ラハマティさんのおすそわけコトゥレットゥラッペ 後編

前編の「豆がなければ挽けばいい」の巻をお読みでない方は、まずはコチラから!

~時間短縮に逆らった結果 の巻~

チャナダール豆を買わずに、ひよこ豆を挽き割って自作してみたビストロ・アニメシ。
仕入れ値としてはお得な感じがしましたが、時間がかかるかかる‥。

そもそも、何故コトゥレットゥラッペはチャナダール豆を使うのかというと、調理の手間が減るからなのです。
皮のついた硬いひよこ豆は、水に事前に浸したり長時間茹でたりと大変。
その点、皮もなく挽き割りにしたチャナダール豆ならば、下準備しなくとも火の通りが早いという訳です。

ひよこ豆を打ち砕いている間に、「あれ?これって逆に時間かかってる‥?」と気づく我々。
ちょっと寄り道をしてしまったような気もしますが、原始的に豆を砕くのもなかなか楽しかったので良しとします。

自力で作成したチャナダール豆は一体どんな味なのでしょう?
冷蔵庫からタネを取り出して、成形作業へと進みます。

013
ボウルから、手のひらにのる程度の量をつまみ取ります。

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手で軽く捏ねなおしてから、ハンバーグを作る要領で丸めて俵型にします。

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タネはターメリックによって、ちょっと黄色くなっています。

017
あとは、フライパンに油をひいて焼くだけ!

019
火の通りが良いように、そっと押してくぼみを作ります。

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底がフライパンにくっつかないように、フライパンを時折揺すります。

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フライパンの真ん中は火の入りが強いので、端に円を描くように並べます。

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ひっくり返して両面しっかり焼きます。
生地が脆いので、ひっくり返す時は注意が必要です。

中まで火が通るように、弱火~中火でじっくり炒めます。
火の入りが心配な場合は、お酒や水をまわしかけて蒸すと無難です。

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見た目はそのままハンバーグですが、豆が入っているせいか肉汁が全く出ません。

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今回はおすそわけ用なので、焼きあがったコトゥレットゥラッペはバットにあげて粗熱を取ります。

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あとは、タッパーにつめて、ケチャップを添え‥

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ピックを一本刺してあげれば‥

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「コトゥレットゥラッペ」。出来上がりです。

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ちょこちょこと見えるチャナダール豆の黄色が可愛らしいです。
一口目は、天野さんのように手でつまんで頂きます。

「これ‥すごく美味しいです。」

ラハマティさんは「ちょっとクセのある豆使ってますけど、大丈夫ですか?」とのことですが‥
おからや豆腐のハンバーグに近い食感と味わいで、とても食べやすいです。

本来はトマトと共に蒸したりもするので、今回はケチャップを添えました。
塩で味付けしているのでそのままでも美味しく召し上がれますが、ケチャップや醤油、ソースなどつけるものによって雰囲気が変わるのが楽しいです。

脂っこくないのでポイポイと軽く食べられますが、時間が経つとパサパサしてしまいそうなのでなるべく早めに食べた方が良いかも知れません。

スティックをさしてはみたものの、とても脆いので手か箸で食べるべきです。

ラハマティさんに対して、今まで近づくことのなかった天野さん。
見知らぬ料理は、ラハマティさんに対する警戒のように、近づくことに少し勇気が要ったかもかもしれません。

コトゥレットゥラッペは、エスニック感があまりなく、大豆文化な日本人の口には良く合います。
それがどういうものなのかは、実際触れてみないと分からないことが世の中には沢山。

ただ‥玉ねぎのすりおろしによって、口の匂いが大変なことに!
天野さんの心に微笑みを与えてくれた、遠いイランの温かな一品なのでした。

■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□

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