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その愛、卵20個分!ピノコのデッカイたまご焼き 後編

前篇の「割れた卵、どうしますか? の巻」をお読みでない方は、まずはコチラ

~遂に、物置に眠っていたアレの出番 の巻~

予想以上の量になったメレンゲ。

メレンゲだけでも鍋から溢れ出そうなので、卵黄と合わせることなど無理そうな、危機的状況!

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そんな時の大鍋です。

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この大鍋は、千と千尋の神隠しよりカオナシご機嫌!?超巨大いかめしの回で、大きなアカイカの調理の為に購入しました。

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溶いた卵黄のボウルもこの通り、スッポリ入る大きさです。

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大鍋に卵黄を注ぎます。

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メレンゲを低い位置から落とし入れます。

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メレンゲに卵黄が混ざるように、全体をさっくりと混ぜあわせます。
泡が潰れてしまわないように、ヘラで切るようにして混ぜます。

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おなじみiPodと大きさを比較してみました。
遠近感がおかしいことになっています。

これで下準備がようやく終わり、いよいよ焼きに進みます。

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熱々にしたフライパンにサラダ油を敷き、全体に広めます。

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おたま3すくい分の卵液を注ぎ込みます。

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メレンゲが端まで行き届かないので、フライパンを揺すり凸凹を馴染ませてください。

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メレンゲは加熱していく内に火が通るので、フライパンに面している部分が焼けたら折りたたみます。

通常、たまご焼きは三つ折にしますが、今回は二つ折り。
メレンゲの泡がなるべく潰れないようにする為です。

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折りたたんだら、同じようにお玉3すくい分の卵液を注ぎ込みます。
折りたたんだ生地の下にも卵液を行き渡らせます。

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同じように火が通ったら、折りたたみます。

この行程を5回ほど繰り返していくと、徐々に大きなたまご焼きになっていきます。
フライ返しでたまご焼きを持ち上げるのにも一苦労の、どっしりとした重量感。

折りたたむ向きを変えて焼けば、三つ折と何ら変わらない見栄えになります。

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メレンゲは焦げつきやすいので、油を染みこませたティッシュでフライパンを合間合間に拭きます。

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残りの卵液を注ぎ、火を強くしてしっかり焼きます。

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端と端が開かないように、引っくり返して形を整えます。

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形が定まったら、お皿に移して出来上がり!

たまご焼きがこんなにも匂いのあるものだったろうかと不思議になるくらい、あたりはたまご焼きの匂いに包まれています。
だしの匂いがしつつも、ふんわりと甘い香りはとても美味しそうです。

大きなたまご焼き 玉子焼き ピノコの料理 ビストロ・アニメシ
またまた、遠近感がおかしくなりそうですが、iPodと比較。
とにかく、卵20個分のたまご焼きはズッシリ重く、迫力満点です。

大きなたまご焼き 玉子焼き ピノコの料理 ビストロ・アニメシ
手のひらと比べると、たまご焼きが一回り大きいという驚きの結果。

大きなたまご焼き 玉子焼き ピノコの料理 ビストロ・アニメシ
包丁で切り分ける場合は、粗熱がとれてから包丁を入れます。
たまご焼きは思った以上にフワフワと軽く、スッと包丁が入ります。

大きなたまご焼き 玉子焼き ピノコの料理 ビストロ・アニメシ
見た目は何ら普通のだし巻き玉子と変わりませんが、驚くほどフワフワです。

ブラックジャックのようにスプーンですくって食べると、ジュワッとだし汁が滲みでてきます。
メレンゲのおかげで、全く新しい食感のたまご焼き。

口に入れた途端に、細かな泡からだし汁と卵の旨みが出てきてはシュワシュワと消えていきます。
何層にも重なっていることで、メレンゲと固く焼けた部分がまるでミルフィーユのよう。

これは美味しいです。

時間が経つと残念なことに、メレンゲは萎んでしまいます。
しかし、だし汁を含んだジューシーさは続くので、お弁当にもピッタリ?

頼りないくらいの柔らかさなので、スプーンで食べるのが一番かもしれません。

甘くてたっぷりのピノコの愛情は、とっても美味しいけれど‥量が多い。

最初はパクパクと食べ進んだスタッフも、次第に「ウヘェー」となる一品なのでした。

■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□

その愛、卵20個分!ピノコのデッカイたまご焼き 前編

~割れた卵、どうしますか? の巻~

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今回作成するのは、コメント欄にてリクエスト頂いた記念すべき一品です。

「鉄腕アトム」や「ブッダ」、「火の鳥」など、沢山の名作をこの世に生み出した漫画界の神様、手塚治虫。
そんな彼の名作の中でも、ここまでポピュラーな医療漫画は他にないといっても過言ではない「ブラックジャック」からの再現料理です。

主人公のブラックジャックは、無免許医でありながら、その技術は不可能を可能にする凄腕医師。
法外な手術代を請求するので、あまり面と向かって感謝されることはなく、孤高の医者です。

しかし、時には手術代をチャラにしたり、何が何でも治そうとする執念たるや、ただのお金好きではないのです。

唯一の助手ピノコは、ブラックジャックに助けられて、この世に生を受けた女の子。
ブラックジャックが心優しいことを知っている、小さなよき理解者です。

シリアスな内容が多い作品ですが、この二人の掛け合いが小気味良く笑いを提供してくれます。

作品の中では何度がインパクトのある料理を作るピノコですが、その中でも印象的なのが「たまご焼き」。

お買い物に出かけたピノコは、大量の買い物で足元がふらふら。
ついに転んで、卵2パック分を割ってしまいます。

でも、そんなことでへこたれないのがピノコ。

一部始終を見守っていた店主に台所を借りて、「もったいないから」と玉子焼きをこしらえるのです。

作ること自体が楽しそうで、その出来上がりもとても楽しそうです。

という訳で、今回はピノコのデッカイたまご焼き作りに挑戦です。

【用意するもの】
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だし汁、醤油、砂糖、卵

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まずは卵を、卵白と卵黄に分けます。

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割れてしまった卵は、無理に卵黄だけ取り除こうとする必要はありません。

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卵黄のほうに多少卵白が混ざっても良いので、おたまなどで卵黄をすくい取ります。

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偶然双子さん発見。

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卵20個分を分けると、卵白の入ったボウルはタプンタプン!

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卵黄は使うまでに時間があるので、ラップをかけておきます。

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卵白を、かき混ぜられる量に取り分けます。

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少量を、白っぽくなるまで泡立てます。

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何回かに分けて卵白を注ぎ、全体に空気が入るようにかき混ぜます。

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全体が泡立って白っぽくなったら、砂糖を入れます。

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砂糖が全体に馴染むように混ぜます。

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このままではボウルが小さくて泡立て切れないので、2/3の量を別の容器に移しておきます。

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ボウルのなかの卵白を引き続き泡立てて、メレンゲを作ります。

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ツノがピンと立ったらOK。

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メレンゲは別の容器に移しておきます。

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残りの卵白も、同じようにボウルに戻しては混ぜます。

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出来上がったメレンゲは、先程メレンゲを入れた容器に追加します。

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これが卵20個分のメレンゲ。鍋から溢れかけてます。

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卵黄をボウルに入れ、よくかき混ぜます。

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だし汁を加え‥

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お醤油を入れてかき混ぜます。

そして、これをメレンゲと混ぜ合わせるのですが‥

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この量のメレンゲと混ぜ合わせるには、容器が小さい!

ふんわりとした食感を出すために考えたメレンゲが仇に!?
一体、これをどうやって混ぜれば良いのでしょうか‥

次回、「遂に、物置に眠っていたアレの出番」の巻に続きます。

■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□