ホミリーの紫蘇ジュース 前編

~小人サイズは何分の1? の巻~

今回作成するのは、スタジオジブリの映画、借りぐらしのアリエッティに登場する紫蘇ジュース。
主人公の小人アリエッティが、冒頭のシーンで庭でとってくる赤紫蘇が元になった一品です。

「人間に見られてはいけない」
そんなルールの元、小人たちは人間に存在を知られないように、ひっそりと生きています。

ファンタジーな設定でありながら、「生き残りがどれだけなのか分からない」、「淘汰される種族」という言葉に表されるように、小人たちの未来は決して明るくありません。

そんな境遇も、アリエッティの瑞々しい生命力を見ていると希望が見えてくる作品です。

アリエッティが庭に出たことを心配する母親ホミリーですが、手土産の紫蘇を見てニッコリ。
「紫蘇ジュースが作れるわ」と喜びます。

バッタと同じくらいの彼女たちのミニチュアサイズな世界では、赤紫蘇一枚分でたっぷり作れる紫蘇ジュース。

残念なことに、作品に出来上がった紫蘇ジュースは登場しません。
しかし、とっさに出る飲み物で「紫蘇ジュース」はそうそうあるものではありません。

緑いっぱいの古びた洋館と、その床下に潜む小人の暮らしぶりは想像力を掻き立てます。
果実やどんぐり、樹の葉で飾られたアリエッティの部屋‥
そこで飲む紫蘇ジュースは一体どんな味なのでしょう。

という訳で、いざ紫蘇ジュース作り(人間用の分量で)に挑戦です。

001
今回はせっかくなので、紫蘇の栽培から始めてみました。

002
種は一晩水に染み込ませておきます。

004
あとは用意しておいた土に

003
適当な間隔で種を植えていきます。
さっと土を被せればOK。

日当たりの良い場所で、水やりをして数日‥

005
ぴょこぴょこと芽が出てきました。

008
背丈も伸びて‥

010
赤紫蘇らしい色が出てきました。

akasiso
そして収穫の時期。

紫蘇は発芽率も高く、害虫に強い植物。
日差しをしっかりと浴びせ、水を与えてあげるとスクスクと育ちます。
あとはブチブチと葉をちぎって収穫するのみ!

010
紫蘇ジュースは、葉をたくさん使います。
虫食いや小さい葉も、エキスを取る分には問題ないので遠慮無く入れます。

赤紫蘇は栽培をしなくても、市販でも手に入れることができます。
市販のものを使用する場合は、季節ものなので時期によって手に入るか注意が必要です。

【用意するもの】
013
赤紫蘇、砂糖、米酢、レモン

大洋製薬 食添クエン酸 500g

今回は手元にある米酢を使用しましたが、クエン酸でも作れます。
お酢の香りや風味が苦手な方は、クエン酸がオススメ。

017
紫蘇は流水で汚れを洗い落とします。

020
鍋にたっぷりの水を入れて、沸騰させます。

023
沸騰したら火を弱火にして、赤紫蘇を入れます。
溢れかえりそうになるので、小分けしてゆっくり入れます。

024
最初は鍋からはみ出そうな赤紫蘇‥

025
じきに葉がしんなりして、収まりきるようになります。

030
弱火で煮て2、3分で、たちまち色が抜けて赤紫蘇が青紫蘇に。

紫蘇は煮込みすぎずに、色が抜けきったら火を止めます。

034
火を止めたら、ザルで煮汁を濾します。

035
ものの数分で驚くほど色が出ました。

041
越した煮汁を再び鍋に入れます。

たっぷり色が出たのは良いものの、現時点では何だか毒々しい色。
赤ワインを煮込んだような色で、なんだかアリエッティのイメージとは違うような‥

出来上がりは一体どうなるのか?

次回、「小人の知恵」の巻に続きます。

■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>