前篇の「腹が減っては盗みはできず」の巻をお読みでない方は、まずはコチラから!
~「山盛りパスタは何人前?」の巻~
ミートボールが出来あがっている以上、料理を途中でやめる訳にはいきません。
沸騰したお湯に塩を入れて茹でます。
大量なので、底にくっつかないように混ぜるのも大変。
現実はこっち。
ステンレスはサビなくて良いですが、熱がすぐ伝わるのが難点です。
入りきらない分の麺は、ラーメン屋さんの「てぼ」にヒントを得て‥
半ば無理やりですがコレで代用。
味噌汁用の物に入れて水気を落としました。
ここで麺がくっつかないように、少量のオリーブオイルを垂らしておきます。
水気を切ったら麺をトマトソースとミートボールの入ったフライパンに入れます。
心配な場合は、ミートボールが潰れないようにお皿に避難させておきます。
混ぜる余地なしのフライパン。
麺の下にはトマトソースとミートボールがあります(見えませんが)。
結局のところ、どうするかというと
チカラワザ。
とは言え、箸などで混ぜるのは非効率ですし、困難。
トングを使うと、取り分けやこんな状況では麺も潰れず便利です。
トングで下に埋もれている具と一緒に掴んで、下から上に混ぜます。
十分に全体が混ざり、麺にトマトソースの色がほんのりと付いたら出来上がり。
あとは盛り付けをして、食卓へ。
「おまちどうさま!」
「おー!うまそう!」
実はこの盛り付け、5束茹でたものの入りきらず、4束分です。
つまり、結果として麺は3~4人前で十分に再現可能ということが実証されたわけです。
肝心のお味はというと、シンプルな味付けと具材なのに飽きがこない!
いくらでも入ってしまうので、後でお腹がキツキツになりました。
作中ではルパンと次元は麺の取り合いをしていますが、ミートボールも味が滲みていてこれまた美味。
ごちそうさまでした。
あの2人とは違い、食後は大抵の人がポテ腹になりそうなので注意。
大きいパスタ用の鍋があると簡単に作れるので、大勢での食卓などに是非。
今回の「ミートボールスパゲティ」の詳しいレシピは下記で掲載しています。
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