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芳乃さんとこのレアチーズケーキ 後篇

前篇の「美味しさの秘訣は基本」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!

〜ほかにないまっしろの魅力 の巻〜

レアチーズケーキに隠し味の洋なしを入れようとして、洋なしのツブツブが食感を邪魔するのでは?という自体が起きてしまいました。

ひとまずこのままでは何ともならないので、次の行程に進むことに。

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常温に戻しておいたクリームチーズを泡立て器で混ぜ、空気を入れて柔らかくします。

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固形が崩れて、写真のように全体的にツノがたてば大丈夫です。

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生クリームを加えてよく混ぜます。

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最初はどろどろのヨーグルト状ですが、泡立てると徐々に柔らかくホイップ状に。

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粉糖を加えます。

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叩いた洋なしと、レモン汁も加えて混ぜます。

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ふやかしておいたゼラチンを加え、湯煎にかけます。

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ゼラチンが溶けきるまで、湯煎にかけます。

ゼラチンが溶けきっても、洋なしのツブツブは消えません。
舌触りが悪くなるのも嫌だし、やっぱり見た目も「まっしろ」が今回のこだわりなので、どうにかしたい‥

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というわけで、湯煎にかけおえたボウルをザルで漉すことに!
ザルに残った洋なしは木べらで潰すと、細かく綺麗になりました。

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あとは、型に注ぎます。

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粗熱をとってから冷蔵庫で一晩置きます。
焼きたてや出来立てを食べる瞬間も楽しいですが、出来上がり直前の「待ち」の時間もまちどお待ち遠しくて楽しいですね。

そして一晩が経ちました。

ビストロ・アニメシ 前田未希 繕い裁つ人のレアチーズケーキ レアチーズケーキのレシピ なめらか濃厚レアチーズケーキの作り方 漫画の料理の再現
型から外して、包丁で切り分けて‥

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クリームチーズの香りが鼻をくすぐります。

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市江さんみたいに、フォークをすっと入れます。

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柔らかいのに、ずっしりとしているのが刺した感覚で伝わります。

ビストロ・アニメシ 前田未希 繕い裁つ人のレアチーズケーキ レアチーズケーキのレシピ なめらか濃厚レアチーズケーキの作り方 漫画の料理の再現
ボトムもしっかりと一緒にして、大きな一口。

この食感!なんて濃厚で美味しいんだろう。
それでいて、感慨に浸る間もなく、すぐに溶けて去ってしまうなんて。

ねっとりとしていてとても濃厚なのに、くちどけが良くて、後味は爽やか。
そしてボトムのザクザクっとした感じがまた、たまりません。

酸味がこんなに活かせたスイーツは、初めてかもしれません。
酸味が美味しくて、でも酸っぱいだけではない。
レアチーズケーキを甘くみていたと、深く反省しました。

主張しない程度に、ほのかに洋なしが香るのも品が出て良い感じ。
粉糖にしたり、ザルで濾したお陰でくちどけは本当に驚くくらいなめらか。

味がごちゃごちゃせず、主役のチーズの風味が活かされているのが一番の成功のポイントかもしれません。

これは、頑固な市江さんの顔がほころぶのも納得!な一品でした。

静かに、丁寧に、厳かに食べたくなる味です。

NHK「マサカメTV!」に取材を受けました

先日11/22、NHKの「マサカメ!」でパンの特集が行われ、当ブログオーナー・前田が取材を受けました!

まだ再放送も控えているので、番組内容についてはあまり詳しく書けないのですが‥
ある「達人」として登場し、アニメシの紹介もして頂いています。

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私の元には、お笑い芸人のなすなかにし様がリポートに来て下さいました。

声に張りがあって、カメラが回る前からずっとあのテンション!ビックリ。
まるで目の前でずっとコントをして下さっているような感じで、なんだか得をしてしまいました。

とにかく気さくで面白くって、とても良い思い出です。

お二人を筆頭に、NHKのスタッフの皆様とても朗らかで、私が緊張しないようにして下さいました。
「楽しい!」がある空間だからこそ、楽しい番組が出来上がるんだな、と感じた撮影でした。

再放送は今週土曜 午前1時10分~1時42分(金曜深夜)の予定です。

見逃した方は是非!

おさかなのクッキー 後篇

前篇の「ネコの生体を考える」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!

〜おさかなの形がゲシュタルト崩壊 の巻〜

ひとまず作った、桜えび味。
思いの外キャットフードっぽい匂いがして嫌な予感ですが、とりあえず生地を魚の形にしていきます。

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生地は扱い易いけれど、桜えびが主張しててビジュアルが惜しい感じ。

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包丁で飾りを入れて‥

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箸で目の型をつけます。

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お次はサツマイモ。
行程は桜えび味と一緒です。
サツマイモは水分を足さなくても、生地がちょうど扱い易い状態になります。

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ちょっとサツマイモの黄色がぽこぽこ見えるけれど、生地は白っぽくなって良い感じ。
これは期待できるかも!

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そしてラストはマタタビ!
他の味と同じ行程で、魚の形を作ります。

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左から、マタタビ・サツマイモ・桜えび。

今回は魚のクッキー型がなかったので、包丁などを用いて形を作ったのですが‥
形を作っているうちに、だんだんと「あれ?魚ってこんな形で良かったっけ‥?」と自信がなくなっていきます。

揺らぐ心でなんとか成形を終えたら、あとはオーブンで焼くだけ!
170℃で20分ほど焼いて、あとは様子を見て時間を追加したりします。

十分に粗熱を取ったら、箱に入れて‥

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おさかなのクッキー、出来上がり!

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まずは、一番イメージに近い見た目のマタタビを頂きます。

メープルシロップ甘い香りがほのかにするのと、ライ麦の香ばしさを感じます。
ザクザクとしていて、クッキーよりもビスケットに近いような。

肝心のマタタビは、存在をあまり確認出来ません。
苦味もないし、マタタビの粉末の香りに近いものも特に感じません。

「猫も食べられるように」というテーマのもと作ったので、甘さ控えめ。
食感は良いし、普通に仕上がっているけれども少々の物足りなさを感じます。

試しに粉糖をまぶして食べると、これが美味しい!
その他にも、クリームチーズを乗せて食べたり、カナッペのようにして食べると、美味しさがグンと際立ちます。

猫と人間用に、作る行程の途中で砂糖の分量を分ける、というのも良いかもしれません。

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そして残る2種類の味ですが‥

まずは、写真中央のサツマイモ。
食べると、ところどころねっとりとしたサツマイモの食感に当たります。
出来立ては美味しいけれど、時間が経ってから食べると湿気ってしまうのが反省点。

そして一番危惧していた桜えび味。
ちょっと生臭いような、「キャットフードっぽい」色に匂いなのですが‥

食べてみると、なんのことはない、えびせんべいの味です。
これは人間用にするなら、もうちょっと塩気が欲しいかな?でも、悪くない。
結構手が伸びる味でした。意外です。

全体的な反省点としては、せっかくバター不使用なので、もっと薄く伸ばして焼いて、カリカリっとした食感に仕上げるべきだったというところ。
ザクザクとした食感も、厚いと頬がいっぱいになってちょっと大変。

残念ながら当ビストロには猫に試食をしてもらう機会がないので、今回は人間の感想のみ。
いつか機会があるならば、猫にも食べてもらえる味に仕上がったのかを知りたいものです。

遊び心で入れたマタタビですが、子猫のユキちゃんに食べさせるにはちょっと早かったかも?
人間と猫の両方が美味しく食べる事ができるって、難しい!

猫の国でのハルちゃんのカルチャーショックに近いものを感じた、ビストロ・アニメシなのでした。