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子ランチ 後篇

前篇の「ついにやってしまった」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!

〜どっちに転んでも の巻〜

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肝心なアイテムの紹介を忘れていました。

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そう、子ランチには目刺しがマスト!

コック長がわざわざ焼きたてを用意する気がしないので、冷えたものを用意しました。麦飯と一緒です。

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食材が出揃ったところで、モツに麦飯を加えます。

冷や飯なので、一粒一粒が温まるまで中火で炒めます。
油を足したりはせず、あえて焦げの香りを強くし、子供に苦味を感じさせるのがポイント‥?

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麦飯が温まったらケチャップを加えて、ケチャップライスにします。

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全体に色が均一になるまで、よく炒めます。

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味が大げんかしないように、ちょっと悪あがき。
コチュジャンを少々足してみました。さぁ、一体これが仕上がりをどう左右するのか。

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ニラは火が通りやすいので、最後に加えます。
塩コショウを軽くして、コック長特製ケチャップライスの出来上がり。

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さぁ、ガラスの容器にミニカーを入れましょう。

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「くたびれた大根葉でもつけてやれ」というコック長の声が聞こえてきそう。

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ミニカーとの仕切りなどない状態で、ケチャップライスをよそっていきます。

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薩摩芋と目指しを挿します。

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デザートのバナナもお忘れなく。

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旗はシェフ自らが認めます。

さぁ、旗を挿せば遂に‥

ビストロ・アニメシ 吉田戦車の子ランチ 子ランチを作ってみた 漫画飯 漫画の食べ物の再現
できちゃった‥

いつもは再現度が高ければ高いほど嬉しいアニメシ。
それなのに、こんな気持ちになるなんて‥

なんだか、これを出されたひろし君の気持ちがすっごく分かる!
予測不能でがっかりなことが起きると、人は怒りを失ってしまうようです。
ただただボー然。

ビジュアルだけで人の心を削ぐなにかを、訴えてきます。

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しかし、作ったからには食べなければと、気持ちを奮起。

恐る恐る一口食べると‥

劇的大逆転なんてあるわけがない。まずい!
というか、冷えた目指しが生臭い!「首」ってなんだんだ!と、忘れていた怒りが生まれてきました。

でも、コチュジャンを入れたからか、食材同士が大げんかをしている・不協和音を奏でているというほどではありません。
食べられる範囲で、ひたすら地味に不味いのです。

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冷えたモツの威力もなかなか。
モツは噛みきれないのが特徴。その特徴が、自然にこの子ランチをゆっくり味わって食べさせる恐ろしい仕組みになっているのです。

お子様に世の中の厳しさをみっちり教え込み、大人にさせる子ランチ。
「味を少しでも良い方向にもっていけたら‥」と思って入れたコチュジャンですが、食べてから気づきました。
生臭くて噛みきれなくて、その上に子供に辛いものって、追い打ちだったのでは‥

ステーキを食べるお母さんを恨みもせず、クチャクチャクチャクチャ、泣きながら食べ進めるひろし君は偉いです。
完食した瞬間を褒めちぎりたい気分になる、すさまじい一品なのでした。