓋をとります。
表面が焼けていたらOK。
蓋を取ったら、テーブルや台の上から高さ20~30cmからパンを容器ごとガンガンと落とします。

こうすることにより、パンと容器の間に隙間が出来て綺麗に取り出せます。
容器を落とした時にフワッと湯気が出るまでが目安ですが、落とし過ぎということはないので豪快に落とします。

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パンが容器から離れたら、バットの上にパンを落として粗熱を取ります。

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牛乳やスキムミルクを使用していないので、表面はフンワリというよりはカリカリに見えます。

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パンはこれで完成!いよいよ目玉焼きの作成に進みます。

【用意するもの】
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角食パン、卵

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パンはお好みの厚さにカットします。
今回は作中に忠実に、少し厚切りにカット。

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まずは熱したフライパンに油を敷きます。

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卵を割り落とし、弱火~中火でじっくり焼きます。

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黄身に熱が通って硬くなったら、火を止めてお皿に。
フライ返しでグイグイと半分に切ります。

そうすると‥

失敗その1
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予想は出来ていましたが、やはり黄身が垂れてきました。
これではシータの食べ方は不可能。

美味しいのですが、塩だけで食べるには黄身の存在感が強くてちょっと物足りないかもしれません。

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次は、黄身を切り分けることを諦めて、白身だけカット。

失敗その2
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見た目は綺麗ですが、食べた瞬間に黄身との戦いが始まります。
そしてこれではパズーの食べる分があまりにも可哀そうです。

失敗その1以上に黄身の存在感が強くて塩だけでは物足りないです。

せめて胡椒を振りかけたいところですが、作中では胡椒の存在が確認できないので、塩だけで美味しく食べられる方法を模索します。

失敗その3
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卵を焼く時に蓋をして、蒸気熱で黄身も硬くする作戦です。

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茹で卵に近い食感で、塩の味付けがマッチ。
ゆっくり食べても黄身が垂れずに安心です。

‥しかし、これは見た目がイメージとは違うので、成功とは言えず。

ここで、普段の目玉焼きの作り方ではなくある方法を実行してみることにしてみました。
その方法は、静岡始めました様のガッテン流の目玉焼きに挑戦!の作り方を参考にさせていただきました。

黄身の水分を飛ばしきるのは、なかなか難しいのは3度の失敗で分かりました。
それもそのはず、「黄身は常に白身の上に乗っている」為に、なかなか火が通らないのだとのこと。

つまり、先に黄身を焼いてしまえばいい!というなかなか思いつかない発想です。
果たして本当に上手くいくのか?以下、実際に作成してみました。

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細長く折ったアルミホイルを用意します。

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ホチキスで端を止めて輪にします。

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これが出来あがりの白身の形になります。

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卵をまずは容器に割り入れます。

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容器から、卵黄だけをすくい取ります。

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熱したフライパンに油を敷いて、卵黄を低い位置からそっと落とします。

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黄身が焼けていくの待つこと数分‥

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表面が沸騰してきました。

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先ほど作成したアルミホイルの型を周りにセットして、白身を注ぎこみます。

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あとはこれを弱火~中火で、白身が固まるまで焼きます。

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途中で黄身が沸騰後に爆発してしまい、見た目はちょっと残念になってしまいました‥
ですが、黄身は結構しっかり硬くなってきているかも?

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火を止めて、アルミホイルを取り外します。熱いのでヤケド注意。箸などで取ると安全です。

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他の方法よりも綺麗な形に焼きあがりました。

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そして緊張の一瞬!

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無事に切り分けることが出来ました。

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黄身が垂れてきません!

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あとは、パンの上に乗せて、塩を振ります。

ラピュタパン 目玉焼きトースト ビストロ・アニメシ
ついに出来上がり!

ラピュタパン 目玉焼きトースト ビストロ・アニメシ
黄身に火が通っているのに、カチカチになっていないという不思議な状態です。

遂に出来あがったラピュタパンを、念願のシータの食べ方で実食。
黄身を慌てて食べなくても大丈夫な上に、今まで感じたことのない食感に驚きを感じます。

見た目では違いが分かりづらいのですが、手べてみるとその違いは歴然!

驚くほどクリーミーで、ほろほろと口どける黄身。
茹で卵とも硬く焼いた目玉焼きとも違う、なんとも不思議な食感です。

程よく水分が残っているので口の中がボソボソすることもなく、しっとりと柔らかい黄身に塩がピッタリで食が進みます。

シータの食べ方ではパンだけを食べることになりますが、せっかくなのでパンと一緒に食べたい一品です。

耳の部分がハードタイプの角食は、イーストと小麦の香ばしくシンプルな香りです。
素っ気ないくらい素朴な味のパンですが、クセがないので、どんな食べ物ともマッチしそうです。
今回は黄身の甘さを際立たせる良い役目を果たしていて、飽きのこない味になっています。

この行程を行っていたとなると、パズーは結構マメなのか‥?という疑問を残しつつも、味には大満足。

ご馳走ではないけれど、普段の食卓にちょっと手をかけることの楽しさや驚きを知る一品なのでした。

■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□

「目玉焼きを半分個?意外と高度なラピュタパン 後篇」への6件のフィードバック

  1. a様
    コメントありがとうございます。
    半分切りにするために、当ビストロでは色々な目玉焼きを試行錯誤しました。
    お楽しみいただけたのなら幸いです。
    何かオススメの焼き方がありましたら、レクチャーお願いしますね(*^^)v

  2. 原作再現への情熱がすごいですねぇw
    目玉焼きに関しては白身が固まってきたところで水を投入し蒸し焼きで半熟にするのがいいと思います。
    白く凝固してしまうのも、蒸し時間の加減で微調整できます:-)
    私は黄身は半熟(半生)くらいがおいしいとおもいます
    オーロラソースを塗ってみたり、キャベツの千切りを敷いてみたりしてもおいしいですよ~
    あとはりんごがあれば完璧!

  3. めい様
    コメントありがとうございます。
    いかにして原作そっくりになるか!?と、苦戦に苦戦を強いられた一品でした(^_^;)
    目玉焼きの作り方は様々ですね。
    当ビストロも、ポーチドエッグにして中身を半熟にしたり、黄身にとろみがある状態に人気があります(*^^)v
    オーロラソースもキャベツも、食欲をそそりますね‥!
    焼き方と共に、美味しいラピュタパンの再現を、また今度するかもしれません。
    その際は、今回のアドバイスを是非活用させて頂ければ幸いです。
    今後もアドバイス、ご指導のほど宜しくお願い致します。

  4. 偶然ネットサーフィンしてたらこの記事にたどりつきましたー。
    ラピュタは家族でけっこう見ているのですが、私もなんで黄身たれてこないの!?と疑問に思っていましたw
    ところが今日、これまた偶然ですが、ラピュタパンの再現ができたような!?
    私の家は目玉焼きは半熟!!な家なのですが、今日の朝起きるのがおそくなって朝食が昼食になっちゃったんです。
    そしたら、あら不思議、朝つくってあった目玉焼きが見た目は変わらないのに半熟のままかたまってる!?思わずラピュタパンにしちゃいましたw
    思えば映画でも、実際につくってからたべるまで結構時間たってましたよね・・・?
    もしかしたら、普通に半熟でつくって時間をある程度おく(冷やすとか?)すると簡単にラピュタパンできるのかもしれませんねー。

  5. ナミラ様
    コメントありがとうございます。
    やっぱりあの目玉焼きの原理は気になりますよね!笑
    時間の経過説は、自然で納得です。
    今度試してみようかと思います(^^)
    あのドタバタ逃走劇で平気だった保存方法も検証してみたりしたいものです。

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