前篇の「ふと思い立って」の巻をまだお読み出ない方はまずはコチラから!
〜ロボとーちゃんの中身って? の巻〜
ピーマンを切り分け、あとは炒めれば出来上がり。
ロボとーちゃんの味付けや調味料って何なのでしょう。
というか、ロボとーちゃんが「おしおき」をすることになってから、このピーマン100%炒めを出すまでほんの数秒。
そしてシーンに出てくるピーマン炒めは、照りなどはあまりなく、軽く焦げたとてもシンプルそうなもの。
ロボとーちゃんにお料理機能が搭載されていても、体内にそれほど沢山の調味料はないような気がします。迷いますね‥
そして思い出した、ロボとーちゃんのエネルギー。
ロボットになってしまってから、家族のためにできうる限りのことをしようと頑張ったロボとーちゃん。
そしてロボとーちゃんが家のことをしてくれるので、ちょっと太り気味の妻みさえ。
ロボとーちゃんに「太った?」と聞かれ、「そ、そんなことないわよ〜」と、はぐらかそうとみさえが渡したのが「エクストラヴァージンオイル」。
ロボとーちゃんは大喜びで、「おいおい、こりゃご馳走だなぁ!」と言い、「お給料日だから奮発しちゃった」と和気あいあいするシーンがあるのです。
その後、トラブルが起き物語は佳境へと進んでいくのですが‥
もしかして、エネルギのオイルは料理に共通して使うのでは?と思いました。
というわけで、エクストラヴァージンオイル。
エクストラヴァージンオイルを熱したフライパンで、大ぶりなカットのピーマンから強火で炒めていきます。
全体に熱を通すように手早く回し、他のカットのピーマンも加えてざざっと炒めます。
あとは、傷みづらい調味料といえばコレ!うま味調味料。
ほかは塩胡椒でシンプルに味付けをし、炒めます。
あまり炒め過ぎるとピーマンのシャッキリした食感がなくなってしまうので、表面にツヤが出て軽く焦げ目が出たらOK。
シンプルですが、これこそピーマンが苦手なしんちゃんにはツライ調理法かもしれません‥。
あとは、コルクの鍋蓋をアルミホイルで包んで、ロボとーちゃんの手皿風に。
「オシオキダ、ノハラ シンノスケ」
「サァ、クエ。クエ、クウンダ」
好き嫌いをするのは良くない。
でも、ここで出る「おしつけることが躾じゃねえんだ!自分からやらなきゃ意味がねえんだよ!」という良いセリフがまさにそういうことですよね。
合計18個のピーマンを使用した、ピーマン100%炒め。
こりゃ、ピーマン嫌いには非常に酷な一品だと思います。
でも、味付けはピーマン嫌いではないのなら、シンプルでありながらも美味しいんですよ。
普段あまり使わないのですが、うまみ調味料って手頃で美味しくなって便利なものですね。
3種類に分かれたピーマンが、火の通りによって食感が代わり違う表情を見せています。
輪切りにしたピーマンは、火がしっかりと通り、とろりとした食感に。甘みが強調されています。
乱切りにしたピーマンは、一番親しみやすい丁度良い食感、青々しさ。
縦半分にしたピーマンは、ザクっとした食感にインパクトがあり、苦みが一番感じられます。
あらゆる方向からピーマン嫌いを責める恐ろしき調理法だったことが判明。
ピーマン好きとしてはノーダメージなので、意地悪く笑いながら食べました。
そうは言っても、これだけ食べると何だか昆虫にでもなったような気分に。
実際に食べるよりも、出来上がった瞬間のビジュアルがやっぱり最高ですね!
ちゃーんと「ごちそうさま」と言えるしんちゃん、とっても偉い!と思った一品なのでした。
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