〜大泥棒の氷菓子 の巻〜
今回作成するのは、ルパン三世 炎の記憶~TOKYO CRISIS~に登場するかき氷。
夏はやっぱり、冷たいかき氷!
好みのシロップをかけて、涼やかなひとときを楽しみたいところですが‥
世界の大泥棒ルパン三世は、そんじょそこらのかき氷では満足しません。
なんとルパンと次元の食べるかき氷は、ビール味!
以前もすき焼きにビールを注ぐというビックリな行為をした彼らですが、それだけでは飽きたらず‥。
「夏はこれだぜ~」と言って美味しそうにかき氷を食べるルパン。
氷でビールが水っぽくなってしまって美味しくないのでは?と思いますが、一体どうなのでしょう。
試しに、何のシロップもかけていないかき氷にビールを注いでみたものの‥
シャクシャクとした食感のビールかき氷は、確かに清涼感があって美味しい。
ですが、それも最初の数口。
溶けて水っぽくなってしまう前に食べないと!と思うと、焦ってしまって酔いが回ってしまいそうになります。
見た目も水気が多くて、思い描いていた様にはならず‥
せっかくなんだから、ルパンたちのように楽しく美味しくて、酔いもほどほどなかき氷が食べたい!
ということで、ビール自体を凍らせて作ってみることにしてみました。
一体どんなお味になるのか分からないけれど、試してみるのみ!
【用意するもの】
ビール
ガムシロップ
この2つの材料で出来てしまいます。
ビールは味が水っぽくならないように、コクのあるものを使用します。
ビールは、白味がかった黄色のホワイトビール・ヴァイツェンなどが合います。
その他、出来上がりの色は変わってしまいますが、黒ビールも苦味が効いて面白そうなので試してみることにしてみました。
ガムシロップがない場合は、砂糖:水=1:1の割合で溶いたものをレンジでチン。
お好みのとろみ具合に調整出来るのが手作りの利点です。
材料が出揃ったところで、タッパーにビールを注ぎ込みます。
黒ビールも同じようにタッパーに注ぎます。
ビールを注ぎ終えたら、両方にガムシロップを加えます。
ガムシロップが全体に混ざるように、よくかき混ぜます。
炭酸が抜けても問題ないので、気楽に混ぜます。
泡も放置しておけば、じきに消えるので大丈夫です。
糖度は同じでも、温度が低ければ低いほど甘さは鈍くなります。
ひと口すくって味見して、「ちょっと甘くどいかも?」というくらいが丁度良いです。
そうは言っても、味見すると何とも言えないお味。
調理している間にぬるくなってきてしまって、ガムシロップの甘さがやたら口に残ります。
凍らせただけでこれが美味しくなるのか‥一抹の不安にかられつつも、ここまできたらやるしかない!
次回、「凍り過ぎない?‥凍らない」の巻に続きます。
■□■□ 今回使用した調理アイテム ■□■□
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