〜もちろんアンチョビも自家製よ! の巻〜
今回作成するのは、ドラゴンクエスト7に登場するアンチョビサンド。
ゲームを開始してすぐ、主人公が母親マーレからおつかいを頼まれます。
おつかいの内容は、父親ボルカノの元にアンチョビサンドを届けるというもの。
マーレから三角の形をした美味しそうなサンドイッチを受け取り、物語を進めていきます。
アンチョビサンドはマーレの得意料理で、ボルカノの大好物。
確かに、新鮮そうなレタスが挟まったそれは美味しそう。
サンドイッチにアンチョビを入れる‥。
普段作るラインナップとして、すぐには登場しない食材です。
でも、塩辛いのを上手く扱いさえすれば、美味しいサンドイッチになりそう!
ドラゴンクエスト7の世界は、主人公が住むエスタード島だけしか島がないと言われています。
ということは、お店もあることにはあるだろうけれども、自給自足できる部分はそうしているのかも。
特にすぐ目の前が海ならば、魚介類の調理が得意なお母さんが多そうなイメージ。
得意料理というからには、アンチョビを作る所からやってみましょう!
ということで、調理スタートです。
【用意するもの】
イワシ、オリーブオイル、塩
アンチョビは言わずと知れた保存食。
塩がまるで牛乳のように見える量を、惜しげも無く使うことが、失敗しないポイントです。
まずはイワシを水洗い。
鮮度を落とさないために、手をあらかじめ流水で冷やし、水を流したまま処理することをおすすめします。
鱗や血などを手で軽く撫でて、綺麗に流します。
この時に血溜まりの多いものや、傷の多いものは選別します。
頭の部分を切り落とし、下腹に切れ目を入れて内蔵を取り出します。
小ぶりのイワシは、キッチンばさみを使うと便利。
流水で内蔵を流し、指で腹を開きます。
柔らかいので簡単に開けます。
骨は首側から引き出すだけで、簡単に取れます。
骨を取り除いたら、最期に骨や血合いを綺麗に洗い流します。
これでイワシが捌き終わりました。
キッチンペーパーを敷いたバットに、イワシを間隔を開けて置きます。
しっかり水気を取るのも、アンチョビの成功ポイント。
上からもキッチンペーパーを被せ、軽く押して水気をよく拭き取ります。
さて!ここからは、塩にイワシを漬け込む作業です。
まずは蓋付きのタッパーに塩を敷いておきます。
イワシの腹に、塩を擦り付けます。
塩の量はイワシの大きさによって上下しますが、目安として身の色が見えなくなるくらい。
擦り終えたら、身をパタンと閉じます。
塩を擦り付け、身を閉じて‥の繰り返し。
タッパーに程よく並ぶ数を詰めます。
一段並べたら、上から塩をまぶします。
塩をまぶしたら、同じように魚を並べていきます。
再度塩をまぶし、また並べ‥を繰り返します。
大小で2つのタッパーに出来ました。
あとはこれを冷蔵庫で1ヶ月、寝かせます。
塩漬けに一ヶ月、そして次もまだまだ、時間のかかる作業が待ち構えています‥!
でも、時間はかかるけれども特に難しい行程はありません。
ちまちま、じっくり丁寧に作るアンチョビ。
その作業と、イワシからアンチョビに変わりゆく行程を見るのは結構楽しいです。
無事に美味しく出来ることを願いつつ、次回「ボルカノにサンドイッチを届ける!」の巻に続きます!
さふらん
マーレさんのアンチョビサンド!!
幼い頃、聞きなれない「アンチョビ」の響きと嬉しそうなボルカノさんの反応に胸躍らせたものです。
そういえば昔、「ドラゴンクエスト7 4コマ漫画劇場」という本の中で不味いアンチョビサンドと美味しいアンチョビサンドを作っていた方がいたような……
マヨネーズを使ったレシピだったと記憶しています。
架空の思い出の味、アンチョビサンド。
出来上がりがとても楽しみです(*´∀`)
グラつき
一匹一匹これは大変そうですね…お疲れ様です(苦笑)
BistroAnimeshi
さふらん様
私もプレイ中に「アンチョビ??」と思った一人です。
「ドラゴンクエスト74コマ漫画劇場」、ちらりと読んだことがあった気がします。
アンチョビサンドを作っていた方がいたとは‥!
アンチョビも沢山用意できたことだし、色んなレシピを作ってみようと思います!
後半もお楽しみに。
BistroAnimeshi
グラつき様
本当に、ちまちまと時間のかかる作業でした。
水が冷たいのがちょっとつらかったですね(笑)