開さんの好物・蓮根の団子汁 前篇

〜子供の頃から好きなもの の巻〜

今回作成するのは、百鬼夜行抄に登場する蓮根の団子汁。

百鬼夜行抄は、ホラー、ミステリージャンルの漫画です。
基本的には一話完結のスタイルですが、前に出た話に伏線があったり後に新しい展開が描かれたりします。

この世のものではない鬼や妖怪が見える、主人公の律を軸として物語は進んでいきます。
作中では多種多様な「人ではないもの」が関わってきますが、それぞれに性格があり、一言に悪霊というわけではないのがポイント。

勿論中には、体調不良や死の原因になったり、祟るものもいるのですが、だからと言って完全敵対していないのが面白い所。
狐がお茶のお稽古に混ざりこんでいたり、鳥の妖怪が酒盛りの用意をしたり‥

とても静かで美しい絵で、その幻想的美しさは、不思議な夢を見ているようです。

蓮根の団子汁は、霊力のある「見える」側の叔父、開さんの子供の頃からの好物。
霊力と好奇心が災いして長年神隠しに遭った開さんは、無事にこの世に帰ってきたのも束の間、また行方不明に。

それを心配した開さんの母親である祖母は、「陰膳」をします。
陰膳は、旅行先や出征中で家にいない人の安全を祈るおまじない。

毎日続く陰膳ですが、中でも気になったのは、夢で開さんがリクエストした蓮根の団子汁でした。

楽天的で普段は陰膳などしない祖母が、子を思って作る団子汁。
湯気の立つ団子汁がとても美味しそう。ということで、思いを込めて、いざ調理スタートです!

【用意するもの】
002
片栗粉、薄力粉、だし汁、醤油、みりん、かいわれ大根、万能ネギ

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そして蓮根。

004
蓮根は水洗いして、綺麗にします。

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変色と土臭さをとる為に、酢水にさらしておきます。

007
5分ほど経過したら、水でさっと洗い流して、蓮根の7割をおろします。

008
すりおろした蓮根はこんな感じ。

010
ザルに入れて、汁気を絞ります。
この汁は後ほど使うので、捨てないでとっておきます。

011
すりおろさずに残していた2割りは、あらみじん切りに。

012
ボウルに水気を切ったおろし蓮根と、あらみじん切りした蓮根を入れます。

015
片栗粉と薄力粉を加えて、材料を捏ねます。

これをよく捏ねると、団子になります。
小麦粉と片栗粉を加えて練るあたり、「すいとん」の部類だなぁという感じがします。
お米のすいとんはたべたことがあるけれど、蓮根だとどんな味になるのでしょう?

次回、「意外や意外、蓮根のチカラ」の巻に続きます。

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