鯛の‥天ぷら‥? 後篇

前篇の「衣はないけど天ぷらなんです」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!

〜天下人のセンスに感服 の巻〜

鯛の下処理を終えて、あとはカラッと揚げれば出来上がり。
作中でサブローが「天ぷら‥?」と言ったあとに、「衣がないから違うか」と悩みます。

衣はついていなくて、シンプルに作れる揚げ物。
出来上がりの「からっ」とした音が非常に食欲をそそるので、そのイメージは守りたい。

戦国時代には小麦粉が存在していたので、小麦粉は使ってOKなはず。
でも、天ぷらの衣ではない。
ということで、薄く小麦粉を叩いた素揚げでいってみます!

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鯛は全体に塩をまぶします。

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小麦粉もまぶします。

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叩いて全体に小麦粉をつけます。余分な粉は払い落とします。

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大鍋にたっぷりの油を注ぎ、火をつけます。

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小麦粉に水を含ませたものを入れて、すぐに浮いて泡が出たら揚げ頃。
箸から泡が出るのを目安にしても。

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鯛を低い位置から入れ、からっとするまで揚げます。

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鯛を入れた途端、景気の良いジュワーッという揚げる音が。
そして得も言われぬ美味しそうな香り!

それまで只の油の匂いだったのが、突然に美味しそうな香りに変化して驚きました。
この香りで急に気分が高まりました。これは絶対美味しいぞ!

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普段の揚げ物よりも大物なので、揚げている最中は時折油をかけてあげます。

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端がカリッと硬くなったら、鯛をひっくり返して反対側も揚げます。
中までじっくり揚げましょう。両面合計、中火で10分程度です。

揚げ終えた鯛は、バットに乗せて余分な油を落とします。
あとはお皿に乗せて‥

ビストロ・アニメシ RACCONTO 前田未希 信長協奏曲の鯛の天ぷら サブローの作った天ぷらのレシピ 漫画の美味しそうな食べ物の作り方
「どーぞ。えんりょなく」

カラッとした感じが結構再現出来ました。

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鯛の丸ごと揚げ‥なんて豪勢なんでしょう。
後は味ですね!

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竹千代君を真似て、まずは控えめに‥と思ったのですが、食欲にまけて一口が大きめになってしまいました。

美味い!
口に入れると、まずは外側がカリッとして、その後ふっくらとした身の食感が楽しめます。
揚げたことで、焼くよりも身にしっとりと水分が残っている感じ。
身から水分と油が、微かにじゅわっと染み出てくるのが最高に美味しいです。

味が淡白で物足りなくなりがちな鯛も、揚げると香りが増し非の打ち所のない華やぎを持ちます。
塩だけの味付けが嘘のように美味い!!
ちょっときつめの塩が臭み抜きの効果も出していて、もう文句言うことなしの一品です。

サブローは「‥うん、まーまーだな。」なんて言っていますが、そんなもんじゃない!
竹千代君の「‥!」という言葉にならないあの瞬間が分かります。

料理に精通しているわけではないサブロー。
その場にあるものでテキトーに作ってみたにしては凄い出来栄えです!
さすが、信長。

竹千代君が尊敬して恩義を長年持ち続ける「大物」のセンスを感じる一品なのでした。
サブロー、すごいよ!

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