河の神さまの苦団子 後編

前篇の「苦味を追求する」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!

~間違いなく思い描いていた、この味 の巻~

漢方胃腸薬を入れた以外は、割と普通のお団子。
捏ねていくうちに匂いもまともになりましたが、一体どうなるのでしょう?

団子が捏ね上がったところで、次は丸めて形作っていきます。

041
少量の水を用意して、手のひらをほんの少しだけ湿らせておきます。
あまりつけすぎると、お団子がべたついてしまうので注意。

042
ボウルの中で、生地を大体の大きさに木べらで等分します。
等分した生地を、それぞれに丸めていきます。

043
手のひらでころころして、まんまるになったらOK。

046
蒸し器を用意します。
受け皿の部分に濡れ布巾を敷き詰めます。

049
お団子がくっつかないように気をつけて、蒸し器にお団子を乗せます。

050
濡れ布巾でくるんだ蓋をして、15分間蒸します。

あとは、蒸しあがるのを待つばかり。
中が気になっても、蓋を開けるのは蒸しあがるまで我慢です。

蒸しあがりの時間が近づくにつれ、草まんじゅうの香りがしてきました。

052
ついに蒸しあがり!
色に深みが出て、美味しそうな見た目になりました。

053
ヤケドに気をつけて、お団子を取り出します。
蒸したては柔らかいので、箸や手は使わずにレンゲやスプーンですくうようにします。

056
熱いうちに、うちわで扇いで照りを出します。
最初、ぶよぶよとしているお団子ですが、扇ぐうちにつるんとした表面になります。

熱が冷めて、手で触れられる温度になったら‥

ビストロ・アニメシ 千と千尋の神隠しの苦団子 河の神さまにもらったお団子を再現 アニメの食べ物を作ってみた
出来上がり!

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大きさも調度良いし、見た目はまずまずの出来。

さて、肝心のお味を見るためにひとかじりすると‥

069
にがっ!

サツマイモや梅酒はどこへやら。
濃くいれたお茶と、漢方の薬くささが凄まじいです。

とにかく「ウエッ!」となる、強い苦味。
千とそっくりのリアクションに自然となってしまいました。

お団子ひとつには、漢方胃腸薬一包の1/6しか入っていないのですが‥
漢方胃腸薬の存在感は圧倒的でした。

一口食べたら、口いっぱいの苦味を何とかしてごまかしたくなります。
急いで餡まんをむさぼった千に納得‥

「ほろ苦い」程度で美味しい苦団子も期待していたのですが、これぞ「苦」団子!という仕上がり。

河の神さまは、お菓子ではなく薬としてこれを授けたのかな‥と意図が知りたくなる一品でした。

漢方胃腸薬を抜けば、美味しい苦団子になります。
茶葉でほろ苦さもバッチリ。
サツマイモと上新粉は、つやつやモチモチとした食感を生み出すのでオススメです。

中に一つだけ漢方胃腸薬を入れて、「ロシアン苦団子」を楽しんでみては。

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