前篇の「温泉タマゴをつくろう」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!
〜良い食べっぷり の巻〜
温泉タマゴが出来上がったので、次はカレー作りです。
今回のカレーは、川本家のカレーをイメージ。
スパイスや隠し味などのこだわりはせずに、ごくごく普通の材料と作り方で、丁寧に作ります。
【用意するもの】
ニンジン、タマネギ、ジャガイモ、カレールー、豚コマ
お肉はどうするか迷った結果、豚コマにしました。
なぜかというと、別の巻で登場する川本家のカレーが決め手。
「さー食べようねー」とカレーにサラダ、麦茶、温泉タマゴを食卓に並べるあかりさん。
皆で「いただきます」をする前に‥
ひなちゃんが仏様のごはんに、カレーをお供えします。
仏様のゴハンにカレー!?とあかりさんがたしなめますが、「だってお母さんもおばあちゃんもカレー大好きだったから‥」というひなちゃんの言葉に「ま‥正しいか」と納得。
にこにこと「今日のカレーは豚コマですよーっっ」と言ってお供えするひなちゃんが可愛くて、微笑ましいワンシーンです。
他のお肉候補もありましたが、この印象が強く、しかも買い出しに行ったらちょうど豚コマが特売!
‥だったので、豚コマに決まったのでした。
おそらく、「今日のカレーは」という言葉からも、その時々でお肉の種類は変わるのだと思います。
特売や気分によって変わるというのが、お店ではなくおうちのカレーの良さですね。
野菜は一口大にカットします。
今回は、出来上がりをごろっとした感じにしたいので大きめ。
油を熱した鍋で、野菜と肉を炒めます。
ルーのパッケージ裏に書かれた通りに作っていきます。
水を加えて、アク取り。
蓋をしてコトコト煮込みます。
さて!カレーを煮込んでいる間に、唐揚げ作り!
【用意するもの】
鶏もも肉、生姜、ニンニク、鶏ガラスープ、酒、みりん、醤油、ゴマ油
材料をすべてボウルに入れて、よく混ぜます。
ジップロックに入れて揉み込むでもOK。
よく混ざったら、冷蔵庫に入れて30分ほど寝かせます。
カレーは一度、火を止めてルーを入れます。
ルーが溶けたら、弱火で具が柔らかくなるまでコトコト煮込みます。
ジャガイモが煮崩れしないようにするには、終始弱火にするのがポイントです。
これでカレーは出来上がり!
下味を染み込ませたら、鶏もも肉をザルにあけます。
鶏もも肉に片栗粉をまぶします。
あとは、フライパンにこのくらいの量の油を熱して‥
皮のほうを下にして、こんがり揚げ焼きします。
反対側もしっかり火を通します。
カリッと揚がったら、バットに乗せて余分な油を落とします。
油を落としたら器によそって、できあがり。
炊きたてご飯をよそって‥
カレーをかける!
よそい方は、川本家に倣ってごはんの上にかけるスタイル。
あとは、温泉タマゴに唐揚げをのっけて‥
出来上がり!
温泉タマゴが、カレーに綺麗にのっかりました。
この見た目で不味いわけがありません!
高橋くんのように、まずは温泉タマゴにサクッとスプーンを入れて‥
トローリ、黄身が出てきました。この見た目がたまらん!
温泉タマゴにカレーとごはんをすくって、いただきます。
ああ‥美味しい!
スパイシーなカレーに、温泉タマゴがマイルドさとコクを出します。
味の相性も勿論ですが、食感の変化も楽しいです。
ふるふるとした温泉タマゴの白身に、とろりとした黄身。そしてサクッとジューシーな唐揚げ。
ひとすくいでは全てをよそいきれないから、「次は唐揚げを」、「今度はカレーだけで」なんて、一口一口を美味しく頂けます。
高橋くんのように、くわっと勢いのある食いっぷりになってしまうかも?
野球をやっている育ち盛りの男子中学生ならば、これは喜ぶこと間違いなしの一品でした。
ただ‥見た目通りのボリューム感で、一皿でびっくりするくらいお腹がキツキツに。
中学生男子の食欲、恐るべし!でした。
カレーに温泉タマゴは手軽なので、ハマりそうです。