おっかぁのあんころもち 前篇

〜一度見たら、止まらない の巻〜

今回作成するのは、まんが日本昔ばなしに登場するあんころもち。
お話の名前は、ズバリ「あんころもちこぞう」。

主役は一年中ふんどし一丁の変わり者のこぞう。
こぞうはあんころもちが大の好物で、毎日「あんころもちが食いてぇ」と母親にねだり、作ってもらっています。

年によって母親が亡くなってしまっても、こぞうのあんころもち食いてぇ願望はノンストップ!
村にはこぞうの悲しき「あんころもち食いてぇ」が毎日聞こえます。

最初は母を亡くしたこぞうに同情し、あんころもちを振る舞ってくれていた村人。
でも、さすがに何日も何日も続く「あんころもち食いてぇ」に愛想を尽かします。

そこで、こぞうの夢に出てきた母親が二回だけ、天国からあんころもちを届けてあげようと言うのです。

最後はこぞうの「あんころもち食いてぇ」に触発された、同じあんころもち好きのお殿様との出会いがあり、意外な展開でハッピーエンド。

母親が亡くなってしまいますが、天国からのコンタクトがあった為か全体的に悲壮感なく陽気な物語です。

このお話を観終えたあとは、とにかく頭のなかで主人公のこぞうの幾度と無く続く「あんころもが食いてぇ〜!」という叫びがリピートされます。

そして、あんころもちが食べたくなってしまうまじないにかかってしまうのです。

おっかあの、小豆を鍋でぐつぐつ煮て、ぺったんぺったんこさえる姿。
あんころもち、食いてぇよ〜!ということで、調理スタートです。

【用意するもの】
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小豆、水飴、味醂、塩

あんころもちこぞうの時代はハッキリと分かりません。
お砂糖があった頃なのか不明です。

仮にお砂糖が登場している時代であったとしても、一般の人々のもとに流通したのはあとのこと。
ということで、今回はお砂糖は使わずにいきます。

昔からあった麦芽糖の味で作る為に、主成分が麦芽糖の水飴で作ってみます。

味醂は、おっかあの優しいふんわりとしたイメージとしての隠し味にしてみました。

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まずは小豆を水で軽く洗います。

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鍋に小豆と、小豆の3倍程度の水を加え強火にかけます。

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じわじわと気泡が出てきますが、気にせず火にかけます。

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沸騰したら、ひと煮立ち。

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ザルにあけて茹でこぼし。これでアク取り完了です。

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空になった鍋に再度、小豆を入れ、水をたっぷり注ぎます。

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火にかけます。

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ぽこぽこと気泡が浮いてき始めたら、弱火〜中火にして豆が柔らかくなるまで30〜40分煮ます。

あん作りは、このお豆の炊ける独特の香りが立ち込めた時に始めて実感がわきます。
そうそう、と香りとともにこの作業を思い出す感覚。

いつもなら、ここから豆が柔らかくなるまで煮て、そのまま直に砂糖を加えて煮ます。
でも今回は違うんです!

あんころもちこぞうのあんころもちは、なめらかなこし餡の様な見た目。
ほんのちょっと粒が見えるような?という外観です。

ということで、始めてのこし餡作りに挑戦。
ここからが楽しいのです。

次回、「ぺったらぺったら?」の巻に続きます。

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