カテゴリー別アーカイブ: あさひごはん

目野ちゃんパパの「ののこめし」 後篇

前篇の「おいなりさんじゃ、ないのよ」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!

〜それはまるで、はんてんのよう の巻〜

前篇では、目野ちゃんパパが油揚げの油抜きをしたところで終わりました。
ここからはいよいよ、ののこめしの形が出来上がってきます!

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ごはんを詰めたりする前に、まずは昆布を水で戻します。

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油抜きをした油揚げをめん棒でゴロゴロして、半分に切ります。

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めん棒でゴロゴロすると油揚げが開きやすくなります。

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ボウルに水切りしたお米と、カットした具材を全て入れます。

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調味料も全て加えます。

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全体をよく混ぜます。

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油揚げに混ぜあわせた具を詰めます。
お米はイカ飯作りの時と一緒で、詰め過ぎるとパンパンに膨れてしまいます。

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なので7分目くらいかな?
油揚げを破らないように、優しく具を詰めます。

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爪楊枝で口を止めます。
これで準備万端!

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炊飯器のなかに切った割り箸を並べます。

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その上に昆布を敷きます。

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昆布の上に、お米を詰めた油揚げを乗せます。

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昆布の戻し汁と、具材を混ぜた時に余った調味料を注ぎます。

ちなみに戻し汁の分量がわからなかったので、1カップの水で戻してみました。

そして炊飯スタート!
通常の炊飯と同じように炊飯ボタンを押して、炊きあがりを待ちます。

ちゃんと炊きあがるのか不安ですが、もうこうなったら待つしか無い!

水加減が大丈夫が心配だけれども、時間が経つにつれ、ふんわりと炊き込みごはんのようなお出汁とお醤油の良い香りがしてきます。

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そして炊きあがったのがこちら!
炊飯前に比べて、ふっくらとしていて見た目は良い感じ。

本当に、はんてんみたいで可愛らしい!

肝心なのは中身!

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ということで、目野ちゃんと同じように三角に包丁をいれます。

炊きたてのののこめしをアチチッと言いながら、切るのはとってもワクワクしちゃう。

弟たちが「おいなりさんだ!」と言い、それに対してかつてのパパと同じセリフを言う目野ちゃん。
なんだかほっこりするシーンです。

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ののこめし、出来上がり!!

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普段、炊事を担当している目野ちゃん。
こうして起きたらアツアツの朝ごはんが用意されていて、とっても嬉しそうです。

冷めないうちに頂くと‥
よかった!ごはんの芯もなく丁度良い加減に炊けています。

でも、色を見ても分かるように炊き込みご飯よりも薄味。
濃い味を勝手に想像しちゃって食べると、「アレ?」となってしまいます。

ちょっと物足りない、と思いつつも、食べ進めると素朴で、塩辛くもなく食べやすい感じ。
調べてみるとレシピによっては甘辛く濃い味にしているので、作る人・家庭によって違うのかもしれません。

目野ちゃんもこれからパパから教わるみたいだし、それぞれの家庭の味が引き継がれていくのってなんだか素敵。
水加減も分かったことだし、「我が家の味」に育てていく醍醐味がありそうです。

家族の成長を感じて、ほっこりとした一品なのでした。

目野ちゃんパパの「ののこめし」 前篇

〜おいなりさんじゃ、ないのよ の巻〜

今回作成するのは、あさひごはんに登場するののこめし。

あさひごはんからは、小山さんのエッグスラットを以前に再現しました。

瓶に入った黄身トロトロのエッグスラットは、ガーリックトーストにディップするとたまらない!
ガーリックトーストの簡単な作り方も知ることが出来て、幸せな朝ごはんでした。

そんな成功とも言えるエッグスラットを経て、欲が出てきました。
あさひごはんには数々の美味しそうな朝ごはんが出るのですが、その中でもずっと気になっていたもの。

それが、今回の「ののこめし」なのです。

「ののこめし」自体は、エッグスラットと同じく既存の料理。
別名「いただき」と言い、鳥取県西部を中心に親しまれている郷土料理です。

油揚げにお米や野菜を入れて炊いたもので、見た目はおいなりさんに似ています。
でも、おいなりさんじゃ、ないのです。

可愛らしい響きの「ののこ」とは、そのふっくらとした姿をはんてんに見立てたことが始まり。
はんてんを「布子(ぬのこ)」と言い、「ぬのこ」がなまって「ののこ」に。
そうして「ののこめし」と呼ばれるようになったそうな。

素朴でころんと丸くて可愛い見た目。
奇抜さはないけれど、なんだか美味しそうだなーと気になって仕方がない。

あさひごはんでは、作品のオリジナル料理ではなくても、全てが真新しく、どんな味なの?と興味を惹かれるという特徴があります。

気になって気になってしかたがないので、やはりこれは作るしかありません!

ということで、調理スタートです。

【用意するもの】
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米、だし昆布、ニンジン、ゴボウ、シイタケ、しらたき、鶏もも肉、長めの油揚げ、醤油、酒、みりん、砂糖

砂糖は酒のなかに入れて溶かしています。

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まずはお米を研ぎ、研ぎ終えたらザルにあけて水気を切っておきます。

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ゴボウは洗って泥を落とし、アルミホイルやタワシでしごいて外側を綺麗にします。

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作中では詳細がないけれど、ゴボウはささがきにし酢水につけてアク抜き。

アク抜きをしなくても気にならない、という方はそのままでも。

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鶏もも、ニンジン、シイタケはみじん切り。

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しらたきは、軽く水洗いをし、同じくみじん切り。

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油揚げは熱湯をかけて油をぬきます。

ここで、目野ちゃんの幼少期のことをふと思い出すパパ。
幼稚園か小学校低学年の頃かな?

始めて見るののこめしに、「これパパが作ったの!?すごーい!!おいなりさん!」と喜ぶ目野ちゃんが可愛らしいです。

「違うよ、これはね‥」と、ののこめしを教えてあげるパパ。
そして、ちょっとしんみりとする展開。

小さい頃の目野ちゃんを思い出しながら作るパパって、なんだか「女の子の父親」という感じで微笑ましくもありますね。

材料が一通り揃ったところで、いよいよののこめし作りの山場の作業へ進みます。
無事に出来るのか不安だけれども、なんだかこっちまで懐かしい気分になってしんみり。

すぐに食べるごはんも良いですが、誰かのための下ごしらえする時間って楽しいですよね!

次回、「それはまるで、はんてんのよう」の巻に続きます。

小山さんのエッグスラット 後篇

前篇の「コレにはニンニクを入れないよ!」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!

〜このガーリックトーストの作り方‥! の巻〜

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用意の出来たエッグスラットは、蓋をしっかりしめて、鍋に入れて水をはります。
水は蓋のギリギリ下で、沸騰したらちょっとかかるくらい。

水の状態から瓶を入れて、沸騰を待ちます。

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その間にバケットの準備!

小山さん流でいくと、まずは斜めにスライスして、

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フライパンで両面に軽く焼色をつける。

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このくらいかな?

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そして両面焼き色がついたら、カットしたニンニクの断面をこすりつけて香りをつける。
このやり方、初めてです。

実際どうなのかな?と思ったのですが、パンの断面でニンニクが良い感じにこすれて香りがばっちりついてます。
あまりムラもないし、よさそう。

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こすり終わったら、パンを細長くカット。

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溶かしバターをまわしかけて再度フライパンにかけます。

あとは食べる直前に再度温めれば、ガーリックトーストの出来上がり!

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そうして、こうやってガーリックトーストを作っているうちにエッグスラットも良い感じに仕上がります。
ガラス瓶だから、好みの加熱具合に様子をみて加減できるのが良いですね。

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パセリはおこのみで、かけてもかけなくても。

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温泉タマゴみたいになったプルプルの卵をスプーンで割ります。

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そのまま奥へスプーンを進めて、

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奥のマッシュポテトと絡めると、もうこれは美味しそうなビジュアルです。

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「1個食べちゃえ♪」という小山さんの気持ちがとっても良く分かります。
作りたてのトロトロ卵に、ガーリックトーストの良い香り。すぐ食べないと勿体無い!

スプーンですくって食べたり、細長くカットしたトーストをディップしたり。

シンプルな構成なのですが、黄身の濃厚さで満足感のある一品。
ガーリックトーストとの相性も良く、マッシュポテトで結構腹持ちが良いです。
のんびり食べ進めると、気がつけばお腹いっぱいになります。

うーん、オシャレ!とご機嫌になりつつ食べるのですが、1つ気になる点も‥

小山さん流のガーリックトーストは、最後によく焼かないと、ガーリックが強いです。
手軽で美味しいけれど、これを朝に食べるのは確かに厳しい!

彼女たちが朝ごはんじゃなくて放課後にしたのも頷ける一品でした。

でも、おいしい!

小山さんのエッグスラット 前篇

〜コレにはニンニクを入れないよ! の巻〜

今回作成するのは、小池田マヤ著の漫画・あさひごはんに登場するエッグスラット。

あさひごはんは、主人公の男子高校生あさひがおじいちゃんと作る日々の朝ごはんがテーマ。
おじいちゃん‥と言っても、28歳の若さで亡くなったコックの幽霊!

何故か子どもの頃からあさひにだけ見える、おじいちゃんの幽霊。

お母さんはお仕事が忙しくて、少し寂しかった子どもの頃のあさひ。
そんな時、冷めてしまったごはんを美味しくアレンジする方法を教えてくれたのはおじいちゃん。

おかげで寂しくなくなった高校生のあさひだけれども、何故かおじいちゃんは見え続けていて‥

エッグスラット、みなさんはご存知でしょうか?

「冷凍卵って激ウマ!」と盛り上がる男子たちを見た女子たちが、「今頃」と冷笑したのがきっかけ。
流行りに敏感な女子達、今の卵のトレンドは何か談笑します。

エッグベネディクト?
フレンチトースト?

そこで話題を振られた女子・小山さんが挙げたのが、「エッグスラット」。
皆知らなくて、興味津々にそれが何か聞くと、「瓶にマッシュポテト詰めて卵落として茹でるやつ」とのこと。

NYで朝ごはんに流行ってると雑誌に紹介されていたそうで‥

早速、皆で食べよっか!という話になり、料理好きなあさひとしては参加したい!
でも、女子たちの中に参加できるわけもなく‥というストーリー。

小山さんが作るシーンがあるのですが、簡単そうでいて、なんとも美味しそう!

ちょっと前のお話なので、NYで流行ったのは去年のこと。
知らなかった私はどちらかというと、横文字にタジタジな男子たちの気分。

たとえ今更と笑われようと、食べたい!作りたい!

ということで調理スタートです。

【用意するもの】
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ジャガイモ、卵、牛乳、生クリーム、バター、パセリ、塩、胡椒

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まずはジャガイモを洗って、ピーラーで皮を剥きます。

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皮を剥いたら、ジャガイモを3cm角に切って‥

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シリコンスチーマーに入れて、バターと水をちょびっと。
水は底全体に行き渡るくらいにしてみました。

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蓋をしてレンジでチン!

ジャガイモが柔らかくなるまで加熱します。

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熱いうちにフォークでマッシュして、塩と胡椒で味付け。

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牛乳と生クリームでのばしてクリーミィに♡

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なめらかで美味しそう!
卵で味が薄まる分、味はしっかりめにつけます。

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瓶にマッシュポテトを詰めます。

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卵を落とすから、詰め過ぎないように注意!

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卵を割る瞬間って、胸が高鳴ります。
黄身が割れないように、そ〜っと入れる。

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お!良い感じに収まりました。

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好みでパセリを散らし、蓋をしっかり!

この見た目!これ絶対美味しくなる!
もう興奮が止まりません。テンションMAX!

そしてこれには欠かせない、ガーリックトーストの用意もしなければなりませんね!

次回、「このガーリックトーストの作り方‥!」の巻に続きます。