銭婆謹製・紅茶風味のバタークリームケーキ 前編

〜魔法に頼らずケーキ作り の巻〜

今回作成するのは、千と千尋の神隠しに登場する銭婆のケーキ。

両親を豚にされ、神々の集う油屋で働くことになった千尋こと千。
ほかに人間のいない世界で、千はちょっと鈍くさいながらも懸命に立ち向かいます。

最初は歳相応の女の子だった千ですが、油屋でハクや同僚のリン、釜じいと共に様々な出来事に遭遇するうちに逞しく変わります。

物語ではある日、雇い主の湯婆婆の下した危険な仕事により、ハクが瀕死の状態に陥ります。
千は自分も大変な状況だというのに、迷わずハクを救う為に湯婆婆の双子の姉・銭婆の元へ。

銭婆は予想外に暖かく、千たちを家の中へ迎え入れてくれます。

片田舎で穏やかに暮らす銭婆の家で、紅茶とともに差し出されるケーキ。
千はそれどころではありませんが、千について来たカオナシは美味しそうに頂きます。

人を飲み肥大化した時は空恐ろしく感じるカオナシですが、銭婆の家でゆったりと幸せそうにケーキを食べるシーンは可愛らしさを感じます。

外側が黄色っぽく艷やかで、中はうっすらと茶色のケーキ。

一体どんな味なのか分かりませんが、あんなに美味しそうに頬張られては作ってみるしかありません!
おばあちゃんの作った味を想像して、いざ調理スタートです。

【用意するもの】
cake1
薄力粉、砂糖、コーンスターチ、牛乳、卵、バター、紅茶の葉

作中のケーキは薄茶色で、所々につぶつぶと黒いものが見えるので、紅茶のケーキにしてみました。

紅茶の葉は、ティーパックでも缶入りのものでも構いません。
香りが強く出るアールグレイがオススメです。

063
小麦粉とコーンスターチを合わせて、ふるいにかけます。

065
ダマがなくなるよう、1〜2回ふるいます。

オーブンは材料をかき混ぜる前に、余熱をスタート。

070
紅茶の葉は、ティーパックを使用する場合はそのままでOK。
缶入りのものは包丁やミキサーで刻んでおきます。

073
ボウルに卵を割ってかき混ぜます。
白身が残らないように、よく混ぜます。

077
卵を混ぜ終えたら、砂糖を加えます。

081
砂糖を入れたら、ボウルごと湯煎にかけて温めます。
絶えずかき混ぜて、砂糖をしっかり溶かします。

086
全体が温まったら、湯煎から外します。

062
入れ替わりで、牛乳とバターを湯煎にかけて溶かします。

087
湯煎から外したボウルは気合を入れて、勢い良くかき混ぜます。
徐々に空気が入って、白っぽくなり‥

089
更に白っぽく、もったりとしてきます。
気泡が安定して、色が白っぽいままになったらOK。

091
小麦粉とコーンスターチを混ぜあわせたものを、数回に分けて加えていきます。

093
ダマができないように確認して、加えては混ぜ、加えては混ぜを繰り返します。

095
小麦粉とコーンスターチを加え終わったら、湯煎にかけていた牛乳とバターを注ぎ込みます。

098
最後に紅茶の葉を加え、全体に馴染むようにさっくり混ぜわせます。

103
これで生地のタネは出来上がり。
タネをケーキ型に注ぎます。

105
タネの中に空気が入っているので、数回ケーキ型ごと落として空気を抜きます。

106
表面に気泡がなくなったらOK。

108
スチームオーブンがある場合は、そのままオーブンで焼きます。
当ビストロのオーブンはスチーム機能がないので、耐熱容器に水をいれて一緒に入れます。

111
あとはこれを30分ほど焼けば、出来上がり。

‥と、思いきや!

これだけでは、ごくシンプルな紅茶ケーキになってしまいます。
外側の謎の黄色いコーティングこそ、銭婆のケーキの大事なポイント。

ホワイトチョコレート?レモン‥?
いえいえ、答えは決まっています。

今ではあまり見かけなくなった、バタークリーム。
綺麗にコーティングできるか心配ですが、作ってみましょう!

次回、「バタークリームはおばあちゃんの味」の巻に続きます。

■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□

「銭婆謹製・紅茶風味のバタークリームケーキ 前編」への2件のフィードバック

  1. 銭婆のケーキのレシピ拝見させていただきました!
    とってもわかりやすく、やってみたいと思いました!
    すいません、ただ作るのに至って、分量が書いていなかったので、もし教えていただけたらうれしいです…!

  2. リリア様
    作りたいと思って頂けてとても嬉しいです!
    ただ、お問い合わせ頂いた件について、ブログではレシピ完成までのメイキングを目的としているため、分量を公開しておりません。 ご了承下さい。
    なお、当ブログのレシピは書籍に収録されておりますので、宜しければそちらもご検討下さい。

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