これぞアドリア海!ピッコロ社のペスカトーレ 前編

~スカンピ買っちゃいました の巻~

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スカンピをご存知ですか?

イタリア料理やフランス料理にかかせないスカンピは、 ヨーロッパでとれる高級海老。
日本では手長海老、アカザ海老と呼ばれます。
ロブスターほど知名度はありませんが、その身は甘く柔らかく、そしてミソも多く絶品なのだそうです。

今回作成するのは、そんなスカンピを使用した、紅の豚に登場するピッコロ社のパスタ。

ポルコが飛行船の修理の為に訪れた、古くからの付き合いがあるピッコロ社で食べるまかないです。
いつものごとく修理にだそうとしたところ、そこには馴染みのオヤジ以外に男手が皆無。

ピッコロのオヤジの孫だというフィオを筆頭に、ポルコの飛行船は沢山の女たちの手によって作られていきます。

最初は「女で若い」フィオに設計を任せられないと、他をあたろうとしたポルコですが、快活でひたむきなフィオのやる気に負けて、いつの間にやら大量の借金こさえてフィオに設計を任せます。

ミラノにいる間の滞在費までとられてピッコロ社に寝泊まりするポルコ。

ピッコロ社の女系を総動員して行われる船作りのシーンは、普段とは違った、まるでお祭りのような雰囲気で、観るものの胸をわくわくさせます。

昼のまかないとして、大きな調理器具でぐつぐつ茹でるパスタはその中でも印象的。
大人数で食べる、赤いパスタは庶民的ではありながらもとても美味しそうです。

トマトベースのパスタは数あれど、ミラノ‥そしてアドリア海を彷彿させるパスタといえば、魚介類が入ったイタリアの大衆料理ペスカトーレではないでしょうか?

というわけで、今回はアドリア海に思い馳せた、ピッコロ社のパスタに挑戦です。

【用意するもの】
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パスタ、オリーブオイル、白ワイン、アサリ、スルメイカ、スカンピ、タコ、鷹の爪、パセリ、サフラン、にんにく、トマト缶

大衆料理と言いつつも高級食材のスカンピを使ってしまったのは、スタッフの魔がさしたからです。美味しそうでつい‥

海老の種類は問いませんが、ミソが味のポイントになるので、頭がついているものを使用して下さい。

海老以外のものも、アサリの代わりにムール貝、タコがなければイカのみなど、材料には幅がききます。
ポイントとしては、甲殻類・貝類・軟体類の3種を何かしら入れること。
そうすると味のバランスが崩れません。

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今回は冷凍の海老を使用するので、あらかじめ自然解凍しておきます。

あさりも、事前に砂抜き・塩抜きをしておきます。

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サフランは使う前に水に浸して色をだします。
水に浸した途端に、じわじわと黄金色がにじみ出てきて綺麗。

サフランは味に深みをだしますが、手に入れづらい場合はなくても十分美味しく作れます。

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タコは人数分カット。

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食べやすい大きさにスライスします。

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海老は縦半分にカット。

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せっかくの長い手がちぎれてしまわないように丁寧に切ります。

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イカは身からワタと骨を引き抜きます。

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イカのワタは別途使用するので、容器に移しておきます。

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イカの皮を剥いていきます。
すべりやすいので、キッチンペーパーで拭きながら、皮を持って押すように引っ張ると簡単に向けます。

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人数分カットします。

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輪切りしていきます。

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にんにくは薄くスライス。

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フライパンにオリーブオイルを多めに垂らし、火にかけます。

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十分温まったら、にんにくと鷹の爪を入れます。

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にんにくが揚げられてきたら、焦げ付かないように弱火にします。
フライパンをゆすって、オリーブオイルに香りをうつします。

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にんにくの香りがたったら、フライパンからにんにくと鷹の爪を取り出します。

このタイミングで、パスタを茹でるために鍋にたっぷりの水を入れて沸騰させます。

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アサリ以外の魚介類(イカ、タコ、海老)を入れて軽く火を通します。

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火が通り過ぎると硬くなって歯ざわりが悪くなるので、両面で30秒程度
中で火が通らなくても、後で煮込むので心配ご無用です。

殻からも旨みが出るので、海老は引っくり返して殻側も熱することを忘れずに。

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火を通した具は、お皿に移しておきます。

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空になったフライパンにアサリを投下します。

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白ワインを注ぎます。

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蓋をして、アサリの口が開くまで蒸し煮。

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ちょうど鍋の水が沸騰したので、塩を入れてパスタを茹で始めます。

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今回使用するのはリングイネ。
「小さな舌」という語源のリングイネは、その語源の通り切り口が変わっています。

通常のスパゲッティは切り口が円形ですが、リングイネは楕円形。
ちょっと平たいこの形状が食感を大きく変えます。

作中で登場するパスタも、ちょっと太麺で、リングイネと丁度同じくらいの太さ。

魚介の濃厚なソースを味わうペスカトーレには、リングイネがマッチします。
ソースとも作品の再現にもマッチして、一石二鳥なリングイネです。

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茹で時間はパッケージに表記されている時間より2分ほど早くします。
ソースの中で軽く茹で、美味しいエキスをたっぷり吸い込んだパスタにする作戦です。

魚介の旨みたっぷりのオイルと白ワインで蒸されたアサリの芳しき香りに、鍋でぐつぐつと茹でられるパスタの蒸気に、気分はアドリア海。

ポルコのようにゆったりと白ワインでも飲んで、アドリア海ワールドを楽しみたいものですが、あいにく料理中。
まかない作りの女性たちもチャキチャキと動いていそうなので、この時間に使った調理器具を洗ったり、テーブルの用意をします。

材料は最高、香りも抜群。
期待値は上がりっぱなしですが、果たして出来上がりやいかに?

次回、「スカンピ、おそろしい子‥!」の巻に続きます。

■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□

「これぞアドリア海!ピッコロ社のペスカトーレ 前編」への2件のフィードバック

  1. 紅の豚は私はまだ見た事が
    ないのですが
    今回のアニメシは
    食欲がわいてきてたまりません
    夕食前に見るんじゃなかったと
    思いましたよ(笑)
    次回が楽しみです

  2. ペェル様
    いつもコメントありがとうございます(^^)
    今回のパスタは、作品に忠実ではないので本末転倒気味ではありますが、そのぶん美味しく仕上がりそうです。笑
    食欲を刺激できて、アニメシ冥利につきる思いです。
    後編は明日公開!お楽しみにお待ちくださいませ。

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