冷やし白玉シロップ 後篇

〜小さな後悔 の巻〜

前篇の「季節も過ぎて‥‥」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!

梅シロップの熟成も進み、あとは仕上げの段階。
白玉やタピオカの準備をすれば、完成は間近です。

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イラストレーター:はるを様 http://haruet.web.hange.info/

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熟成一ヶ月目。
遂に琥珀色の梅シロップの完成です。

梅はこのタイミングでシロップから取り出します。
これ以上浸すと、えぐみが出てきてしまうので忘れずに。

あとは煮沸消毒した瓶などに、一度鍋で煮立てたシロップを注いで冷凍保存すると、半年くらい保ちます。

【用意するもの】
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白玉粉、水、タピオカ

001
鍋にたっぷりのお湯を沸騰させ、タピオカを茹でます。

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お湯のなかで、タピオカが踊るぐらいの火加減で茹でます。
タピオカが透き通るまで、30分ほど煮ます。

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その間に白玉作り。
白玉粉に水を何回かに分けて注ぎ、こねていきます。

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水加減は、耳たぶくらいの柔らかさ。

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作中の白玉に従って、小ぶりサイズになるように白玉をちぎります。

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あとは両手のひらで回して、球体に。

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ボウルの白玉分、ちまちまとこの作業を進めていきます。

白玉は多少手につくものの、さほどベタつきません。
紙粘土のような触り心地で、楽しく遊んでいるような感覚です。

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白玉を丸め終えたら、たっぷりの沸騰させたお湯に白玉を投入!

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入れてすぐは白玉は鍋の底に沈みますが‥

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しばらくすると白玉がぽこぽこと浮いてくるので、あと2分ほど茹でます。

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茹で上がった白玉はザルですくい、氷水に入れて冷やします。

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茹で上がったタピオカは、ザルにあけて流水で冷やします。

シロップとタピオカ、白玉が揃ったところで、あとは最後の仕上げです!

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器にシロップを注ぎます。
シロップは、好みの甘さに水や炭酸で薄めます。

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あとはここにタピオカと白玉を入れれば‥

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冷やし白玉シロップ、出来上がりです!

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シロップのなかでゆらゆらと揺れるタオピカが、涼しげです。

さて、肝心のお味は‥

良く冷えていて、モチモチとした白玉に甘いシロップがとても美味です。

梅の爽やかな香りが驚くほど強く、甘さが強いはずなのにさっぱりとしています。
梅の酸味が白玉とマッチするとは‥ちょっと意外。

タピオカのつるつるモチモチな食感は、向かう所敵なし。
クセのないほんのりとした甘みが、全体の味のまとまりを良くしています。

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そして、せっかくなのでミルクティー味も再現してみました。
ミルクティーはそのままだと甘さが足りなくなるので、通常より甘めに作ります。

タピオカが沈んで見た目は寂しいのですが、味は最高!
タピオカミルクティーがあるわけですので、間違いなわけがありません。

梅シロップ味は夏にオススメ、ミルクティー味は季節問わずのプレーンという印象を受けました。

記事の公開が冬になってしまいましたが、梅シロップは初夏に仕込んだもの。
夏はもっぱら梅シロップをソーダ割りにしたり、冷やし白玉シロップを作って楽しんでいました。

その爽やかさは暑い日にバテた体が欲しているのか、体に染みわたる美味しさでした。
作る行程も楽しいし、出来上がった後も色んな楽しみ方があります。

悲しいことがあったひなたちゃんも、ちほちゃんも、少し気持ちがすっきり出来たのではないでしょうか。
三日月堂の季節の甘味は、そっと心に寄り添って、ほっと一呼吸つかせてくれる一品でした。

結構な量を仕込んだはずなのに、今回の撮影で梅シロップは終了。
美味しく飲みきれて良かったと思いつつも、もう少し大切に飲めば良かったかな?と後悔。

これから毎夏、梅シロップを仕込むのがお決まりになりそうです。

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