おさかなのクッキー 後篇

前篇の「ネコの生体を考える」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!

〜おさかなの形がゲシュタルト崩壊 の巻〜

ひとまず作った、桜えび味。
思いの外キャットフードっぽい匂いがして嫌な予感ですが、とりあえず生地を魚の形にしていきます。

026
生地は扱い易いけれど、桜えびが主張しててビジュアルが惜しい感じ。

027
包丁で飾りを入れて‥

029
箸で目の型をつけます。

030
お次はサツマイモ。
行程は桜えび味と一緒です。
サツマイモは水分を足さなくても、生地がちょうど扱い易い状態になります。

035
ちょっとサツマイモの黄色がぽこぽこ見えるけれど、生地は白っぽくなって良い感じ。
これは期待できるかも!

039
そしてラストはマタタビ!
他の味と同じ行程で、魚の形を作ります。

044
左から、マタタビ・サツマイモ・桜えび。

今回は魚のクッキー型がなかったので、包丁などを用いて形を作ったのですが‥
形を作っているうちに、だんだんと「あれ?魚ってこんな形で良かったっけ‥?」と自信がなくなっていきます。

揺らぐ心でなんとか成形を終えたら、あとはオーブンで焼くだけ!
170℃で20分ほど焼いて、あとは様子を見て時間を追加したりします。

十分に粗熱を取ったら、箱に入れて‥

001
おさかなのクッキー、出来上がり!

005
まずは、一番イメージに近い見た目のマタタビを頂きます。

メープルシロップ甘い香りがほのかにするのと、ライ麦の香ばしさを感じます。
ザクザクとしていて、クッキーよりもビスケットに近いような。

肝心のマタタビは、存在をあまり確認出来ません。
苦味もないし、マタタビの粉末の香りに近いものも特に感じません。

「猫も食べられるように」というテーマのもと作ったので、甘さ控えめ。
食感は良いし、普通に仕上がっているけれども少々の物足りなさを感じます。

試しに粉糖をまぶして食べると、これが美味しい!
その他にも、クリームチーズを乗せて食べたり、カナッペのようにして食べると、美味しさがグンと際立ちます。

猫と人間用に、作る行程の途中で砂糖の分量を分ける、というのも良いかもしれません。

007
そして残る2種類の味ですが‥

まずは、写真中央のサツマイモ。
食べると、ところどころねっとりとしたサツマイモの食感に当たります。
出来立ては美味しいけれど、時間が経ってから食べると湿気ってしまうのが反省点。

そして一番危惧していた桜えび味。
ちょっと生臭いような、「キャットフードっぽい」色に匂いなのですが‥

食べてみると、なんのことはない、えびせんべいの味です。
これは人間用にするなら、もうちょっと塩気が欲しいかな?でも、悪くない。
結構手が伸びる味でした。意外です。

全体的な反省点としては、せっかくバター不使用なので、もっと薄く伸ばして焼いて、カリカリっとした食感に仕上げるべきだったというところ。
ザクザクとした食感も、厚いと頬がいっぱいになってちょっと大変。

残念ながら当ビストロには猫に試食をしてもらう機会がないので、今回は人間の感想のみ。
いつか機会があるならば、猫にも食べてもらえる味に仕上がったのかを知りたいものです。

遊び心で入れたマタタビですが、子猫のユキちゃんに食べさせるにはちょっと早かったかも?
人間と猫の両方が美味しく食べる事ができるって、難しい!

猫の国でのハルちゃんのカルチャーショックに近いものを感じた、ビストロ・アニメシなのでした。

コメントを残す