カテゴリー別アーカイブ: ウサビッチ

おやつの時間のキャロットケーキ 後編

前篇の「アニメのケーキは高さがある」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!

~ベジタブルでまとめてみる の巻~

スポンジ部分ができた所で、次はデコレーションの人参とクリーム作り。

008
ケーキの上に乗せる用に、へたをつけたままの根っこと、等分した人参を耐熱容器に入れます。

012
バターと砂糖、はちみつ、おこのみでシナモンを加えます。

016
あとはラップをかけて、レンジでチン。
加熱が終わったら、一度ラップを外してかき混ぜます。

ラップを外した状態でもう一度レンジにかければ‥

021
簡単人参グラッセの出来上がり。
今回はクリームのついたケーキなので、グラッセ自体は少し甘さ控えめにしました。

025
グラッセは煮汁と人参を別々に分け、粗熱をとっておきます。

グラッセを冷ましている間に、お次はクリーム作り!

当初、薄ピンク色のクリームはイチゴピューレで作ろうとしていました。
しかし、クリームをイチゴにすると、人参が負けてしまう気がします。

キャロットケーキはあくまで人参が主役。
人参を引き立てる食材とは‥?

そんな時、棚のある食材が目に止まりました。

その食材とは、ビーツの缶詰。

ビーツは甜菜の仲間で、その真っ赤な色が特徴です。

以前、のだめカンタービレに登場するターニャのボルシチを再現した時に買っていたものが余っていました。

ワインのように鮮やかな赤色と、その甘さにびっくりしたビーツ。
日本ではあまり馴染みがありませんが、ロシア料理のボルシチを作るときに使われる栄養価の高い野菜です。

これをクリームに入れれば、たちまち鮮やかな色に染まることでしょう。

偶然にも、ウサビッチの舞台はロシア。
ということで、キャロットケーキに、同じベジタブルで統一したケーキにしてみることに決定です!

【用意するもの】
027
生クリーム、粉糖、グラッセの煮汁、クリームチーズ、ビーツ、バター

海外のケーキのイメージと、キャロットケーキに合うもの‥と考えて、ビーツでクリームチーズフロスティングを作ります。

味の馴染みを良くするためにグラッセの煮汁を加えましたが、ない場合はバターの量を増やして調整するとOKです。

029
ビーツはフォークで押しつぶします。

030
つぶつぶがあまり残らないように、全体をまんべんなくつぶします。

033
室温に戻しておいたクリームチーズ、バターをボウルに入れます。
グラッセの煮汁を加えて、なめらかになるまでかき混ぜます。

039
生クリームと粉糖を加えて、更にかき混ぜます。

040
クリームの硬さはお好みで調整します。

042
最後にビーツを加えて、全体が一色になるように混ぜあわせます。

043
これでクリームチーズフロスティングの出来上がり。

あとはいよいよ仕上げ!

046
熱のとれたグラッセは、箸を刺してへたをくり抜きます。

047
スポンジ部分を半分にスライス。

050
ワンホールを贅沢に使って、ワンピースのケーキを作ります。

052
スポンジの一段目に、たっぷりのクリームチーズフロスティングを塗ります。

054
等分したグラッセを散りばめます。

056
スポンジの2段目をセット!

059
ここにも、たっぷりのクリームチーズフロスティングを乗せます。
スポンジからクリームが垂れるように、スプーンで撫でて見た目を調整します。

061
あとは、へたを取り除いた人参グラッセに、バラの葉を飾り付ければ‥

ビストロ・アニメシ キャロットケーキ ウサビッチの人参ケーキ アニ飯 アニメの食べ物を再現 キレネンコの人参ケーキを作ってみた
できあがり!
温かい紅茶と共に、優雅に頂きます。

ビストロ・アニメシ キャロットケーキ ウサビッチの人参ケーキ アニ飯 アニメの食べ物を再現 キレネンコの人参ケーキを作ってみた
とろとろのクリームチーズフロスティングがたっぷりかかった、キャロットケーキ。
見た目は上々。スポンジの中に見える人参の色がまた可愛らしいです。

わくわくしながら、パクっと一口食べると‥

塩っ辛い。

クリームチーズフロスティングは美味しいけれども、スポンジが甘くない。
それどころか、しょっぱいのです。

一瞬、訳が分からず舌がおかしくなってしまったのかと思いましが、「あっ!」と気づきました。
あろうことか、塩と砂糖を入れ間違えてしまっていたのです。

そんな昔の漫画みたいなことが現実にあるなんて、誰が想像したでしょうか。
恥ずかしい気持ちでいっぱいの、痛恨のミスをしてしまいました。

バニラアイスを添えて、なんとか頂きましたが、塩饅頭のような味になってしまいました。
これは、キレネンコがブチ切れてしまうこと請け合いです。

引越しのドタバタが原因か、それとも元来のうっかりとした性分が原因なのか‥
いつか、砂糖で必ずや作りなおそうと心に誓った一品なのでした。

■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□

おやつの時間のキャロットケーキ 前編

~アニメのケーキは高さがある の巻~

今回作成するのは、ウサビッチに登場するキャロットケーキ。
ウサビッチといえば、以前当ビストロでキレネンコの人参ステーキを再現しました。

人参のステーキは、人間が食べるにはちょっと物足りない?
見た目は面白いけれど‥と思って作ったのですが、食べてビックリ。
「人参ってメインディッシュとして成立するんだ!」と目からうろこな、ジューシーで美味しい一品でした。

そんな成功の後なので、ウサビッチ第二弾の今回‥ちょっと期待してしまいます。

アニメの中で時折登場する、このキャロットケーキ。
見た目がとても特徴的で可愛らしい一品です。

ケーキの上に乗ったまるごとの人参に、ピンク色のクリームがたっぷりとほどこされたスポンジケーキ。
フォークでザクっと刺して、わっしわっしと食べるキレネンコの姿がまた魅力です。

これは是非とも食べたい!ということで、いざ調理スタートです。

【用意するもの】
001
薄力粉、アーモンドプードル、砂糖、はちみつ、ベーキングパウダー、重曹、ナツメグ、シナモン、サラダ油

004
人参、卵

006
人参は皮をむいて、すりおろします。

008
すりおろした人参は、汁気を切らずにそのまま使います。

010
はちみつを加えます。

012
サラダ油も加えます。

014
スプーンで混ぜて、全体を馴染ませておきます。

017
オーブンは170℃に余熱します。

031
薄力粉をふるいにかけます。

039
ベーキングパウダーやアーモンドプードル、粉類をすべて加えて、2~3回ふるいにかけます。

022
ボウルに卵を砂糖を入れてかき混ぜます。

023
卵と砂糖が一色になるまで混ぜたら、湯煎にかけてよくかき混ぜます。

025
段々と白っぽくなり‥

027
かき混ぜるときに重く、とろっとしてきます。
白っぽくなって満足してしまいそうですが、ここからが頑張りどころ。

030
もったりとして、ツノが立ちかけるくらいまで泡立てたらOK。

044
はちみつとサラダ油に浸しておいた人参を、3~4回に分けて加えます。
よく混ぜると泡が潰れてしまうので、スパチュラやヘラで切るようにさっくりと。

046
おこのみでシナモンとナツメグを加えます。

047
ふるいにかけた粉類を3回に分けて加えます。

049
混ざりきっていない粉が見えてもあまり気にしないようにして、さっくりと混ぜます。

050
人参の色がよく出た生地ができました。

052
ケーキ型に敷紙をセット。

ウサビッチのキャロットケーキしかり、ほかのアニメしかり、アニメのケーキは現実のものに比べて高さがあるような気がします。
あのふっくら感が美味しそうに見える秘訣なのでしょうか。

ということで、今回は実験も兼ねて小さめの型2つに分けて焼きます。

054
型に生地を流し込みます。

056
表面が綺麗に焼けるように、スパチュラやで撫でて平たくしておきます。

057
オーブンに入れて、あとは焼けるのを待つだけ!

オーブンを覗くと、ちょっと焼き色が濃いような気がして心配だったのですが‥

060
良い感じに焼きあがりました。
はちみつと人参の、ほっこりとした良い香り。

065
あとは、バットの上で熱を冷まします。
手で触れるくらいになったら、敷紙をはがしてラップでくるみます。

見た目はまずまずですが、お味は一体どうなのでしょう?
そしてデコレーション用のクリームをどうすべきか‥

次回、「ベジタブルでまとめてみる」の巻に続きます。

■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□

キレネンコの人参ステーキ 後編

前篇の「ウサギによるウサギが食べられないウサギのごはん」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!

~ふさふさの葉っぱ、どうする!? の巻~

人参ステーキを再現するには、ふさふさの葉が必要不可欠。
葉っぱ付きの人参が入手困難なため、どうするべきか考えあぐねる我々。

前編では作戦失敗してしまいましたが、今度こそ成功を!
というわけで、いよいよ主役の人参を取り出して後編です。

【用意するもの】
002
人参、春菊、チーズ

春菊のほか、生で食べられる葉っぱであれば何でもOKです。
なるべく人参の葉に近いものが良いので、ロケットや水菜などがおすすめです。

003
人参は皮ごと丁寧に洗います。

008
洗い終えたら、軽く水切りしてラップに包みます。

009
電子レンジで5分ほどチン。
電子レンジがない場合は、蒸すと甘みが損なわれません。

012
電子レンジで温め終えたところ。
すぐにラップから取り出すと熱いので、粗熱がとれるまでこのままにします。

016
触れる程度まで温度が下がったら、ラップから人参を取り出します。

017
根元の周りをナイフでなぞるようにして、繰り抜きます。

020
中は柔らかくなっているので、無理に切り取らなくても大丈夫。

021
箸で掴めば、簡単に根の部分が取れます。

022
こんな感じに、穴があきます。

023
箸で汚れを取り、軽く刺して穴を開けます。

026
あとは、薄皮を剥きます。

027
するすると、手で簡単に剥けます。
こうすることで、包丁やピーラーで剥いた時のように表面がカクカクしません。

029
剥き終わり。

032
春菊は水でさっと洗います。

037
熱したステーキ皿にオリーブオイルを垂らし、人参を乗せます。

040
両面こんがり焼きます。

042
お好みで、人参に軽く塩こしょうします。

044
あとは、チーズを乗せて‥

047
チーズがとろけるのを待ちます。

048
チーズがとろけたら、デミグラスソースを注ぎ込みます。

051
デミグラスソースとチーズがとろけて、良い塩梅。
ジュワーッという音が食欲をそそります。

052
デミグラスソースを煮詰めたら、火を止めます。

053
春菊を人参の穴に差し込みます。

055
最後に、バターで炒めたグリーンピースを数粒セットして‥

ビストロ・アニメシ ウサビッチの人参ステーキ にんじんステーキ キレネンコの好物 人参ステーキの作り方 人参ステーキのレシピ アニ飯 
出来上がり!

ビストロ・アニメシ ウサビッチの人参ステーキ にんじんステーキ キレネンコの好物 人参ステーキの作り方 人参ステーキのレシピ アニ飯 
葉っぱのふさふさ感も、無事に再現できました。

ビストロ・アニメシ ウサビッチの人参ステーキ にんじんステーキ キレネンコの好物 人参ステーキの作り方 人参ステーキのレシピ アニ飯 
キレネンコのように、ナイフで両端をカットして、グサッと突き刺します。

067
チーズがとろとろになって、デミグラスソースと絡みます。

068
いよいよ実食!いただきます。

お肉でもお魚でもなくて人参。ちょっと味気ないかな?と思ったのですが‥
驚くほど美味しいです!
メインディッシュとして、まったく不足ありません。ちょっとした感動があります。

069
人参は、蒸すと驚くほど甘く柔らかくなります。
ぽってりとしたチーズにくるまれた人参が、ジューシーなことジューシーなこと。

072
人参にチーズ、濃厚なデミグラスソースは、味のバランスが最高です。
気分良く、ちゃっかりワインも楽しみました。

アッツアツだったので、さすがにキレネンコのようにひと口で‥とはいきませんでしたが、あんな風に頬張るのも納得。

また食べたい!ウサギのように、人参が大好きになれる一品なのでした。

■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□

キレネンコの人参ステーキ 前編

~ウサギによるウサギが食べられないウサギのごはん の巻~

ウサビッチ ニンジンステーキの作り方 人参ステーキを再現 にんじんステーキのレシピ ビストロ・アニメシ アニ飯
イラストをご提供して頂きました!!ありがとうございます!

イラストレーター:はるを様
はるを様のHP:http://haruet.web.hange.info/

今回作成するのは、ウサビッチに登場する人参ステーキ。

ウサビッチは1961年のロシアを舞台に、刑務所で服役中のウサギ2羽(プーチンとキレネンコ)とその仲間たちが繰り広げる毎日を描くシュールなアニメーションです。

一度観たら、あの世界観にあの音楽、あのテンポがクセになること間違いなし。
可愛いけれど毒がある、独特なカラーのキャラクターも、人気の理由です。

人参ステーキは、そんなウサビッチの記念すべき第一話「食事の時間」に登場します。

監獄の同じ部屋で服役中の、キレネンコとプーチン。
看守から食事が支給されますが、魚ギライなキレネンコは、魚をトイレにポチャン。

「こんなの食えるか」と言わんばかりの挑戦的な態度。
当然看守はムッときてお仕置きをしますが、殴られてスイッチが入ったキレネンコ。
見事返り討ちにして、望み通りのご馳走をゲット。優雅な食事の時間を過ごします。

そのご馳走こそが、今回作成する人参ステーキ。
まるごとの人参をステーキに見立てた一品は、とてもキュートな外観です。

とろとろのチーズに、茶色の濃厚なソース、そして立ち上がる湯気‥何とも美味しそう。
是非とも食べたい!ということで、いざ調理スタートです。

【用意するもの】
007
まずはデミグラスソースを作ります。
ウスターソース、赤ワイン、ケチャップ、バター、砂糖、醤油

作り方は、以前交響詩篇エウレカセブンのビッグバーグを作成した時とほぼ同じです。

017
バター以外の材料を混ぜあわせます。

018
ケチャップが溶けきったらOK。

019
ソースパンに混ぜた材料を注ぎ込みます。
赤ワインのアルコールが飛ぶまで、煮詰めます。

027
アルコールが飛んだら、お好みのとろみ具合で火を止めます。
バターを落として、ゆっくり混ぜて溶かします。

032
あとは粗熱を取れば出来上がり。

043
使うまで時間がある場合はタッパーなどに詰替えます。

デミグラスソースはこれで出来上がり。
お次は付け合せの緑の物体です。

【用意するもの】
046
グリーンピース、バター

047
グリーンピースは今回水煮を用意しました。

水煮はザルにあけて水気を切っておきます。
冷凍のものを使用する場合は、流水解凍した後、同じように水気を切ります。
生のものを使用する場合は、下茹でをした後に水気を切ります。

052
フライパンにバターを落とし、火にかけます。

056
グリーンピースを入れて炒めます。

059
フライパンを揺すって、バターをグリーンピース全体によく絡めます。

061
火が通ると、グリーンピースが鮮やかになります。
バターを多めにしたので、焼くと言うよりは揚げ焼きです。

065
最後に塩こしょうで味を整えたら、出来上がり。

066
数粒乗せるだけなんて勿体なくなってしまう、美味しそうな良い香り。
豆独特の香りに、香ばしいバターが鼻をくすぐります。

067
綺麗な緑色に惹かれて、ついつまみ食い。

外側はカリッとして、中身はほくほく。スナックのような食感で、美味しくて飽きません。
つい、あと少し、もう少し‥と、ポリポリ食べてしまう味。
これならキレネンコも喜んで食べてくれるはず!

残るは主役の人参の用意。
作中の人参ステーキのように、ふさふさの葉が生えた人参があれば良いのですが‥

001
何店か探したのですが、なかなか葉っぱ付きの人参はありません。
「売っていなければ、人参を水に浸して葉を生やせばいいんだ!」という発想の元、しばし観察。

005
綺麗に刈り取られている状態で、葉が生えてくるのか心配でしたが‥

068
一晩でこんなに伸びました!

「生命力ってすごい!」と喜ぶのも束の間‥
ある問題が発生!

069
水に浸っていない部分の根が、黒ずんでいるではありませんか。

触れると少し、ぶよぶよと萎んだ手触り。
これでは、葉がふさふさに生え揃う頃には、本体の部分が残念なことになってしまいます。

何か他の手段を考えなければ‥でも、他に一体どんな手が!?
次回、「ふさふさの葉っぱ、どうする!?」の巻に続きます。

■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□