赤福・七月の朔日餅「竹流し」

DSC05899

伊勢名物・赤福の「赤福餅」は有名ですね。
お餅の上にこし餡を乗せ、伊勢神宮の五十鈴川のせせらぎを模した三筋の形が特徴です。

口当たりがよい餡に柔らかな餅が食べやすくて、普段あまり甘いものを食べない人でも食べやすい味です。
一口でぱくり、と食べやすく、「日持ちもしないしね‥」と言い訳して、ヘラでつい1つ、もう1つ‥と食べてしまいます。

でも、今回は赤福餅以外のおはなし。
朔日餅という存在をご存知ですか?

DSC05869

「朔日餅」は特定の菓子の名前ではなく、伊勢で毎月朔日(ついたち)に限って発売されている菓子のこと。

伊勢には、毎月1日にいつもより早く起きて、神宮へお参りをする「朔日(ついたち)参り」という習わしが残っています。
朔日餅は、そんな朔日参り帰りのお客さんに向けて作られた餅菓子。
毎月1日、月ごとに変わる餅菓子なんて、とても素敵ですね。

気になるラインナップはというと、よもぎもちにさくらもち、かしわもち‥と定番の菓子は勿論、聞いたことのない菓子もあり飽きない内容です。

今回は、7月の朔日餅「竹流し」を頂きました。
赤福餅に使用されている餡を使った、特製の水羊羹です。

DSC05872
箱を開けると、竹とご対面。
要冷蔵なので少し汗をかいていますね。

DSC05875
中には竹流しの説明書きと、竹串ときりのようなものが入っています。

そう!この菓子の一番の特徴は食べ方!

DSC05887
竹の底にきりを2箇所ほど刺し、穴を開けます。

DSC05888
硬いので、けがをしないよう注意。

DSC05891
穴を開けたほうを上にして、手のひらで穴を開けた面をぽんと叩きます。

DSC05895
そうすると、にゅっと水羊羹が‥

DSC05896
出てくる出てくる‥

DSC05897
にゅろんっと出てきます。

DSC05900
あとは好みの厚さに切りつつ食べるだけ。

水羊羹なので、つるりとした食感に、口で柔らかく崩れる食感が涼やか。
赤福とはまたひと味違った風情ある一品です。

ただ、竹の香りがしっかりとついているので、それが苦手な方は赤福氷とかの方が良いかもしれませんね。
食べるまでのプロセスを楽しめる冷菓です。

夏バテに!山根くんちのにゅうめん 後篇

前篇の「暑いのに熱いの!?」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!

〜熱いのが‥悪くない! の巻〜

017
昆布からお出しが出たら、沸騰する前に昆布を取り出し鰹節を入れます。
旨味をしっかり出したいので、鰹節は手でたっぷりと掴んで入れます。

018
軽くひと煮立ち。
あまり煮込むと雑味が出るので、ほんの少しで大丈夫です。

019
漉し器で鰹節を取り除きます。

021
お出汁の良い色が出ました。
せっかくの色なので、あまりこの色がくすまないような味つけにしたいところ。

022
お玉にお酒とみりんを半分ずつ注ぎ、鍋に加えます。

027
あとは、ほんの少しのお醤油と、お塩。
醤油はそばつゆ等の色よりも薄く仕上げたいので、本当に少し。

塩の量は味を見て調整しましょう。
でも、薬味も加えるので控えめです。

029
茹で置きしたそうめんとささみを加え、麺を温めます。

030
梅干しも忘れずに。

031
麺と具が温まったら、どんぶりに注ぎ込みます。

ちびまる子ちゃんの山根くんちのにゅうめん ちびまる子ちゃんのにゅうめん ちびまる子ちゃんの料理を作ってみた ビストロアニメシの料理 アニメや漫画のレシピ 前田未希のレシピ
紫蘇を乗せて、出来上がり!

いつも紫蘇を料理に使う時は、刻んで使うことが多いのでそのまんま乗せるのは新鮮です。

ちびまる子ちゃんの山根くんちのにゅうめん ちびまる子ちゃんのにゅうめん ちびまる子ちゃんの料理を作ってみた ビストロアニメシの料理 アニメや漫画のレシピ 前田未希のレシピ
お出汁の色はイメージ通りにできたかな!
鰹だしの香りが強く、にゅうめん独特の柔らかな香りがします。

ちびまる子ちゃんの山根くんちのにゅうめん ちびまる子ちゃんのにゅうめん ちびまる子ちゃんの料理を作ってみた ビストロアニメシの料理 アニメや漫画のレシピ 前田未希のレシピ
そのまま啜ると、美味しい!
シンプルな味付けなので、暑くて食欲のない日にも重たくなくて良いかも。

とは言え、食べているうちに暑くてじんわり汗が出ますが、お腹を温めてくれているのが体に良い感じがして悪くないんです。
夏ってうっかり冷たいものを食べがちですが、体は意外と冷えてしまっているんですよね。

具がなにも無いとさすがに味気ないと思いそうですが、そこで良い役をするのが梅干しと紫蘇。
箸で梅干しを潰しほぐし、好きな量を溶いて食べ楽しめます。

紫蘇も箸で押し千切って食べると、刻みとはまた違った風味の出方で良い!
麺と梅干しを包むようにして食べると、よりさっぱりと頂けます。

これなら胃が疲れている時にも、ゆっくりスルスルッと食べることが出来ます。
つい具だくさんやしっかりした味付けにしがちですが、丁寧に作るこんな味つけも大事だなぁ‥としみじみ感じる味わいでした。

山根くんちのメニューとして納得!
お母さんの優しさが詰まった一品なのでした。

夏バテに!山根くんちのにゅうめん 前篇

〜暑いのに熱いの!? の巻〜

今回作成するのは、ちびまる子ちゃんに登場する夏バテ解消レシピ。
ちょっと暑くなってきた今日このごろ、前に見た回のあるものを思い出して食べたくなりました。

それは夏の放送回で、まる子ちゃんも友達の皆も熱さでバテ気味。
熱さで食欲減退するなか、珍しく胃弱の山根くんが活躍。

胃弱の山根くんちでは、夏バテ対策に特製の「にゅうめん」を食べるそうな。

にゅうめんはそうめんを温かい汁で食べる料理の総称で、もともとは奈良発祥です。
今では全国的にアレンジレシピが発展して知名度も高まっていますが、どうも「夏場に余ったそうめんをシーズンオフに食べる」というイメージはぬぐえませんね。

やっぱり夏は、冷たく〆たそうめんをツルツルっといくイメージが強いです。
食欲もない時にわざわざ温かいものか‥

そう思いますよね?

でも、山根くんちのにゅうめんは確かに夏向きの美味しそうなものなのです。
さっぱりしてるけれど、食べたことのない味。
気になる!

ということで、暑くなってきたこの時期!
いざ調理スタートです。

【用意するもの】
003
鰹節、昆布、そうめん、ささみ、梅干し、紫蘇

山根くんちのにゅうめんは、汁は出汁の綺麗な黄金色を活かしたもの。
なので余り余計なものはいれずに、しっかりと出汁をとります。

001
鍋にたっぷりの水を張り、昆布を入れて戻します。

006
昆布を戻している間に、ささみを茹でます。
水の状態にささみを加えて、火にかけます。

008
沸騰したら、中まで火が通るようじっくり弱火で煮ます。

009
茹で上がったら水気を切って、粗熱をとります。

015
食べやすい大きさに切りわけ。

012
山根くんのママはそうめんを茹でおきした状態で持っていたので、同じように先にそうめんを茹でます。

014
最後に温めなおすので、湯で時間は袋の指定時間より30秒ほど早めで切り上げます。
水でぬめりをとり、麺をよく〆ます。

しっかり冷やしたら、ザルにあけて水気を切っておきます。

016
そうこうしている間に昆布が戻っているので、弱火にかけて出汁を取ります。

あとは鰹節で出汁を取って‥
さすがにそのままでは味がないので、だし汁の味つけをどうするかが悩みどころ。

美味しいにゅうめんが出来るかな?
次回、「熱いのが‥悪くない!」の巻に続きます。

さつま芋菓子専門店「覚王山吉芋」の「吉芋花火」

008
芋栗南京って、本当に美味しいですよね。
独特のねっとり、ほくほくとした食感に、素朴な甘みが体に優しくてたまらない。

今回は、そんな大好きなさつまいも菓子のご紹介。
愛知県名古屋市、覚王山にある「覚王山吉芋」さんは、珍しいさつま芋菓子専門店のお店です。

最近はナッツ専門店やからあげ専門店など、様々な専門店が立ち並ぶようになりましたが、ここは創業26年の伝統を誇るお店。

名古屋駅内で見かけたことがある方も多いかもしれませんが、本店の控えめでいて趣のある店構えもまた素敵です。

003
ここの看板商品といえば、芋けんぴ「吉芋花火」!
タッパーに入った状態で販売されています。

細切りしたさつま芋を菜種油でカラッと揚げて、お店自家製の蜜を絡めた一品です。
パリパリ、ポリポリと食感が心地よくて、揚げ物なのに軽やか。
自家製の蜜がまた、余計なものが一切入っていない洗練された透明感のある蜜で良いんです。

ついつい食べすぎてしまうのが難点です。

くどくない甘さなので甘いモノが得意では無い方にもおすすめですが、実はこの「花火」、もう1つありまして‥

甘くない、「吉芋塩花火」も絶品です。
さつま芋って、甘い仕上げもしょっぱい仕上げも合うんですよね。
こちらは手でつまんでもベタベタしないので、更に手が伸びやすいです。

007
そして私が花火と同じくらい好きなのが、この大学芋「べっ甲芋」。
カリカリ食感の花火も大好きですが、さつま芋好きとしてはあの「ほくほく感」を楽しめる一品も大事にしたいところです。

まず、べっ甲の名にふさわしく、淡い黄金色の艶めくビジュアルが上品で良い。
そして家ではなかなか真似できない、外側をカリッと仕上げていながら、中はしっとりほくほく感を保つ絶妙な揚げ具合。

舌に入れた時には、蜜がとろりと当たり、咀嚼すると外側も内側も無限大の表情を見せてくれるのです。

004
あとは、タッパーに「追い蜜」がついてくるのも嬉しいところ。
好きなだけ蜜を足して召し上がっちゃって下さい。

覚王山吉芋さんは、その他にもあらゆるさつま芋菓子を展開しています。
奇をてらうような形や名ではないのに、洗練されていて、素晴らしい名前ばかり。

次は他のものにも手を出そうか‥いや、まずは定番の花火も押さえておきたいし‥あ、花火は甘いのと塩どっちにしよう?

ここに来ると優柔不断に拍車がかかります。
本店では、試食も出来るので是非お好みのさつま芋を見つけて下さいね!


覚王山吉芋本店 店舗情報
住所:愛知県名古屋市千種区日進通5-2-4
電話:052-763-2010
営業時間:10:00-18:00
定休日:無休(年末年始を除く)

ビストロ・アニメシ