前篇の「ぷるぷる重視で」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!
〜時代に抗え! の巻〜
カラメルソースの仕込みが出来たら、次は大事なプリン部分に進みます。
鍋に砂糖を入れて、
牛乳を注ぎます。
香りづけにバニラエッセンス少々。
沸騰直前まで火にかけて、砂糖を溶かします。
牛乳を温めている間に卵液を作ります。
今回は出来上がりを淡い色合いにしたいので、全卵使用。
濃厚なものがお好みでしたら、卵黄だけで作っても。
ボウルに卵をいれて、
カラザを取ります。
全部取りきれなくても、後ほど漉すので問題ありません。
泡立て器でよくかき混ぜます。
泡立て終えた卵液を濾して、下準備完了。
そうこうしている間に牛乳が丁度良い感じ。
火を止めます。
必ず火をとめてから、ゼラチンを加えましょう。
板状のものや、注意書きに予めふやかす必要があるゼラチンはふやかしておきましょう。
今回はすぐ溶けるゼラチンなので直入れです。
ゼラチンが溶けきるまで、軽くかき混ぜます。
溶けきったら卵液を加えます。
一色になるまで、くるくると混ぜます。
ゼラチンのダマ等が残らないよう、舌触りを滑らかにするため、2回ほど漉します。
あとは、カラメルソースを注いでおいたカップに均等に注ぎます。
しばらく粗熱を取った後、冷蔵庫で2〜3時間冷やします。
ゼラチンで作るプリンやゼリー、ババロア類は、行程がシンプルで手頃なのが魅力です。
でも、この最後の冷えるのを待つ、というのが待ち遠しくて仕方なくなります。
そして遂に待ち焦がれた瞬間!
プリンがよく冷えていることを確認してから、竹串をふちに差し込み奥に空気を入れます。
そのままプリンをお皿に向けて、ひっくり返すと‥!
ぷるぷる♪
愛ちゃんのツヤぷる手作りプリン、完成です!
ツヤッツヤです。ぷるんぷるん!
スプーンでつつくとぷるんと
揺〜れる〜
そなた〜!
ゼラチンが大活躍する仕上がりとなりました。
蒸して作る正統派プリンも大好きだけど、ゼラチンで作るプリンも大好き!
シンプルな材料で作ったプリン、スプーンでつつくたびにふるふると揺れます。
口に運ぶと、つるっとして爽やかな口どけ。
卵とバニラの甘い香りに包まれます。
カスタードはあまり苦くなく、お子様でも美味しく頂けそうです。
食べた後にほのかに感じる苦味が、甘ったるさを解消してくれて良い感じ。
これならカズマ君もおじゃる丸も喜んで食べてくれそう!
でも、全力でぷるっぷると揺れるその姿、ちょっとゼラチンを入れすぎたような気がしないでもありません。
今時は口どけ柔らかなふるふるとしたプリンが主流な中、潔いくらいに時代に抗った仕上がりとなりました。
今度はゼラチンを減らして作ってみようかな?
でも、これはこれでまた美味しい!
簡単なので、今後のおやつ作りによく登場しそうな予感です。
愛ちゃんが毎日作れるレシピに出来た気がして、満足な一品でした。
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