グレイシアさんお手製・ほうれん草のキッシュ 後編

前篇の「パイ生地を作るということ の巻」をお読みでない方は、まずはコチラ

~愛情が表面張力 の巻~

パイ生地が出来上がったところで、次は肝心の中身を作り始めます。
とりあえず、出来上がったパイ生地はラップで包んで冷蔵庫へ。

生地を作ってから、実際に料理で使うまで時間がある場合は冷凍庫での保存が可能です。
その場合は、使用する前日くらいに冷蔵庫へ移動して自然解凍させてください。

【用意するもの】
040
生クリーム、ベーコン、チーズ、玉ねぎ、卵

060
チーズはグリュイエールチーズが一番ですが、手頃な溶けるタイプのものでも代用がききます。
口当たりをまろやかにするために、細かく切られたものを使用するか、すりおろして下さい。

042
そしてたっぷりのほうれん草

ほうれん草は調理する前に、さっと下茹でしておきます。

044
茹で終えたほうれん草はザルにあけて、水気をよく切っておきます。

045
玉ねぎは薄くスライス。

047
ベーコンは細切りにします。
厚さはお好みで調節してください。

050
ほうれん草は、根元を切り落とし、7~8cmに切り落とします。

046
フライパンに油を入れ温めます。

048
玉ねぎを中火~強火で炒めます。

049
玉ねぎがしんなりしてきたら、ベーコンを投下。

051
ベーコンに焼き色がついたら、少量のバターを入れます。

052
バターが焦げ付かないうちに、ほうれん草を入れてバターを絡めます。

053
ほうれん草は炒めすぎずに、バターと絡めたらすぐに火を止めます。

054
最後に塩、こしょうを加えて混ぜ、粗熱を取ります。

061
具の準備ができたら、次はパイ生地の最終段階。
台の上に小麦粉をうっすらとまぶします。

062
冷蔵庫で寝かせていた生地を取り出します。

063
今回のキッシュはこのパイ生地の半分だけ使うので、二等分にカット。

使わない生地は、再びラップに包んで冷蔵庫で保存します。
何に使うかはお楽しみに。

064
切り分けたパイ生地を麺棒で再び伸ばしていきます。
打ち粉はなるべく控えめに。

065
パイ生地の型より一周は大きく伸ばします。

066
薄さはこのくらい。

067
パイ生地を型に被せます。

068
余った生地を切り取ります。

069
切り取りづらい場合は、キッチンバサミで行うとスムーズにできます。
この作業も、パイ生地のバターが溶けてしまわないように素早く行い、なるべく手で生地を温めないようにします。

071
切り取ったパイ生地の端は、ラップに包んで再び冷蔵庫へ。
これも、またの機会に利用します。

075
フォークを使って、パイ生地の底が膨れすぎないように穴をあけます。

ここで一旦生地を型ごと冷蔵庫へ。
キッシュの卵液を作ります。

このタイミングでオーブンを200℃に余熱しておくと待ち時間が短縮されます。

055
ボウルに卵を割り入れます。

056
卵をよくかきまぜます。

057
ここが要注意。
生クリームは空気が入らないようそっと注ぎます。

058
生クリームを注いだらここからは泡だて禁止。
なめらかな食感の仕上がりにするため、泡立て器は使わずにスパチュラか木べらでそっと混ぜます。

これで下ごしらえは全て完了!
あとは具を入れて焼くだけです。

059
おこのみでナツメグ、塩こしょうを加え、同じようにそっと混ぜます。

077
冷蔵庫からパイ生地を取り出し、炒めた具を入れます。

078
その上にチーズをどっさり乗せます。

079
あとは上から卵液を注ぎ‥

080
最後に具を馴染ませつつ、見栄えを良くするためにほうれん草を数個、上にひきだします。

081
予想外に液がたっぷんたっぷんで、表面張力が起きています。
これも家族にお腹いっぱい食べて欲しいというグレイシアさんの愛情ということで‥ご愛嬌。

あとはこれをオーブンで焼くだけ!
180℃で20~30分、様子を見ながら焼きます。

焼き上がりが近づくにつれ、バターとチーズの焼ける良い香りがふんわりと広がります。

鋼の錬金術師 グレイシアのキッシュ ハガレン グレイシアさんのほうれん草のキッシュ ヒューズ家 ビストロ・アニメシ
表面に程よいこげ色がついたら‥

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出来上がり!

ヴェルダン パンスライサー 225mm OVD-17

パイを切り分ける時は、パンナイフで切ると生地が崩れずオススメです。

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包丁を入れると、中は調度良い火加減の様子。
たっぷり入れたチーズが流れない程度にトロッとしています。

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待ちに待った実食タイム!
口に入れると、思いの外軽い口溶け、口当たり。

パイ生地のサクサクとして、噛んだ瞬間にはらはらと崩れることといったらもう、すべての苦労が報われる瞬間です。

キッシュはしっかりとコクがありながらも、ふるふると軽く滑らかな食感!
対照的にどっしりと入ったほうれん草も、ざくざくと小気味の良い食べ心地です。

バターと生クリームがたっぷりですが、たくさんのほうれん草が入っているのでその食べやすさについペロリと食べてしまうので、食べ過ぎに注意。

時折見つかるベーコンがまた何とも嬉しい気持ちにさせます。

086
出来立ても文句なしに最高な一品ですが、「冷めても美味しい」のがキッシュの素晴らしいところ。

冷えてもその美味しさは損なわれることなく、むしろチーズやベーコンの味がぐっと濃くなって良い塩梅です。
それはもしかしたら、仕事熱心な夫のヒューズさんの帰りが遅くても美味しい夕食を‥というグレイシアさんの気遣いなのかもしれません。

あまりにも美味しくてつい沢山食べたくなってしまいますが、この濃厚さは適量が肝心そうです。

家族や大切な人との団欒に、会話を楽しみながらゆっくりとつついてみてはいかがでしょうか。

お好みでキノコやジャガイモを入れても美味しくなります。
アレンジ可能なこのメニュー、パイシートから作ればとても手頃に出来るので是非一度お試しを。

■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□

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