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六天レストランのポトフ 後篇

前篇の「サラミ作ってみちゃう?」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!

〜スープの色が! の巻〜

とろ火でじっくりと火にかけるましょう。最低でも3時間が理想です。

鍋は必ず放置が基本。混ぜずにじっと待ちます。
アクが出る場合は、アクを出しきってからうわずみをそっとすくいとりましょう。

もしくは、卵の白身を加えて加熱して漉すのもオススメです。

009
そして一晩寝かせたサラミがこちら。
表面が乾燥してカサカサになっています。

011
燻製器にセットして、弱火〜中火で2時間半ほど燻します。

012
良い感じに色がのりました。
サラミっぽくなっているし、スモークの独特の香りがたまらずテンションが上がります。

とは言え、大きいサイズのサラミは謎の物体?カサカサになったチャーシューみたいでもあります。

016
いぶし終えたサラミは日の当たらない場所で風乾燥。
燻製の香りもこれで落ち着けます。

ここで、冷蔵庫等で乾燥日数を調整することによって仕上がりと日持ちに変化がでます。

ソフトサラミで良い・日持ちはそこまで重視しない場合は、風乾燥で出来上がり。
ハードなドライサラミにして、日持ちも良くしたい場合は、冷蔵庫で更に3日ほど乾燥させる必要があります。

今回はポトフに使用するので、食べやすいようにソフトサラミをチョイス。
風乾燥と、ほんの少し冷蔵庫で乾燥させます。

さて、サラミを仕上げている間に、スープが良い感じに仕上がってきます。

017
透き通って、ほんのり黄金色の出汁が出来ました!

022
野菜くずや鶏は出汁を取り切っちゃったので、ザルに濾して捨てます。
これで出汁の出来上がり!

いよいよポトフ作りです。

【用意するもの】
025
ブロッコリー、キャベツ、ニンジン、タマネギ、ジャガイモ、サラミ

ブロッコリーは小房に分け、キャベツ・タマネギは芯を切り取り1/4カット
ニンジンは分厚く斜めに切りましょう。

ジャガイモは後で入れるので、ひとまず皮むきして、水にひたしておきます。

026
空の鍋にブロッコリーとジャガイモ以外の野菜を隙間なく敷き詰めます。

030
出汁を注ぎ、ローリエを数枚浮かばせ火にかけます。

040
沸騰したら、火をとろ火にして蓋をして1時間以上煮込みます。

041
ブロッコリーは軽く下茹でしておきます。

046
ジャガイモは面取りをします。

047
サラミは1.5cmほどの厚みにカットします。

050
煮込み終えたポトフに、ブロッコリー、ジャガイモ、サラミを加えます。
蓋をして更に30分ほど煮込めば‥

ようやく!

ビストロアニメシ 前田未希 スタジオラコント 美少女戦士セーラームーンのポトフの再現 アニメや漫画の再現料理
六天レストランのポトフ、出来上がりです。

マヤ子さんがダイアナちゃんに振る舞ったポトフ。
サラミがほどほどに似た外観になりました。

全体から、燻製の香ばしい香りがほのかに香って今までのポトフとは少し違う感じ。
味にも期待が高まります。

ビストロアニメシ 前田未希 スタジオラコント 美少女戦士セーラームーンのポトフの再現 アニメや漫画の再現料理
まずはスープを頂きます。

見た目だけではなく、味も透明感があり、野菜の優しい味がクリアに広がります。
鶏の出汁で甘みとまろやかさが生まれている感じ。

ただ、それだけだと物足りない味を、燻製の香りが引き締めて大人な味わいにしています。
衝撃的なパンチ!というわけではなくて、本当にさりげなく色を変えています。

ポトフを食べる時はつい粒マスタードや胡椒を多用していたのですが、
これはそのままで食べたい味の構成。美味しい!

ビストロアニメシ 前田未希 スタジオラコント 美少女戦士セーラームーンのポトフの再現 アニメや漫画の再現料理
野菜はとにかくとろ火にこだわった成果があり、荷崩れしていないのに柔らかくて甘い!

キャベツをスプーンで割って食べられる〜!とはしゃいでしまいます。
予め野菜くずで出汁をとってから煮込んだので、野菜から味が逃げてしまう‥ということもなく
美味しく仕上がりました。

気がつけば今年初のポトフ。
上品で、ちょっと大人なひと癖ある味で‥
でも、しっかりと素材を大切にしていて、食べ終わる頃には体がぽっかぽかに温まる。

なんだかマヤ子さんの性格が出ている気がして、思わず笑みがこぼれる一品でした。
洗練さと、家庭的な暖かさのバランスがとても良かったです。

大人になった今だから理解出来たり、分かるのかもしれない作品の良さ。
当時の私は、自分が大人になってしまったから共感できず、楽しめないのだと思っていました。

でも実際は、まだ子どもだったから楽しめなかったのかもしれない。

特にマヤ子さんのお話は、大人になったほうが感情移入したり現実的問題や年数を考えて、
「マヤ子さん、良かったね!」と言い、ポトフを作ったり出来る。

大人になってから観るというのも悪くないな、と思いました。

六天レストランのポトフ 前篇

〜サラミ作ってみちゃう? の巻〜

今回作成するのは、美少女戦士セーラームーンSuperSに登場する六天レストランのポトフ。

生誕20周年を迎えて、最近はリメイク版の美少女戦士セーラームーンCrystalや変身アイテムのコスメが人気を博しているセーラームーン。

私にとって美少女戦士セーラームーンは、世代どまんなかのまさにバイブル。
美少女戦士セーラームーンCrystalは勿論チェックしているのですが、新しいものを観ていると昔のものもみたくなる不思議。

そして「アニメ好き」を公言しているくせに、昔の美少女戦士セーラームーンをしっかりと観たのは幼いころのみ、という状況はいかん!と一念発起。

最近、初期の「美少女戦士セーラームーン」から「美少女戦士セーラームーンセーラースターズ」までを全部しっかり観終えました。

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幼稚園の頃から小学校まで夢中になったセーラームーン。
変身アイテムが欲しくて欲しくて、誕生日や幼稚園のバザー、小学校のマラソン大会で何位以上になったらのご褒美として‥など、色んな思い出が蘇りました。

それでも、どんどんと成長して、まわりはオシャレや恋愛が話題の主流に。
「未だにセーラームーンを観ている」とは言えなくなってくる雰囲気と、自分自身も「そぐわなくなってきた」と自覚したあの頃。

冷めかけてきた状態で、それでも気になってたまに観て。

大好きだったものへの気持ちが冷めてきて、その気持ちが寂しくて、はっきりとは断ちきれずに、中途半端でいたら、遂にきた最終回。

でも、しっかりと観ていなかった私には、ストーリーがよく分からず、ちゃんと楽しむことが出来ずにいました。

それがなんということでしょう!
改めて観ると、初期の「美少女戦士セーラームーン」、2期の「美少女戦士セーラームーンR」は懐かしさと相変わらずいま見ても色あせない内容に、感情が高ぶって涙が出るくらい感動。

3期「美少女戦士セーラームーンS」も、ちょっとダークなテイストがたまらない!
デスバスターズの皆の最後がいま見ても女の妬み嫉みが見えて怖かったり、病弱な美少女ほたるちゃんが儚げで可愛かったり、ウラヌス・ネプチューンとの衝突‥登場するキャラクターの伏線がすごい!

大興奮で次は!?次は!と観つづけ、あっという間に4期へ突入。
そこまでの夢中っぷりは想定内だったのですが、問題はそこから。

ちょうど遠ざかり始めてあまり観ていなかった4期「美少女戦士セーラームーンSuperS」と、「美少女戦士セーラームーンセーラースターズ」がものすごい良かった。

なんでちゃんと観ていなかったんだろうと、今までを後悔するくらいに良かったんです。
昔は「なんでもありだな‥」と思っていた新登場のキャラクターも、今観るといやいや!相変わらずのキャラクターセンスが光輝きまくってました。

最終回のうさぎちゃんの最後のセリフに、もう感動して号泣、嗚咽。

当時はうさぎちゃんの主人公なのに泣き虫で一番ドベなところが嫌いだったけど、どうして彼女がプリンセスなのか、今なら分かる!なんて可愛い子なのだろう!としばらくは熱が冷めやらなかったです。

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‥さて、まだまだ熱く語りたいところですが、そろそろ本題へ。
今回のポトフは、SuperSのなかのお話です。

大きなお屋敷に1人で住む、「マヤ子さん」はひねくれたキツイ性格で近所では有名。
でも、それには理由があって‥

雨でびしょ濡れになった猫のダイアナちゃんを見つけたマヤ子さんは、お風呂に入れてくれ、美味しいポトフを出してくれて、本来の優しく穏やかな顔を見せます。

ここからひと悶着あるのですが、このポトフがこのお話の鍵。
立派なお屋敷は、キッチンも立派で、まるでお店の厨房のよう。

実はマヤ子さん、お店をやろうとしたまでの腕前なのです。
悲しいお話ですが、最後はハッピーエンドなのが素敵。

ある人を待ち続けたマヤ子さんのポトフは、とても本格的な外観。
ちょっと気になるのは、お野菜のほかに入っている謎の物体。

茶色っぽくて、お肉のようですが、丸い脂肪が見えていて加工肉のようにも見える。
でも、ソーセージにしては大きいし、ハムにしていは濃い色。

ということで、分からないなら作っちゃおう!ということで、自家製サラミを作ってみることにしてみました。

いざ!このセーラームーンへの熱い思いを込めて調理スタートです。

【用意するもの】
003
「大切な人のために、いつでも作っておける」範囲で本格的なものにしたいので、材料は手頃なものをチョイス。
牛豚の合い挽き、塩、砂糖、ハーブ、スパイス。

サラミなのでブラックペッパーは必須!
他のハーブやスパイスはおこのみで。

今回は庭にあったローズマリーを少々と、色合いの為にパプリカ、ターメリック、
ジンジャーにナツメグ、クミン、オレガノ、ガーリック。

004
材料すべてをボウルにいれます。

005
調味料がしっかり全体に行き渡るよう、10分以上よく混ぜます。

007
よく捏ねて、全体にねっとりしたらOK!

009
ハンバーグを作るように叩きながら丸めて、成形。

012
ポトフ用の太いタイプと、オーソドックスサイズの2タイプ作りました。

013
乾燥させる為に、冷蔵庫でこのままの状態で一晩寝かせます。

次に、サラミを待っている間に、ポトフの下ごしらえ。
具材の皮や茎を使って、出汁を取ります。

【用意するもの】
015
セロリ、ジャガイモ、長ネギ、タマネギ、ニンジン、ブロッコリー、鶏の手羽、キャベツ、ローリエ、ニンニク

017
手羽は関節を曲げて、2つに分けます。

019
今回使うのは、身ではなくてこっち!

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タマネギも、まずはいつもは捨てるこっち!

021
ニンジンも、皮と端を捨てずにまずはこっちを使います!

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ブロッコリーの茎も勿論使います。
根の部分が黒ずんでいる場合は、1cmほど切り落としましょう。

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キャベツの芯も使います。

025
ニンニクは皮を剥いた状態にします。

029
あとは、ローリエ、長ネギ、セロリを加えて鍋にイン!

032
水と塩を加え、沸騰直前で弱火にし、とろ火で出汁を取ります。

じっくりゆっくり熱を加えると、野菜や鶏ガラから、じわじわ旨味が出てきます。

いつもはついつい、ブイヨンやコンソメを使ってしまいますが、たまにはこんな風に出汁から作るのも良いものですね。
丁寧に時間をかけて料理すると、なんだか穏やかな気持ちになります。

でもお楽しみはここから!
スープの出来上がりを見るのが何と言っても楽しみです。

次回、「スープの色が!」の巻に続きます。

セーラームーンも大好物!育子ママのレモンパイ 後編

前篇の「温度を守れ!熱きパイ生地の戦い の巻」をお読みでない方は、まずはコチラ

~大ピンチ!レモンの皮が擦りおろせない!?~

パイ生地を焼いている間に、パイ生地の上に乗せるレモンカードを作ります。

聞きなれないものですが、レモンカードとはレモンのジャムの一種。
卵にバターをふんだんに使った、クリーミーで濃厚なレモンのカスタードです。

【用意するもの】
044
コアントロー、卵、レモン、バター、砂糖

レモンカードは直火にはかけずに、湯煎での調理になります。
その為、まずはフライパンにお湯をはり、一度沸騰させたら中火にしておきます。

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表面を水洗いしたレモンを、おろし器で擦りおろします。

といったものの、これがなかなか擦りおろせません。

陶器製のものではレモンの皮が硬くて、力ばかりが入り危うく手の皮を擦りむきかけました。

パール金属  Catering スムースおろし C-743

レモンの皮を擦りおろすには、このように歯が尖ったものがおすすめです。

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なんとか力づくでゴリゴリと擦り当てること数分、少しずつ擦りおろしが出来てきました。

白い部分が入ると苦くなってしまうので、黄色い表面の部分だけが取れるように擦りおろしていきます。

048
擦りおろし終えたら、レモンを半分にカット。ザルでこして、果汁を絞ります。

049
卵をボウルに割り落とします。

050
泡だて器でよく混ぜます。

051
ザルで溶き卵を濾します。

052
お湯を張り中火にかけたフライパンに、ホーロー鍋を浮かべます。
レモンを使用するので、酸に反応する鉄製やアルミ製は避けて下さい。

054
鍋をフライパンに浮かべたら、レモンの皮とレモン汁を入れます。

055
続けて常温のバターも投下。

056
あとは、溶き卵と‥

057
お砂糖を入れます。

コアントロー以外の材料は全て入れてしまいます。
順番も前後して大丈夫です。

058
これを、とろみがつくまでゆっくりとスパチュラやヘラでかき混ぜます。

卵を使用しているので、高温だと固まってしまいます。
とろみがつくまで心配になってしまいますが、ここは焦らずのんびりと。

060
かき混ぜる時に、もったりと重みが出てきました。
ここで香りづけにコアントローを数滴垂らし、プラス5分ほど湯煎でかき混ぜます。

043
レモンカードを煮ている間にパイ生地が焼けました!
バターの香ばしい香りが美味しそうで、見た目もまずまず。
熱いうちに型から外して、粗熱をとっておきます。

061
結構ドロドロで、カスタードほど固形ではありませんが、バターが入っているので冷やせば固まります。
味見をしてアルコールが飛んでいるのを確認したら火を止め、別の器に入れて粗熱を取ります。

063
写真を見てお分かりいただけるように、結構ドロドロです。
このまま乗せても、本当に形になるのか少し心配ではありますが、前進あるのみ。

065
粗熱が取れたパイ生地に、レモンカードをまんべんなく塗って乗せていきます。
量はお好みで調整してください。

066
余ったレモンカードは煮沸消毒した瓶で保存してジャムなどに。
生物なので、なるべくお早めに。
冷凍庫で凍らせてジェラートとして食べるのもおすすめです。

レモンカードを塗り終えたパイは、上にラップをかけて冷蔵庫で5分ほど寝かせます。

パイを冷やしている間に、いよいよ飾り付け部分に進みます!

【用意するもの】
067
卵白、砂糖

今回上に塗るのは生クリームではなくメレンゲです。
そして、上記の材料にプラスして‥

068
レモン汁を少量加えて味に統一感を出します。

069
通常のメレンゲ作りと同様に、ボウルに卵白を入れて泡立てます。

070
全体が白っぽくなるまで、よく泡立てます。
この段階では、まだツノが立つまでしっかり泡立てなくて大丈夫です。

072
白っぽくなったら、砂糖を加えます。

073
続けてレモン汁も入れて、今度はツノが立つまで根気よく混ぜます。

074
泡がきめ細かく、メレンゲを立てるとツノがピンと立つようになったら出来上がり。

076
冷蔵庫からパイを取り出し、メレンゲをたっぷりと乗せます。

今回メレンゲの盛り付けは、作中に従って平べったくします。
スプーンの背で撫でるようにして全体にまんべんなく広げていきます。

ここで人数分にカットすればついに出来上がり!

ですが、せっかくなので食べる前にあることをしようと思います。

077
余ったレモンの皮を切り抜き‥

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冷やしたレモンカードをスプーンですくい‥

080
育子ママの可愛いトッピングも再現!

081
心配していたレモンカードも綺麗に固まりました。
可愛らしい見た目に和まされつつ、待ちに待った実食タイムです。

口に入れてまず感じる、レモンの潔い酸味が何とも新感覚!
通常のパイでは決して食べたことのないほどフレッシュなレモンの酸味ですが、その爽やかでジューシーな味がくせになります。

卵とバターの効果でまろやかなコクがありつつ、それでいてさっぱりとしている不思議な食感。

バターをふんだんに使ったパイ生地は、口に入れると途端にホロホロと崩れます。
パイ生地の重量感とレモンカードのフレッシュさの相対によって、お互いの味が洗練されます。

そしてケーキといえば生クリームですが、このメレンゲの存在は必須。
食べて納得のベストマッチです!
この、軽い口当たりのメレンゲによってこそ、全体に統一感が生まれ、理想的なバランスを作り出しています。

082
ケーキと言うよりはまるでフルーツのよう。
でも、バターの香りで包まれ、食べる者をほっとさせる‥そんな、シンプルな味だけど複雑な立ち位置のレモンパイ。

温かい紅茶を淹れて、たまにはこんなふうに、徹底的に3時のおやつを楽しんでみるのも良いかもしれません。
口当たりがさっぱりとしているので、疲れて食欲がない時にもパクパク食べられること請け合いです。

このレモンパイを廻って、作中でうさぎちゃん達が喧嘩を繰り広げるのも納得な、どこか懐かしく、元気が沸き立つ一品なのでした。

■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□

セーラームーンも大好物!育子ママのレモンパイ 前編

~温度を守れ!熱きパイ生地の戦い の巻~

今回作成するのは、美少女戦士セーラームーンに登場するレモンパイ。

セーラームーンこと月野うさぎの母親である、育子ママの得意料理です。

おっちょこちょいで落ちこぼれのうさぎちゃんを叱るイメージの強い彼女ですが、叱ってばかりではなく料理が上手で優しい母親。

彼女の得意料理であるレモンパイは、得意料理と言うだけあり作品の中で何度か登場します。

一昔前の、懐かしさを感じるアニメといえば、そのほとんどはイチゴのショートケーキというのがセオリー。

ショートケーキではなく、普段聞きなれない、「レモンパイ」。
一体、その味はどんなものなのでしょう?

うさぎちゃんの家庭は、作者のバックグラウンドが関係して都会で比較的裕福な生活をしています。

バターをふんだんに使用した、キュートな見た目のレモンのパイ。
それは、アニメを見る子供たちの憧れの象徴でもあるのではないでしょうか。

クッキーでもなく、生クリームのケーキでもない。
そんな聞きなれないお菓子を当たり前のようにママが手作りをするという所に、不思議と憧れを持った子供も少なくないはずです。

鑑賞する年齢によって感じることも変化するアニメですが、このパイの美味しそうなイメージは変わりません。
作中で手作りが登場しているなら、これはもう手作りするしかありません!

という訳で、今回はセーラームーンから、育子ママのレモンパイの再現に挑戦です。

【用意するもの】
001
まずはパイ生地の作成です。
強力粉、薄力粉、砂糖、バターを用意します。

002
バターはよく冷やしておきます。
手の温度で溶けてしまわないように、触れないよう気をつけてバターを薄くスライスします。

004
ボウルに強力粉、薄力粉を入れます。

005
薄くスライスしたバターを投入します。

006
バターの外側に小麦粉がつくように、ボウルを揺すります。

007
バターの外側に小麦粉がついたところで、泡だて器を用いてバターを押しつぶします。

008
この時、決して練らずに、あくまでバターを細かく分けるように押しつぶします。

009
バターが溶けてきたり、柔らかくなったら、その度に冷蔵庫で冷やします。
パイ生地の行程では特にバターが溶けないように気をつけ、バターの粒を細かくしていきます。

010
目立って大きな粒がなくなったら、冷蔵庫で冷えた牛乳の半量を注ぎ込みます。

011
決して練らずに、さっくりと分けるようにして牛乳を行き届けます。
この時、無理に全体に馴染まなくて良いので、生地がまだらでもそのままにして、生地は決して混ぜないようにします。

012
残りの牛乳を、生地の水分が行き渡っていないところに何回かに分けて注ぎ込みます。
ここでも、牛乳で浸すのは大体の目安とし、十分に湿っていない所があってもそのままにします。

013
生地は無理に一つにまとめず、ボロボロの状態がベストです。

014
牛乳を注ぎ、写真のような状態になったら台の上に敷いたラップに広げます。

015
生地の上からもラップをかけます。

016
ラップの上から、生地を焼く時のタルト型の大きさ程度の長さになるように伸ばします。
手の温度が生地に伝わらないように、なるべくすばやく行います。

017
生地を広げたら、上に被せたラップを一旦剥がします。

018
生地を折りたたみます。

019
上に、先程剥がしたラップを被せます。

020
折りたたんだ生地がひとつになるように、手で軽く押し伸ばします。

024
このような行程を全部で5~6回繰り返し、生地を折りたたんでいきます。

025
お分かりでしょうか?
生地を練らずに折りたたむことで、バターの粒が小麦粉と混ざらずに残っています。
この状態が美味しいパイ生地のポイントです。

026
生地を折りたたみ終えたら、再び手で伸ばして丸い形を作ります。
室温で生地が緩んできた場合は一旦冷蔵庫に入れてバターを固めます。

028
めん棒で生地を伸ばします。

029
大きさは焼くタルト型の一回り大きいサイズ。

030
生地を伸ばし終えたら、焼き型に油を塗ります。

031
油を塗り終えた所で、生地の上のラップを剥がします。

032
ラップを剥がしたら、上にタルト型をひっくり返した状態で乗せます。

033
型を乗せたら、ラップごと生地を包んで、持ち上げます。

034
そのままひっくり返します。

035
ひっくり返した後は、行面のラップをそっと剥がします。

036
端のまばらな厚さの生地を丸めて整えます。

037
生地の端は、整えながら内側に包み込むようにします。

038
生地の端をフォークで押し込み、飾り付けをします。

040
オーブンから天板を取り出し、予熱を開始します。
生地は天板の上に乗せます。

041
生地を焼く際に、生地が盛り上がってこないようにフォークで穴を空けておきます。
あとは、予熱が完了したオーブンで焼けば生地は出来上がり。

今のところ順調に進んでいますが、果たして今後どうなる?

生地が無事にサックリと焼きあがるのかどうか!?

そして、聞きなれないレモンパイ、それにはあるクリームを作らなければならないのです。
問題はまだまだここから!

次回、「大ピンチ!レモンの皮が擦りおろせない!?」の巻に続きます。

■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□