前篇の「ゆいこちゃんのセンスに乾杯!」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!
〜だれか!だれか!!! の巻〜
クッキー生地が冷えたら冷蔵庫から取り出します。
生地が温まってくると台にべたつくので、念のため台には軽く打ち粉をします。
めん棒で生地をのばします。
あとは包丁で手頃なサイズにカット。
まずは正方形に切り取ってから、一辺に切り込みをいれて松原くんの紙袋の下部分を再現。
切りっぱなしでも良いのですが、作中だと紙袋の下部分は短く、とんがっていません。
なので、包丁をギザギザの半分くらいのところへ横一文字に入れて切りそろえます。
あとは爪楊枝などで表情を作っていきます。
焼き上がった時にくっきりと見えるように、目は底まで押して穴にします。
口も爪楊枝を使って書いていきます。
形作りをしたら、天板にアルミホイルやクッキングシート等を敷き、その上に均一に並べていきます。
絵心の無さが出て、シンプルな表情なのに一つ一つ微妙に変わってしまいました。
なんだかニヒルな笑みを浮かべている松原くんもいる‥
あとは160℃に予熱したオーブンでじっくり焼いていきます!
製菓の楽しさといえば、やっぱりこの焼き上がりを待つ瞬間。
調理器具を洗ったり、焼き上がり後に供に飲むものをチョイスしたり、こえ恋を読みなおしてムフムフしたり。
そういうしている間に、焼き上がりました!
焼き上がったクッキーは、クーラーの上に乗せて粗熱を冷ましてあげます。
出来上がり!可愛いー!
ちゃんと再現できるか心配でしたが、なかなか良い仕上がりになりました!
生地を包丁で細工するのが手間ですが、その細工も難しい動きはないので思ったより簡単にできます。
松原くん、いただきます。
ほんのり温かく、蜂蜜の香りが広がります。
サックサクで、口のなかでほろり、と溶けます。
クッキーってこうじゃないとね!というオーソドックスな食感。
バターの塩味がさりげないアクセントになっています。
喫茶店で販売するにはぴったりの、何か飲み物と一緒に食べたくなる味わい。
クッキーって、自分の為に作るにはちょっと勿体無い嗜好品。
特別な時、特別な人とこの美味しさを共有したいですね。
ゆいこちゃんの作ったクッキー、やっぱり他ならぬ松原くんに食べてほしい!
誰か松原くんを呼んできて!そしてまた、二人の甘酸っぱい雰囲気を見たい!
そんな妄想に進んでしまう甘いクッキーの巻なのでした。