前篇の「たまにはガチなやつ」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!
〜クラフティに入れるべきか、入れないべきか‥ の巻〜
ヨシュアさんの作ったトマトタルトは、カスタードクリームのような生地に幾つものトマトが埋め込まれています。
フルーツ系のお菓子というと、生菓子のカスタードにフレッシュなフルーツが乗ったタイプと、カスタードクリームや甘い卵液をオーブンで焼き、プディング状にしたクラフティの2種類があります。
クラフティは厳密にはタルトとは別物ですが、最近ではタルト生地にクラフティを流しこんだハイブリットタイプもあるので、ありえないわけではない。
そこで生じるのは、ヨシュアさんのトマトタルトはどっちなの?ということ。
見た目にあまり焼いたあとはみられませんが、カスタードにトマトが埋まっている感じは焼いたり固めの生地じゃないと出来ないような気もします。
迷いに迷い‥
とりあえず、カスタード部分は置いといて、タルト生地を作ることにしました。
【用意するもの】
ビスケット、牛乳、バター
ヨシュアさんほどのお菓子作り上級者は、タルト生地くらいササーッと作ってしまいそうですが、ビスケットも常備していそう。
「作ったビスケットが古くなりそうだから」ビスケットから作るタルト、というのもお菓子作り上級者っぽく思います。
そして、子どもと一緒に「簡単なタルト生地の作り方があるんだよ」と言って教えてあげたりしていそうだな‥という妄想により、ビスケットから作るタルトにしてみます。
ビスケットを丈夫なビニール袋に入れます。
ビスケットが粉々になるまで、手やめん棒で砕きます。
写真のようにビスケットがまだ形があるうちは、まだまだ。
ビスケットを焼く前の粉に戻すくらいの意気込みで砕きます。
粗い破片がなくなるまでよく砕きます。
手に乗せて、粉がサラサラとしていたらOK!
常温に戻したバター(もしくは溶かしバター)と、牛乳を加えます。
スパチュラや木べら等でバターと牛乳を全体によく馴染ませます。
生地がしっとりしているうちに、生地をひとつにまとめます。
生地を型に置き、厚さ1cmほどになるように生地を型に伸ばします。
側面などはひび割れをしないように、ゆっくり丁寧に生地をのばしましょう。
あとは、タルト生地を焼いた時に、底が膨らんでしまわないようにフォークでピケします。
予熱したオーブンで焼きます。
あとは粗熱が取れるまで置いたら、タルト生地の出来上がり。
そしていよいよタルト生地の中をどうするか問題が再燃です。
クラフティみたいに焼くのか、生でいくのか、はたまた‥。
次回、「トマト要素はここに加えることにした」の巻に続きます。
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