綾波レイのにんにくラーメンチャーシュー抜き 前編

~じっくりコトコト煮込んだ豚骨スープ の巻~

すっかり寒い冬となり、体が温まる食べ物が恋しくなる今日この頃。
ホカホカの肉まんにおでん、ポトフにお鍋‥
考えただけでお腹が空いてしまいそうですが、今回はそんな中でも特に胃に染み渡る一品です。

今回作成するのは、新世紀エヴァンゲリオンに登場する屋台のにんにくラーメンチャーシュー抜き。

TVシリーズ第拾弐話「奇跡の価値は」のラストで皆で向かった屋台で、お肉嫌いな綾波レイが注文した一品です。

にんにくというガッツリでありながらチャーシュー抜き、という不思議なバランス。
なんとなく綾波レイがにんにくを食べるということに意外な気持ちを抱くと共に、味がとても気になります。

作中には、細めの麺を啜るシーンがあるものの、惜しいことに綾波レイのオーダーしたにんにくラーメンチャーシュー抜きが出てきません。

「スープも具も分からないとなると再現も難しいな‥」と躊躇したのですが、幸運なことにアスカの注文したフカヒレラーメンチャーシュー大盛りが出てきたのです。
そこには白濁としたスープに紅しょうが、海苔と味玉、ナルトにネギ、沢山のチャーシューが。

豚骨スープかな?でも、豚骨スープにアスカのフカヒレは合わないかな‥と迷ったものの、屋台の赤いのれんに書かれた「とんこつラーメン」の文字を発見しました。

というわけで、豚骨スープの店ということが確定。
にんにく以外の具はアスカのオーダーを見本にするとして、気合を入れていざラーメン作り!

今回、麺作りは以前作成したNARUTOの麺と同じなので省略。
そのかわり、スープは気合を入れて調理スタートです!

【用意するもの】
005
寸胴鍋

形から入るタイプの当ビストロは、遂に寸胴鍋を買っちゃいました。
チューブ入りわさびと大きさを比較。大きいです。

007
そして今回の主役の骨。豚骨、鶏ガラ。
豚骨は、大腿骨(通称ゲンコツ)を用意しました。

039
セロリ、長ネギ、玉ねぎ、にんにく、生姜、黒胡椒、塩、酒

010
床にダンボール、丈夫なビニール袋をセットして、豚骨をハンマーで砕きます。

011
こうして砕くことで、骨の中にある旨みがスープによく染みこむようになります。

014
砕いた豚骨を鍋に入れて、臭み取りの下茹での準備をします。

015
豚骨を入れた鍋に、たっぷりの水をそそぎます。

017
水を注いだら、火をつけて煮込みます。

027
豚骨を下茹でしている間に、鶏ガラも切り分けます。
豚骨と違って簡単に切り分けられるので、キッチンばさみや包丁でぶつ切りにします。

025
豚骨は温まっていくと、徐々に血が滲みでてきます。

028
もっと時間が経つと、じわじわと灰汁が出てきます。

031
そしてあっという間に灰汁だらけ。

036
びっくりするほどの灰汁が出るので、灰汁はこまめに取り除きます。

034
灰汁などの余分なものを出し切る為に、1時間ほどじっくり煮たら下茹では完了。
鶏ガラは一時間も煮ると旨みも逃げてしまうので、豚骨を煮終える10分前に加えます。

060
下茹でが済んだら、ザルで茹で汁を捨てて骨だけ残しておきます。

043
セロリは根元を切り落とし、鍋に入れやすいように簡単に切ります。

044
長ネギも同じ要領でカット。

046
にんにくや玉ねぎは皮を剥いた状態にします。

053
生姜はぶつ切り。

063
あとは、鍋に豚骨と鶏ガラを戻し‥

065
材料すべてを投入して、たっぷりの水を注ぎます。

076
あとは火をつけて、8時間以上じっくり煮込みます。

下茹でをすれば、ここで灰汁は全く出ません。
最初は透き通っていますが‥

078
煮込んでいくうちに段々と白っぽくなり‥

081
煮込んだ野菜も溶けて形がなくなっていきます。

084
そして更に煮込むと、白濁とした豚骨スープの出来上がり。

豚骨スープは、お好みでサラサラ・ドロドロに煮詰め具合を調整します。

旨みを出すために、ほんの少し塩やお好みで醤油を入れますが、このスープのほかにタレも作るので、細かな味の調整はしなくて大丈夫です。

寸胴鍋などの大きなもので煮込む場合は何もせずに煮こむだけですが、鍋が小さめの場合は水を何回かに分けて継ぎ足します。

用意する器具や材料が大掛かりですが、それさえクリアすればあとはじっくり煮こむだけ!
部屋が豚骨臭で大変なことになっていますが、これと引き換えにきっと美味しいラーメンが食べられるはず。

次回、「生に揚げ、スライスで責める!」の巻に続きます。

■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□

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